- 水道光熱費の節減方法 - |
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水道光熱費は、どんな事業であっても必ず発生する費用です。業種によって違いはありますが、金額的には他の費用と比較してそれほど大きくありません。そのため、日頃はあまり意識されていないことの方が多いように思います。そのくせ、いったん不景気で利益が出なくなると真っ先に経費節減の対象にあげられるのが水道光熱費です。 しかし節減といっても、実際にどれだけ使われているのか分からなければ、節減しようがありません。まず、自社において水道光熱費がどのくらい使われているのか、確認する必要があるでしょう。これは、事業所ごと費目別に過去の実績を分析してみれば分かるはずです。たぶん、季節や事業所の特性によって違いがあるものと思います。これをベースにして節減目標を設定し、事業所ごと費目ごとに具体的節減対策を考えるべきでしょう。 |
エアコンは、夏場と冬場に使いますが、設定する温度によって電力量には違いがあります。当然、電力消費が少なくなるようにエアコンの温度を設定すべきです。しかし、何度が適正なのかは、体感温度に個人差もあることから、いちがいには決められないというのが実情でしょう。ある人は25度がいいといい、ある人は26度でなければだめだというかもしれません。これを、それぞれの判断に任せていると、収拾がつかないでしょう。そこで、夏場、冬場それぞれで社内の統一的な温度設定をし、これを遵守させるように徹底したらどうでしょうか。そうすれば、ムダな電力消費を抑制することができるはずです。 また、エアコンの利用温度や利用時間もあらかじめ決めておくという方法もあります。これがないと、個人の判断でエアコンをつけたり、必要以上に長時間利用するといったことになりがちです。少し厳しいようですが、エアコンを利用するのは、室内温度が何度になったとき、利用できる時間は就業時間中のみといったルールを設けておくということです。 |
エアコンの吹き出し口が直接あたる場所は、暑すぎたり、寒すぎたりします。そのために温度調整をしがちですが、これは効率的とはいえません。エアコンの吹き出し口や風量を調整できるような構造に変えるなどの工夫をすれば、電力量の節約につながるでしょう。 また、よく言われることですが、エアコンのフィルターは定期的に掃除をすべきです。フィルターが汚れていると、風量や能力が落ちますので、その分だけ余計に電力を使うことになってしまいます。エアコンを効率的に使うためには、フィルターの掃除をこまめに行うことが必要でしょう。 |
夜間に使用する電力量がある程度以上ある会社の場合には、選択約款制度を利用すれば電気料金を節約することができます。選択約款制度による料金表は、次の図表のようなものです。なお、夜間とは基本的には毎日22時から8時までの10時間ですが、休日等 (日曜日、国民の祝日、12月30日から1月3日、4月30日から5月2日)には一日中適用となります。 |
オフィスの照明器具は、通常部屋全体を対象に天井につけられています。そのため、個々の机の上の明るさを確保するためには、消費電力の大きい照明器具を使うか、照明器具を増やすことになります。しかし、部屋全体の照明器具の場合、細かくコントロールできないことが多いものです。必要箇所だけ照明があればいいのに、不要な場所まで点灯する仕組みになっているということです。これはムダということになるでしょう。そこで、部屋全体を対象とした照明の場合には、いくつかに区画し、それぞれの区画ごとに点灯できるスイッチにすべきでしょう。 もっと細かく管理するということであれば、部屋全体の照明は必要最小限にし、個々の机ごとに照明器具をとりつけるようにしたらいいでしょう。そうすれば、個々の机の上の明るさも確保できるし、照明器具のコントロールも細かく行うことができるようになります。 また、照明器具は熱源にもなります。白熱系の電灯は、熱を持ちますから、これを多く利用していれば室内温度は上がります。冬場であれば、暖房器具の節約につながるでしょう。ただ、夏には逆効果ですから、夏は熱の少ない蛍光灯に切り替えるといった工夫をすればいいのではないかと思います。 |
照明器具を使うのは、仕事を行うのに必要な明るさを確保するためです。暗いから照明器具を追加したり、より消費電力の大きい照明器具を使うようになる訳です。しかし、照明が暗いのは、照明器具の明るさが小さいということよりも、その手入れの悪さに原因があることもよくあります。汚れによって、明るさが失われていることもあるということです。やはり、こまめに掃除することによって明るさを確保するようにすべきでしょう。それを怠るから、明るさ不足を解消するために、消費電力の大きな照明器具に変えたり、照明器具を増やすことになるのです。当然、それに伴い光熱費も上昇するということになってしまいます。 |
水道料金の節減策としては、節水のための器具をとりつけるという方法も考えられるでしょう。そうしたものの一つに節水バルブというものがあります。これは、個々の蛇口の特性を考慮して取り付けるものですが、これをとりつけることによって、20%〜30%程度の節水ができるとのことです。水道料金の節減という意味では、こうした節水器具の利用も検討に値するでしょう。 |
下水道料金は、上水道を利用したものがそのまま排水されるものとして計算されています。しかし、実際には途中で蒸発したりする分がありますので、上水道を利用したものがすべて下水道に流れるという訳ではありません。実は、この分については料金の減免措置を受けることができるのです。ただ、この減免措置を受けるためには、下水道に排出しない量を測定しなければなりません。これが大変なため、この措置を利用している会社はほとんどないのではないでしょうか。 この下水道に排水されない量を測定して、会社に代わって市町村に対し下水道料金の減免措置を申請してくれるサービスがあります。具体的には、空調装置に計測器をとりつけて蒸発した水量を測定する仕組みになっているようです。ですから、たくさんの空調装置を持っていてそこからの蒸発量が多い会社であれば、このサービスによるメリットは大きいということになるのではないかと思います。 |
水の使用方法については、日頃あまり意識していないものです。そのため、ムダな使い方も多いのではないでしょうか。そこで、水の使用方法について、今一度効率化の徹底を図るべきではないかと思います。例えば、洗車やトイレで流す水などです。
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