誕生日ストーリー

本体価格¥3000 ブックケース¥200
<ストーリー紹介>ゆうちゃんを主人公にした場合の例です。
            実際は縦書きになります。本体サイズ約21cm×24cm

wishing bookバースデイ表紙 ゆうちゃんの
せかいいっしゅう たんじょうび
バースデイ タイトル みずさき ゆうきちゃんへ



2002年6月30日
おとうさんとおかあさんより
ネコはかせのてがみ ネコのはかせから てがみが とどきました。
へたな ネコごで かいてあります。
「ゆうちゃん こないだは
ホットケーキ ありがとう。
おかあさんに しかられにゃかったかい?
6月30日は ゆうちゃんの たんじょうびたね。
おれいに ぼくが はつめいした
ひこうせんに のせてあげよう。
たった いちにちで
せかいいっしゅうできる すごいやつだよ。」
しょうがっこうからの かえりみち
ゆうちゃんが いえのちかくまでくると
ネコのはかせが へいのうえで
ゆうちゃんを よびました。
「ゆうちゃん てがみを よんでくれた?
いちど ぼくのけんきゅうしつを みにこないか。」

ネコはかせの けんきゅうしつは
ちいさな やまの ちょうじょうに ありました。
けんきゅうしつ
はつめいひん けんきゅうしつには
いろいろな へんてこな はつめいひんが
たくさん ならんで いました。
「あのてがみは
この ネコごへんかんコンピューターで かいたのさ。
これは アジのひものオートつりき。
これは キャットフードふくらましきだ。」
ネコはかせは じまんそうに
はつめいひんを せつめいして くれました。
いちばん おくに
こんど のせてもらう ひこうせんが
ピカピカ ひかっていました。
「この ひこうせんが とぶのは
じかんに ひっぱられるからなんだ。
だから とんでいるうちに
はるから ふゆ
あきから なつへ ぎゃくもどり。
ちきゅうを はんぶん まわると
ゆうちゃんのとしは
6さいに もどってしまう。
でも しんぱいは いらないよ。
あとの はんぶんで
7さいに もどるからね。」
じかんにひっぱられる
やくそくのひ たんじょうびの 6月30日
やくそくの 12じに
ゆうちゃんが まどを あけると
あの ひこうせんが ブーンと
ちいさな おとを たてて うかんでいます。
まるい ドアが あいて
ネコの はかせが おりてきました。
「ゆうちゃん 7さいの おたんじょうび おめでとう。
おいわいの せかいいっしゅうに
さあ しゅっぱつだ!」
はかせが はつめいした
ひこうせんネコふくを きると
ゆうちゃんは ひこうせんへ のりこみました。
ひこうせんは たかく たかく
のぼって いきます。
ゆうちゃんのいえが おもちゃのように ちいさくなり
ゆうちゃんの すむ まちも
やがて みえなく なりました。
そして とうとう にほんのくにも
ゆうちゃんの てのひらの おおきさに なりました。
はかせが そうじゅうかんを まえに たおすと
ひこうせんは ぐんぐん スピードを あげ
きがつくと
もう アメリカたいりくは めのまえです。
ひこうせんは こうどを さげ
カモメと いっしょに
なみのうえを とびはじめました。
しゅっぱつ
なみのむこうに あおく かがやく なみのむこうに
まっしろな ほを かがやかせて
いっせきの はんせんが はしっていきます。
かんぱんに いた きんぱつの しょうねんが
ひこうせんを みつけて びっくりして さけびました。
「すごい のりものだね
どこから きて どこへ いくの?」
「これから アメリカたいりくを こえて
せかいいっしゅう するんだ。」
「きみは どこへ いくの?」
「たからじまの ちずを みつけたんだ。
これから たからさがしに いくんだよ。」
ネコの はかせが
「これは ぼくの はつめいした
ダイヤモンドたんちきだ
きっと やくにたつよ。」と いいました。
かわいらしい ちいさな まちのうえを
ゆっくり とんでいるときでした
おとこのこが たのしそうに
いえの かべに ペンキを ぬっています。
そばかすが かわいい きいろいかみの おとこのこが
リンゴを てにもって ニコニコしながら
ペンキぬりを ながめています。
ゆうちゃんも ペンキぬりを してみたくなりました。
「わたしにも ペンキぬりを させて。」
とたのみました。
おとこのこは おおよろこびで
「すきなだけ ぬってもいいよ。」
といいました。
ペンキぬり
くじら アメリカたいりくを すぎて
ひこうせんは また うみに でました。
かぜが つよくなって なみが あばれています。
その なみを やぶって とつぜん
まっしろに かがやく おおきな おおきな
マッコウクジラが とびあがりました。
「やあ あれは はくげいだ。」
はかせが さけんだとき
ちいさな ボートに のった おじいさんが
ふとい もりを クジラめがけて
なげつけました。
クジラは はげしい みずしぶきを あげて
うみに もぐって いきました。
たいせいようを わたって
イギリスの そらを とんでいるときでした。
とつぜん ひこうせんが キリキリと
おとを たてはじめました。
「おや タイムプロペラが おかしいぞ。
しゅうりのために きんきゅうちゃくりくするよ。」
ひこうせんは ふかい もりのなかでも
いちばん おおきな きのうえに
ちゃくりくしました。
ネコはかせが タイムプロペラを
しゅうりしているあいだ
ゆうちゃんは もりのなかを
さんぽすることに しました。
イギリスのそら
ここはきけん ことりの うたを ききながら あるいていると
ひづめの おとが きこえてきました。
そのとき ゆうちゃんの あたまを かすめて
いっぽんの やが きに つきささりました。
みどりの ふくをきた せいねんが
たくましい ウマに のって はしってきました。
そして ゆうちゃんに
「ここは きけんだ すぐに にげたほうが いいよ。」
と さけびました。
ゆうちゃんが あわてて ひこうせんに もどろうと
きに のぼりはじめたとき
こわい かおを した へいたいたちが せいねんを おって
つちけむりを あげて はしりすぎていきました。

こんどは ネコたち みんなが そんけいする
えらい ネコさまに あいさつしていくよ。
ながぐつをはいたネコの やかたは
フランスの ある ちいさな むらに ありました。
ピカピカ ひかる ながぐつと
りっぱな ようふくを きた ネコが
ゆうちゃんたちを むかえてくれました。
「このあいだ わしは しゅじんのために
ひとくいおにを だまして
ちいさな ネズミに へんしんしたところを
ぱくりと たべてしまった。
この ながぐつや きれいな ふく
そして この りっぱな きゅうでんも
そのときの ごほうびだよ。」
ながぐつをはいたねこ
フランスのそら ちょうど フランスへ きたから
アルプスの うえを とんでみよう。
ひこうせんは みどりに かがやく
そうげんを こえ
ふわふわと とんでいきます。
ひこうせんの おおきな かげに おどろいて
シカの むれが にげていきます。
やがて アルプスの やまやまが
ぎんいろに ひかって
あおい あおい そらに
そびえているのが みえてきました。
「あの きれいな はなは エーデルワイスだよ。
はなの じゅうたんの うえで
おべんとうを たべよう。
やあ しまった。
ながぐつをはいたネコさまに いただいた
おべんとうを わすれてきてしまった。」
すると おかのむこうから
かわいい おんなのこと
おじいさんと こヤギが
たのしそうに うたを うたいながら
あるいてくるのが みえました。
エーデルワイス
おべんとう ネコの はかせは おんなのこに ペコリと おじぎをすると
「どこか このへんに
レストランは ありませんか。」
と ききました。
しょうじょは クスクス わらうと
「これから おべんとうを たべるところなの
いっしょに いかが?」
サンドイッチに リンゴ はちみついりの ミルク
こんなに おいしい おべんとうは はじめてです。
おれいに ネコはかせは どんな うたでも じゆうに ふける
ちいさな ふえを プレゼントしました。

それから ひこうせんは アラブのくにぐにや
ひろいひろい ちゅうごく
そして ヒマラヤさんみゃくを こえ
きらきらひかる よるの にほんに もどってきました。
ゆうちゃんが ひこうせんから おりて
へやに もどったとき とけいは
ちょうど 1じを さしていました。
ネコの はかせは いいました。
「ゆうちゃん きょう 2かいめの 7さいの
たんじょうび おめでとう。」
「いちにちに にども たんじょうびを むかえたのは
せかいで ゆうちゃん ただひとりだよ。」
「はかせ ほんとうに たのしい
おくりものを ありがとう。」
ネコの はかせは つめを ひっこめた やわらかな てで
ゆうちゃんと あくしゅを しました。
「さよなら ゆうちゃん。」
「さよなら はかせ。」
ひこうせんは ほしでいっぱいの そらに
ふわふわと きえていきました。
ほしでいっぱい
ゆうちゃんへ

  7さいのおたんじょうび おめでとう!
    こころやさしい ゆうきちゃん
  きぼうにみちた じんせいになりますように

         おとうさんとおかあさんより
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