《クレジットカード》
1)クレジットカードの種類/何枚持つか/ゴールドカード
2)クレジットカードの海外旅行保険
3)クレジットカードを使ったホテルや飛行機の予約
4)クレジットカードの不正請求問題
5)短期旅行では問題ないが、長期旅行になるとクレジットカード使用は避けた方がいいかも。
6)クレジットカードを使うときに、手数料をとられる場合も多いです。
7)ATMがなくても、銀行で「キャッシュアドバンス」出来ることもあります。
海外旅行にクレジットカードを持っていく利点と問題点を考えてみます。
日本でもクレジットカードを持って、それを日常に使うのは、ごく普通のことですから、クレジットカードについては、みんな理解していると思います。
もし持っていない場合は、使う使わないは別にして、海外旅行に出る前にクレジットカードは作っておいたほうがいいでしょう。
現在では年会費無料でも、海外旅行保険が付帯していて、VISAやMASTERCARDと提携しているカードもあります。
日本でも、スーパーマーケットでもコンビニでもクレジットカードが使える時代になり、先進諸国では、ほとんどをクレジットカードで支払うことが可能です。
また、ホテルの宿泊やレンタカーを借りるときなど、クレジットカードがあることが前提になっています。
クレジットカードの両替レートはトラベラーズチェックと比べてもほとんど変わりないですし(ほんの少しだけトラベラーズチェックの方がいい)、クレジットカードの方が使いやすいです。
米国ならば、ほとんどをクレジットカードで支払い、あとはほんの数ドルの支払いは現金を使って、すべて片付けることができます。
大金を持ち歩くこともないですし、盗難や不正請求に対しても保険がかかっています。
いいところだけのクレジットカードですが、海外旅行で使うときは、日常使う場合とは違った問題点があります。
それは、クレジットカードのスキミング、不正請求を海外旅行中にチェックすることが難しいことです。
1)クレジットカードの種類/何枚持つか/ゴールドカード
国際的に通用するクレジットカードで、日本人が使うものとしては、VISA、MASTERCARD、JCB、アメリカンエクスプレス、ダイナーズクラブなどがあります。
僕の経験では、VISAが一番通用するようですし、VISA一枚で困ったことはありません。
僕の「間違いだらけの海外個人旅行」にも、「クレジットカードはVISA、T/Cはアメックス」とはっきり書いてあります。
ただ、店によってはVISAが使えないところもあるかもしれませんし、万が一紛失したときのために、もう一枚カードを持っていてもいいかもしれません。
世界での通用度は低いですが、世界の主要都市にあるJCBのトラベルデスクは、日本人相手で非常に親切だと評判なので、一枚持っておいてもいいでしょう。
僕がNYで病院を捜したとき、なぜか手持ちのカード会社に連絡が取れなくて、困り果ててJCBに電話したら、カードを持ってないのに親切に相談に乗ってくれたこともありました。
それがあったので、日本でスーパーマーケット用のカードを作ったとき、感謝の気持ちからJCBの提携カードにしました♪
アメックスのカードは、使える店が少ないのですが、とにかく再発行が非常に簡単と評判です。
海外旅行に出るときは、一枚用意しておいてもいいかもしれません。
年会費が高いのが気になりますが、最初の一年間年会費無料キャンペーンなどに合わせて海外旅行に出れば、気になりませんよ。
現在ではしきりにキャンペーをやっていて、「無料期間だけ使って、あとはキャンセルしてもいいです」と、街角の勧誘員の皆さんもささやきかけています(笑)。
各社のゴールドカードは、年会費が高い割に、それほどの利点、特典はないような気がします。
最近は誰でもゴールドカードをもてますから、わざわざゴールドにする意味はないでしょう。
僕も、シティバンクVISAのゴールドカードを持っていましたが、特に有利だとも思えなかったので、解約してしまいました。
それに、いまどきゴールドカードを持っていても自己満足だけで、誰も評価してくれませんし、かえって馬鹿にされる場合もあります(僕は馬鹿にします)から、止めておいた方がいいとアドバイスしておきます。
2)クレジットカードの海外旅行保険
クレジットカードには海外旅行保険が付帯しているものを選んだ方がいいでしょう。
3ヶ月程度の海外旅行だと、その間、クレジットカードだけで保険は大丈夫です。
3)クレジットカードを使ったホテルや飛行機の予約
クレジットカードを使いたくないと思っても、インターネットや電話でホテルを予約する場合、必ずクレジットカード番号が必要です。
現在では、インターネット上で飛行機の予約もできますから、海外旅行中もクレジットカードは必要です。
レンタカーを借りるときも、クレジットカードを使うのが標準になっていて、レンタカー会社に乗り捨てるような形で、チェックアウトができます。
ですから、クレジットカードが必要なのは間違いないわけです。
4)クレジットカードの不正請求問題
クレジットカードは非常に便利なのですが、クレジットカードの不正請求が一番の問題です。
ある店で買い物をしたら、買ってないものまでクレジットカードで請求が来た、クレジットカードの内容を盗まれて知らないうちに何十万、何百万の買い物がされてしまった、などの話をよく聞きます。
これは、請求書が送られた時点でクレジットカード会社に連絡を取れば、だいたい解決するようです。
僕のNYの友人も、「知らない請求がよく来るけど、電話をかけてそれで解決」というくらい日常的だとか!?
ただ、どんな場合でも、どの会社でも、電話をかけただけで銀行口座からの引き落としが止まるかどうか、これは確実ではありません。
場合によっては、一度銀行口座から引き落とされて、調査の後、払い戻される場合もあるとか。
また、自分が使っていない証明が困難な場合など、時間がかかったり、もちろん自分が使ってないと証明できないとしたら払い戻されない場合もあるでしょう(酔っ払っていて自分が使ったのを忘れていることだってあるかもしれませんしね)。
ですから、自分が使っていないことを証明するためには、レシートを保存していたり、クレジットカードを使用した記録を取っておいたりしなければなりません。
ですが、こういう問題が起きた場合、精神的な苦痛、不安、連絡や証明にかかる時間などを考えると、たとえ金銭的な損害がなかったとしても、大きな損害を受けていることになります。
5)短期旅行では問題ないが、長期旅行になるとクレジットカード使用は避けた方がいいかも。
クレジットカードには紛失盗難の場合など、さかのぼって60日程度までの保険がかかっているものですから、2〜3ヶ月程度までの短期の海外旅行の場合は、帰国後にクレジットカードの請求を調べて間違いを発見して交渉しても、何とか解決がつきます。
問題はそれ以上の長期の旅行の場合です。
クレジットカードの請求をチェックできない場合、不正請求がそのまま引き落とされてしまうことになります。
僕の知っている人では、米国旅行中に、日本の実家に送られてくるクレジットカードの請求を国際電話で確認していた人もいました。
現在ではインターネットで自分のクレジットカードの請求額をチェックすることもできます。
ただ、長期の海外旅行で、中南米、アフリカなど、通信事情のよくないところで、わざわざ自分のクレジットカード請求を調べるというのでは、海外旅行をしている気持ちになれません。
また、インターネットカフェの中には、打ち込んだカード番号を盗むところもあります。
ですから、ネットカフェで自分の暗証番号などを入力するのは避けたほうがいいです。
また、不正請求を発見しても、海外からではその対応が大変です。
下手をすると、交渉のために、帰国しなければならないかもしれません。
ということは、長期の海外旅行では、クレジットカードはできるだけ使わないようにすることが基本だということになりますね。
6)クレジットカードを使うときに、手数料をとられる場合も多いです。
日本でも、家電量販店のポイントカードを使うときに、現金ならばたくさんポイントが付くのに、クレジットカードではポイントが少ない、という経験をした人は多いでしょう。
もともとは、家電量販店では、クレジットカードと現金では値引きに差がありました。
ただこれは、契約違反になるので、ポイントで調整しているわけです。
ですから、海外では、クレジットカードでの買い物に、3パーセント、5パーセント程度上乗せするのは、よくあることです。
ロサンジェルスで南米行きの切符を買うとき、ある特定の航空会社では、クレジットカードで5パーセント上乗せしていました。
また、ベイルート(レバノン)の旅行代理店では、現金ならかなりの値下げが交渉できました(つまり、クレジットカードで支払うと高くなる)。
クレジットカードのキャッシングでも、5パーセントの手数料を上乗せしていたところがあった(カンボジア)のを、僕は知っています。
クレジットカードに頼ると、思いがけないときに損をする可能性もあると、覚悟していたほうがいいです。
これが問題になるのは、カードで高額の航空券を買うときですね。
ですから、あまりにクレジットカードに頼ることは、避けたほうがいいです。
値段の交渉をするときは、クレジットカードと現金の違いなども確認してください。
7)ATMがなくても、銀行で「キャッシュアドバンス」出来ることもあります。
クレジットカードは、ATMだけでなくて、提携銀行でも使えます。
つまり、ATMがなければ、銀行に行くと、窓口でお金を貸してもらえることがあります。
これを「キャッシュアドバンス」といいます。
「キャッシュアドバンス」についての説明や、体験はこちにあります。
