shimくん「在日認定」を語る@カラングート/ゴア/インド

【カラングートビーチのアジアレストランにて@ゴア】
世界旅行者は、ゴアのアンジュナビーチで、韓国人の若者2人と英語で靖国問題を語った。
しかし、さすがの世界旅行者も、日本政府に頼まれてもいないし、金をもらってもいない。
個人で日本を代表して、英語を使って、体力のある韓国人の若者と日韓問題を論争するのに、ちょっと疲れた。
若者2人が去ったあと、1人で海を眺めていた。
しかし、アンジュナビーチは、もうヌーディストビーチではない。
軽くトップレスの女性がいるだけで、それも見飽きると、何もすることがない。

そろそろカラングートへ戻ろうと考える。
が、分別のある世界旅行者は、また歩いて山越えをするなんて、そんな危険なことはしないよ。

アンジュナビーチの入り口にバイタクが客待ちをしているのは知っていた。
バイクでカラングートまで帰ろうと、砂浜を歩いていく。

アンジュナの入り口に行くと、帽子をかぶっていた方の韓国人の若者「shimくん」が、ボーッと突っ立っているのを発見。
shimくんは250ccのバイクで、もう1人の若者「kimくん」と一緒に南の「COLVAビーチ」から来たと言っていた。

話しかけると、「kimくんがいなくなった」とのこと。
バイクごといなくなったのだから、「きっと勝手に帰ったのだろう。気にしないほうがいいよ」と、適切なアドバイスする。

旅先では、出会った人のことを心配しても意味がないのだから。
「きっとかわいい女の子でも見つけて、二人乗りしてどこかへ行ったのさ」と、決め付ける。

そのあと、「僕をカラングートまで乗せていってよ♪」と頼む。
shimくんは韓国人で、韓国人はとにかく友達になったら親切だ。

結局彼のバイクに二人乗りして、まずカラングートの北、バガビーチへと行くことにする。
僕もだいたいの方向感覚しかないが、そこは世界旅行者。
バイクの後に乗った僕が、道行く人に「バガー?」と、次々に大声で聞いていく。
みんな腕で方向を指し示して、教えてくれる。
ゴアの海岸裏を走る細い道をバイクでぶっ飛ばす。
shimくんの身体に手を回して、大声で「バガー?」と叫びながらぶっ飛ばすのは気持ちよかったね。
調子に乗って「バカー!」と叫んだりしたよ。
バガビーチとアンジュナを分ける川へ行って、橋をバックにした僕の写真を撮ってもらう。
そのあと、カラングートビーチに到着。
もちろん、バイクで送ってもらったお礼として、僕はshimくんに「ビールでも飲もうよ♪」と誘う。
海岸に立つアジアレストランの吹き抜けの2階のテーブルに付く。
そこで、ゴアではちょっと高価な1本65ルピー(約200円)のキングフィッシャービールを飲む。
ビールを飲みながら、(もちろん英語で)世間話を続けた。
日本人としては、まず「日本の文化は韓国から伝わったものなので、日本人は韓国を尊敬しています」と礼儀正しく語る。
「日本のスポーツ選手や芸能人は韓国系の人が多いですね」と、僕は褒め上げる。
世界旅行者の特徴は、世界中どこの人と会っても、とにかく相手の国を「褒め殺し」にできるってことなんだよ。
まあ、褒めるにしても、膨大な知識が必要なんだけどさ。
でも、たいていの国には僕は行ってるので、その経験を語れば、だいたいは喜んでもらえる。
ただ、デンマーク人と会った時に、僕は時々「僕がアムステルダムへ行った時は、、、」としゃべったことも(涙)。
オランダの首都アムステルダムと、デンマークの首都コペンハーゲンを間違えたんだよ。
あんまりたくさん旅をしていると、ときどき、町の名前を間違えたりする。
でもそれはそれでまた、愛嬌で盛り上がるものなんだ。

韓国人のshimくんには、僕の持論「日本人は農耕民族なので、脚が短く決断力がなく、サッカーには向かない」を展開する。
すると、shimくんは「実は、日本人で世界的に有名な人はほとんど韓国人の血が入っているんですよ」と、教えてくれた。

例えば、「サッカーの中田選手は韓国人」なのだそうだ。
他にも、スポーツ選手、芸能人、政治家、企業家の名前を次々に挙げて、本当は韓国人なのだ、と教えてくれた。

僕はかなり怪しいとは思ったが、その場の雰囲気を壊さないために、話を適当にごまかす日本人だ。
「そうですかー、日本では在日の話は、まだまだタブーですからねー」と答えていた。

そのほかにも話はどんどん続き、旅行論、人生論、恋愛論と、盛り上がった。
話しているうちに、結局、ビールの大瓶を6本開けた。

これはもちろん僕が、おごってあげた。
ビール6本で大枚1200円だよ。

僕は正直貧乏なので、日本で人におごることはない。
が、金のないバックパッカーに対して、海外の酒ぐらいはおごってあげるんだ。
でも、チェンナイ(マドラス)では、かわいい女の子とワリカンにしたけどね。
レストランの外に出たときは、もう真っ暗に日が暮れていた。
shimくんは、これから、道もよくわからないのに、かなり離れたコルバビーチまでバイクで戻る。
僕は心配したが、shimくん「大丈夫!」と、バイクに乗って飲酒運転で行ってしまった。
彼は、韓国で兵役を終えていたので、少々のことではびくともしない感覚を持っていたね。
言葉の端々からも、彼がかなりいい大学を出ていることはわかった。
僕はshimくんは、大好きだったな。

ところで、日本に戻って、「マンガ嫌韓流の真実」を読んでいたら、その117ページに「韓国メディアの在日認定」という項目を発見した。
それによると、「サッカーの中田の在日三世説は韓国のメディアが報じたもので、中田氏本人から抗議を受けた」と書いてある。
このほかにも、韓国では「日本の有名人は朝鮮人の血が流れている」という「在日認定」が常識らしい。

さすが世界旅行者!
日本の本で書いてあるようなことは、すでに自分できっちりと体験してたってわけね(笑)♪

【念のためにね】
ところで誤解がないように書いておきますが、僕はshimくんはいまでも大好きなんだ。
格好よかったし、親切だったし、頭もよかったし、礼儀正しかったし、話も面白かったんだから。

だから、韓国の人はそういう考え方(在日認定なんかね)をするものだ、と理解していればいいだけなんだよ。

この話を含む「20年ぶりのインド旅行記」をじっくり読んでね。

【写真】カラングートビーチのアジアレストランで、韓国人の若者に撮ってもらった。
【旅行哲学】韓国人と論争するには、まず、嫌韓論を読んで、理論武装が必要かもね。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20060408