「ぽちゃん」 1999年3月号通巻48号 作:なかのまさたか
ぬいぐるみのねこが、家族の留守中どこからか聞こえてきた「ぽちゃん」という音の探しに家の中を探検する話です。このぬいぐるみのねこ、別な話に出てくるねこの再登場だそうです。(2歳7ヶ月)
「バルンくん」 1999年2月号通巻47号 作:こもりまこと
バルンくんは緑色の自動車です。元気に車庫を出て、坂道を上り、すいすいくだって、レース会場に登場です。胸を高鳴らせて、さぁ、スタート!! レースというのがどんなものかはまったくわかっていなかったと思いますが、「バルンくん」という響きが気に入ったのか、「バルン、バルン」と言いながらページをめくっていました。(2歳6ヶ月)
「もー いいかい?」 1999年1月号通巻46号 作:ゆうきともこ
こども部屋のようなところで、子猫がかくれんぼのオニになっています。「もー いいかい」 見つけた友だちは、ウサギにクマにリス。あともう1人の友だちはどこ? こどもと一緒に「どこだろうね、だれがかくれてるんだろうね」と言いながら読むことが求められているのだろうな、というのがなんだかわかりすぎてしまって、私はいま一つなじめませんでした。
「しろろん くろろん」 1998年12月号通巻45号 作:素永定正
不思議な形と不思議な言葉が次々現れます。音の響きはおもしろかったようですが、音と色との関連はまだ理解できなかったようです。そんなこと考えずに楽しめばいいのかもしれないけれど。このシリーズ、2歳までを対象としているけれど、もう少し色の名前がわかるようになってから、もう一度読んであげたいと思います。(2歳4ヶ月)
「おふねに のって」 1998年11月号通巻44号 作:スギヤマカナヨ
まるちゃんが、おふねにのっておでかけです。さんかくちゃんがおふねを見つけて「わたしも のせて」「はい どうぞ」 その次はしかくちゃん、最後はながほそちゃんが乗ってきます。繰り返しが楽しい、作者も楽しんでいるのが伝わってくる本です。この世界で、いろいろな話を読んでみたいと思います。
「ぼく ばったです」 1998年10月号通巻43号 作:そやたけし
こどもの部屋らしいところにはいってきたバッタが、あっちにとまったり、こっちにとまったりして、窓から出ていく話です。この本を購入した時点(2歳3ヶ月)では、バッタをはっきりみたことがなかったせいか、今一つぴんとこなかったようです。
「ねんねん のはら」 1998年9月号通巻42号 文:あまんきみこ 絵:ほさかあやこ
ちゅうちゅうねずみがあそんでいると、かあさんが呼びます。「ねんねん のはらに いらっしゃい」 同じように、うさぎのかあさんが、きつねのかあさんが、こどもたちをよびます。「ねんねん のはらに いらっしゃい」 そしてみんな、かあさんの子守歌で眠ります。おやすみ前の一冊といったところでしょぅか。読み方が上手なら、こどもも眠る気になってくれるかも。(2歳1ヶ月)
「あんよは じょうず」 1998年8月号通巻41号 文:わたなべしげお 絵:ちょうしんた
やっとあんよができるようになったくまのぼうやが、おじいさん(多分)くまに手をひかれて、おさんぽです。転んだり、乗り越えたり、あんよの一歩は、冒険への第一歩なのです。
シンプルな画面構成で、くまのぼうやもかわいらしいのに、なぜかこどもの興味をひきませんでした。自分がおおむね歩けるようになって一年が過ぎ、あんよの頃のどきどきをすでにすっかり忘れていた、ということでしょうか。ちなみに、一歳半健診のとき、問診票の「歩き出した時期」の欄に「1歳11ヶ月」と記入し、保健婦さんとの面談のときに「誕生日の前日に歩き出しました」と説明したら、「それじゃ、1歳と同じですよ」と笑われました。でもね、保健婦さん、初めての子を持った親にとって、「お誕生までに歩くかどうか」というのは、結構プレッシャーのくる問題なんですよぉ...「あー いいきもち」 1998年7月号通巻40号 作:しまづかずこ
トマトやきゅうり、にんじん、セロリが、暑さでぐったりしています。みんな、お水にはいってごらん。ほら、いい、きもち。写実的な絵なのですが、水に浸かっている野菜たちが、くつろいで気持ちよさそうに見えます。
「かえるくん あそぼう」 1998年6月号通巻39号 作:きくちひでお
かえるくんとあそびたいいぬくん。でも、かえるくんはそんな気にはなれなくて、すたこらぴょんぴょん逃げていきます。
逃げる、追いかける、の繰り返しというのは、結構こどもには人気があるのではないかと思うのですが、むすめの反応は今一つでした。何度か「読んで」ともってはきたのですが...
「あそんで」「いや」というテーマでは、後日「年少版こどものとも」で出版された五味太郎作「あそぼうよ」が秀逸だと思います。「ラッパッパー」 1998年5月号通巻38号 作:にしまきかやこ
たぬきが たいこをたたいています。きりんがバイオリンをひいています。さまざまな音が、いろいろなかたち、いろいろな色になって、飛び出します。結構、読んであげるのがむずかしい本でした。(1歳9ヶ月)
「はしるの だいすき」 1998年4月号通巻37号 作:わかやましずこ
「びゅん びゅん」とか、「ぱんか ぱんか」とか、「どっぱ どっぱ」とか、いろいろな動物が走ってきます。なぜ、こんな擬音?とも思うのですが、読んでいると、確かにそういう音が聞こえてきます。足音ではなく、走っている様子を表す音なんですよね。ちなみに、「どっぱ どっぱ」は、私の大好きなキリンの音です。
「ついてきてね」 1998年3月号通巻36号 作:かなおけいこ
かものおかあさんが、5羽のこがもを引き連れて泳いでいます。一列に並んだこがもたちの後から、かめが着いてきます。一番後ろのこがもは、かめがとても気になる様子。「ついておいでよ」と誘います。みんなが陸に上がり、おかあさんのおなかにくっついて眠ります。一時期とても気に入っていた本で、毎日のように読みました。最後の「さあ みんなで いっしょに ひるねです」という言葉に、けらけら笑っていました。こどもにとって、幸せな気持ちに誘われる本のようです。(1歳7ヶ月)
「せっけん ぷくぷく」 1998年2月号通巻35号 文:おおぞのゆみこ 絵:はまだようこ
お風呂の洗い場で、ちいさな子が洗面器を前にして遊んでいます。泡立ててみたり、シャボン玉をふいてみたり。楽しそうな絵なのですが、当時の我が家の現状にあわない... というのも、洗面器の中には浴用剤で色の付いたお湯が入っているし、身体を洗うのに使うと思われるスポンジ高海綿だかがあるのですが、アトピー持ちのむすめには、浴用剤は使わなかったし、洗うのはスポンジではなく、親の手で洗っていたし、しかもこの本のテーマであるところのせっけんは固形せっけんですが、むすめのは敏感肌用のボディーシャンプー。持って遊ぶこともできないし、ぷくぷくと泡だったりもしないのでした。こどもに受けそうな本でありながらむすめの反応がいまひとつだったのは、実体験がなかったからではないかと思います。(1歳6ヶ月)
「どいて どいて」 1998年1月号通巻34号 文:はせがわせつこ 絵:井上洋介
男の子がずんずん歩いていきます。「どいて どいて ぼく いくんだから」 でも、ぞうも、かばも、へびもどいてくれません。でも、かまわない、ぼくはくぐっていく、乗り越えて行くから。元気で気持ちの良い本で、私は気に入ったのですが、むすめの反応はいまいちでした。ちょっと早かったのかな。(1歳5ヶ月)
「ぱか ぱか」 1997年12月号通巻33号 作:ふくちのぶお
馬が勢いよく走っています。石を、花を飛び越えて。めざすは牧場。ぱか、ぱか、ぽーん。飛び越すときのこの音が楽しかったようで、むすめはけらけら笑って何度も読んでもらいたがりました。(1歳4ヶ月)
「このこ だあれ?」 1997年11月号通巻32号 作:加藤チャコ
せなかをむけた動物がいます。このこ、だあれ? ページをめくると、だれだかわかる、そのくり返しです。かたちを変えた、「いないいないばぁ」の本ですね。
「いろいろどうぶつえん」 1997年10月号通巻31号 作:パトリック・ラロッシュ
さまざまな色紙で作った切り絵という感じです。見開きそれぞれが切り抜いた部分と残った部分で作られた動物になっています。実際には、そういう風に描かれているだけで、そのものを使っているわけではないのですが。かなりデフォルメされた絵で、これをその動物の姿だと思われると困ると思ったのですが、むすめは気に入っていました。タイトルにも関わらず、表紙はなぜかさかなです。(1歳2ヶ月)
「きたよ きたよ」 1997年9月号通巻30号 作:ごんもりなつこ
主人公はたんぽぽです。チョウチョがやってきたり、アリが来たり、ハチが来たり。みんな、蜜を飲みにやってくるのです。だれもいなくなると、たんぽぽはちょっと寂しい。だから、「きたよ きたよ」 たんぽぽはお客さんの訪れを待ちわびているのです。
「ゆーらりや」 1997年8月号通巻29号 文:おのりえん 絵:アンヴィルなほこ
大きな目の赤ちゃんが、ふしぎなゆりかごに寝ています。全然眠くないのに、こんなところに寝かされちゃった、という顔。ゆーらり、ゆーらり、ゆりかごゆれて、ゆりかご、ふんわりどこいくの? おいけに浮かび、のはらを越えて、ぼうやのゆりかご、ほしの国。あくびがでたら、夢の国。(1歳0ヶ月)
「こぶこぶ こぼこぼ」 1997年7月号通巻28号 作:駒形克己
穴あき絵本です。水と泡のさまざまなかたち、さまざまなおとを描いている....のかな? 穴あき絵本は初めてということもあって、むすめは相当気に入ったようです。丈夫な作りで、あかんぼが乱暴に扱っても壊れない作りなのがありがたいです。(0歳11ヶ月)
「どん どん どん」 1997年6月号通巻27号 作:パトリス・アリスプ 訳:やまぐちともこ
ぬいぐるみらしきさまざまな動物が、いろいろな楽器を使って行進する話です。楽器それぞれの音の繰り返しや組み合わせがおもしろいのですが、なんだか画面の魅力に欠けて、私としては楽しめませんでした。
「おなべ ぐつぐつ」 1997年5月号通巻26号 作:ほさかあやこ
おなべが火にかけられています。ぐつぐつぐつ。なに煮てるの? だんだんに豆が煮上がって、さいごには「いただきます」になります。
いまのこどもは、家でお豆を煮て食べる子は少ないかもしれませんね。かくいう我が家でも、この本が来た頃には、豆を煮たことはなかったのですが。でも、こどもができあがりを楽しみに待つには、煮豆は時間がかかりすぎるかも。
この感想を書くために本を出しておいたら、むすめが見つけて、「お豆煮て」と言い出しました。もっと、涼しくなったらね。
(1999.8.29 3歳3ヶ月)「すなあそび しよう」 1997年4月号通巻25号 作:舟橋全二
砂遊びの道具を一つずつ解説しているような絵本です。我が家のこどもは、出てくるような砂遊びの道具はたいていもっているのですが、日頃砂そのものでは遊んでいないので、ぴんとこないところもあったようです。安心して遊ばせられる砂場が欲しいです。
「ぼくのおうち しってる?」 1997年3月号通巻24号 作:ふくしまあきえ
片づけ忘れられたぬいぐるみのくまが、家の中のいろいろなものに聞きながら、自分の家に戻るまでのお話です。
電話がダイヤル式の黒電話だったので、今時?と思いましたが、そのほうが味はあるかも。ボタン式では顔にしにくいし。くまくんの家は、2階建ての家で、各階2部屋のそれぞれにぬいぐるみの動物が住んでいます。こういうおもちゃ箱(?)があると、子供は片づけやすいかも。といっても、くまくんは忘れられてしまったわけですが。「ふうちゃん おさんぽ」 1997年2月号通巻23号 作:小野かおる
小さなふうちゃんが、風船をもってお散歩です。かえるを連れていたり、犬にひっぱられていたり。買ったばかりのとき(7ヶ月)のときにはまるで興味を示さなかったのですが、その後かな長いこと、一番のお気にいり絵本でした。大好きな風船が出てくるのと、動物たちの泣き声や擬音が楽しかったようです。
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