放送と女性ネットワーク賞

まだまだ女性制作者の数が少ない放送界、
さらに関西制作となると更にマイノリティーな存在。
こんな厳しい状況の制作現場で、女性の視点や感性を生かした
番組作りに励んでいる彼女たちにエールを送りたい。
そんな気持ちで1998年にスタートした賞。
視聴者モニターが選ぶ「放送と女性ネットワーク賞」の概要。

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 第6回 WNB賞実施要綱 

1991年6月発足以来「放送と女性ネットワークin関西」は、
放送局に働く女性と視聴者が手を携えて、
放送をめぐるさまざまな問題に取り組んでまいりました。
「今放送に何が問われているのか」をテーマに
ワイドショーやテレビにおける人権の問題などを取り上げ、
さらに1998年には「こんな番組を視たい創りたい!」をテーマに、
視る側・創る側双方から、質の高い番組づくりを目指すため、
制作者(主に女性)を励まそうと「WNB賞」を創設いたしました。
 第1回のWNB賞は、女性の視点を生かした作品を
視聴者と共に選び出したユニークさが好評で、
マスコミにも大きく取り上げられ大成功を収めました。
また受賞された制作者からも、大いに励まされたとの喜びの声が返ってきております。
 第2回以降はより充実した賞とするため、
選出の対象を関西の民放からNHK(関西)を含む範囲に広げ、
作品を推薦するモニターも、私ども「放送と女性ネットワークin関西」が開催した、
公募によるモニター養成講座を受講された視聴者にお願いしました。
一般視聴者との共同の取り組みで、WNB賞の活動も一層広がりがみられたと思います。
 その成果を含む活動に対して、大阪市女性協会から『1997年度きらめき賞』を受賞し、
2001年には大阪府女性基金『プリムラ賞』を受賞、
さらに2004年6月には、いまだ男性中心の制作現場にあって、
良質な番組作りにチャレンジする女性制作者を支援する活動であるとの評価を得て、
内閣府男女共同参画局より「チャレンジ支援賞」を受賞いたしました。
 第6回のWNB賞も、放送と女性ネットワークの会員とモニター養成講座受講者など、
幅広い視聴者の方々にモニターを依頼し、多くの方の意見を頂くようにいたしました。

【応募要綱】
a.テレビ局・ラジオ局・制作会社・フリーで働く、プロデューサー・ディレクターなど、
 女性制作者による自薦作品(2008年1月から2009年12月までにオンエアされたもの)
b.WNBモニターによる推薦作品

【モニター推薦対象となる作品】
a.地上波であること〔衛星放送(BS)は除く〕ラジオはAM・FMとも
b.NHKと民放 全国ネット、ローカル番組を問わない
c.番組ジャンルは問わない
d.関西エリアの女性による作品

※できればビデオ・DVD録画、カセットテープ・MD録音をお願いします。
※作品が女性制作であることの判断は、番組の解説を見たり、
 これはと思う番組は、局に問い合わせるなどしてはと思います。

【モニター期間】
2008年12月〜2009年12月

【審査員】(50音順)
小川 真知子(メディア研究家 CMの中の男女役割を問い直す会世話人)
下之坊 修子(映像発信てれれ代表)
津村 明子(ジャーナリスト 元大阪府ドーンセンター館長)
藤本 裕子(メディア・プロデューサー 元朝日放送)


 受賞作品と受賞者

第1回(1998.10.17)

最優秀賞 ドキュメンタリー「忘れられた精神病院〜大和川病院が消えた日」
宮田輝美さん(関西テレビ ディレクター)

タイムリーテーマ賞 テレメンタリー98
「性の越境者たち〜男から女へ・女から男へ〜」
大岡理恵さん(朝日放送 ディレクター)
 
均等法世代賞 映像90「さまよえる均等法一期生たち」
亘佐和子さん(毎日放送 ディレクター)

ジェンダーフリー賞 現代を生きる「現場に働く女性たち」
岡本純江さん(毎日放送 ディレクター)

特別賞(ラジオ) 「どんどん学び隊〜集中講座・夏の花物語」
橋本祐子さん(朝日放送 ディレクター)


第2回(2001.2.17)

最優秀賞 阪神大震災特集番組「WITH…絆は世界へ」
榛葉健さん(毎日放送 報道ディレクター)

21世紀へ響き合いま賞 メディアDo「皷の響き」〜怒≠ニいう名の打ち手たち〜
宮田輝美さん(関西テレビ ディレクター)

21世紀へ語り継ぎま賞 新日本探訪「いのち語り継いで」〜神戸 学生新聞の震災5年〜
堅達京子さん(NHK大阪放送局 報道ディレクター)

タイムリーテーマ賞 報道スペシャル「癒しへの道しるべ」〜犯罪被害者を守るものは〜
堀川雅子さん(読売テレビ 報道記者)

ドキュメンタリー賞 テレメンタリー98「犯人さがし」〜標的になった一家の138日〜
大岡理恵さん(朝日放送 報道記者)

モニター賞(ラジオ) 「こんな話がおました」〜今蘇る西条凡児の話芸〜
橋本祐子さん(朝日放送 ディレクター)


第3回(2003.11.22)

最優秀賞 ドキュメント02「天国への応援歌〜めざせ!日本一のチアリーダー」
十河美加さん(読売テレビ ディレクター)

タイムリーテーマ賞 ザ・ドキュメント「研修医〜明日の医療のために〜」
吉國ぴあさん(関西テレビ ディレクター)

子育て応援賞 映像01「ほったらかしで子は育つ」
植田恵子さん(ビデオユニテ ディレクター)

エコロジー賞 素敵な宇宙船地球号「カヤネズミ物語〜草の家に迫る危機」
河野久美子さん(ドキュメンタリー工房 ディレクター)

見たら得するで賞 ちちんぷいぷい「お母さん派遣します」
亘佐和子さん(毎日放送 ディレクター)


第4回(2006.2.4)

WNB大賞 「VOICE」大阪市カラ残業
大西亜雅紗さん(毎日放送・ディレクター)

社会の木鐸賞  ABCドキュメンタリー・スペシャル
           「終わりなき葬列〜発症まで30年、いま広がるアスベスト被害〜」
野崎朋未さん(ドキュメンタリー工房・ディレクター)

暗闇から脱け出しま賞  NNNドキュメント'05「児童虐待〜監察医のみた傷痕〜」
堀川雅子さん(読売テレビ・ディレクター)

語りつぎきま賞  「はじめて知った“震災”〜神戸、中高生10人の記録映画づくり〜」
宮本麻衣子さん(NHK大阪放送局・ディレクター)

モニター推薦賞  NNNドキュメント'05「赤ちゃんと語ろ〜笑わない天使たちのSOS〜」
十河美加さん(読売テレビ・ディレクター)

WNBエール賞  「センスアップ 経済」
松岡千鶴さん(NPO京都コミュニティ放送・ディレクター)


第5回(2008.6.7)

放送と女性ネットワーク大賞
ETV特集 「誇りをもって笑顔をみせて
               〜認知症を生きる夫婦の物語〜」
      受賞者:山下 徳子さん(NHK大阪 番組制作部)

絆は奇跡を呼ぶで賞
映像07 「私は生きる〜JR福知山線事故から2年〜」
受賞者:橋本 佐与子さん
          (毎日放送 報道局ニュースセンター部)

薬から子どもをまもりま賞
NNNドキュメント06
  「投毒〜薬を毒に変えないために〜」
受賞者:十河 美加さん(読売テレビ 報道局)

こんな番組が視たかったで賞
痛快!エブリデイ 特集「親子で語ろう 平和のこと」
受賞者:長谷川 ユキさん(関西テレビ 制作部)

こんな番組が視たかったで賞
「世界の子供がSOS! THE☆仕事人バンク マチャアキJAPAN」
受賞者:佐々木 聰子さん(朝日放送)

良心は生き続けるで賞
「はやみみラジオ!水野晶子です」
         受賞者:水野 晶子さん(毎日放送 アナウンサー室)

第6回(2010.7.24)

放送と女性ネットワーク大賞
 ザ・ドキュメント「希望って、何?〜不安社会を生きる若者たち〜」(関西テレビ)
             野崎 朋未さん(フリー/ディレクター)

「悪妻」バンザイ賞 
  歴史秘話ヒストリア
  「明治悪妻伝説〜初代“ハンサムウーマン”新島八重の生涯」(NHK大阪)
            押尾 由紀子さん(NHK大阪/制作部ディレクター)

夢をひろげま賞
  民教協“生きる”「夢をあきらめない!73歳の新米教師」(朝日放送)
            永野 ひかるさん(朝日放送/ニュース情報センター)
今こそ心を奏でま賞
  「好きやねん♪オーケストラ
    中学生から社会人まで85人の音がひとつになった」(関西テレビ)
            河野 久美子さん(フリー/ディレクター)

記憶によりそいま賞
  ラジオ「ネットワーク1・17」シリーズ 人々の震災22(毎日放送)
    両親を亡くした書道家〜筆に込める思い
    震災15年ネットワーク1・17スペシャル〜終わらない震災
    『阪神淡路大震災15年特別番組』生放送
            魚住 由紀さん(フリー/アナウンサー)

時空をこえた贈り言葉で賞
  ラジオ「紫式部の贈り言葉」(KBS京都)
            北川 享子さん 他(京都放送/ラジオ編成制作局)




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