世界旅行者が世界中で受けた人種差別の例

日本人は世界各地で、人種差別を受けるものだ。
本当に旅行していると、それをはっきりと感じる。
だから、「世界中どこへ行っても、みんな日本人にはしんせつですね」などと御伽噺を語る人がいたら、それは、常に高価なツアーに参加して一流ホテルに泊まっている人だけ。
それとも感受性が全くないか。
逆に言うと、そんな建前だけの人間関係しか味わえないならば、旅の楽しみはほとんど味わえないけどね(涙)。
また、感受性の鈍い人は、どこへ行っても、何を見ても、意味がないので、旅をするだけ無駄だよ。
僕は世界中で、人種差別を受けてきたよ。
だから、人種差別を通して、人間についての諦めがある。
人間は差別をする生き物だ。
僕は、南米ブエノスアイレスでも、夜中に二時間もホテルを捜してさまよったことがある。
この時は、少なくとも10軒は断られ続けた
部屋がないわけではないのだから、単純に東洋人に対しての人種差別だ。
実際、アルゼンチンは東洋人差別が激しいことで、ベネズエラとどっこいどっこいらしい。
北部アフリカのチュニジアでも、ホテルは出来るだけ東洋人を泊めないらしく、部屋があるにもかかわらずフランス語で「コンプレ(満室)!」と何度も断られた。
南米を旅行していると、子供たちから「チーノ、チーノ」と声をかけられてからかわれるのは、誰もが経験あるだろう。
チーノとは文字通りでは「中国人」という意味だが、僕が「ソイハポネス(僕は日本人だよ)」と言ったら、「だったらチーノだ」と言われたので、チーノとは東洋人一般を馬鹿にした言い方のようだ。
LAでも、普通に生活していると、本屋でも、レストランでも、日本人を馬鹿にしたような態度をされることがある。
ユニバーサルスタジオの「アニマルショー」で、昔、客がどこの国から来たか呼びかけて、客が大声で「ハーイ!」と返事をしていたが、日本人が随分いたのに、日本人だけが呼ばれなかったこともある。
また、米国のギャップやバナナリパブリックなど、一時期日本人客が集中していた時、レジスターとところでわざとぺらぺらっと日本人に聞き取れないような速度で日本人の悪口を言っていたのも知っている。
さらには、僕がトーマスクックの時刻表を買いに行った時、「こういうものがお前にわかるのか?」という態度ミエミエで、馬鹿にするような質問をされたこともあるよ。
日本人は自分が世界の先進国で、世界中の人が日本にあこがれ、日本を尊敬し、日本を見習いたいと思っていると、勝手に思い込んでいるようだ。
しかし、そう思っているのは日本人だけで、実際は、日本人は、世界中で馬鹿にされ、差別される立場だ。
日本人は、黒人差別はよくないと言うが、実際はアフリカでは、黒人が日本人を差別している
僕はケープタウンのホテルでいじめられたこともあるし、ジンバブエのバスの中で、黒人の酔っ払いに日本人を馬鹿にしたことを言われて、絡まれたこともある。
世界の観光地、カリブ海になると客はほとんど欧米人だ。
そこに場違いな東洋人がふらふらと迷い込むと、欧米人観光客からも、ホテルのスタッフからも、現地の黒人からも差別を受けることになる。
僕が2004年に行ったT&T(トリニダードトバゴ)では、インド人からかなり冷たい扱いを受けたよ(涙)。
日本人がビーチに行くのなら時差もなく、航空運賃も手ごろで、物価も安く、日本人が差別されることの少ない、東南アジアがいいだろうね。
でも、東南アジアでも日本人は欧米人に比べれば、ランクは低いと見られてるけどね。
日本人は東南アジアでは大きな顔をして金をばらまいていても、馬鹿にされている。
バンコクでも欧米人には「サー」と返事しても、日本人には「ミスター」と返事をするという。
会社の金で一流ホテルに泊っている「ジャパニーズビジネスマン」には、こういう所は理解できない。
ただビジネスマンは、しょせんビジネスマンで、日本人として考えられているわけではないからね。
シェラトンホテルの宿泊料金が高いのは、従業員に人種差別をしないように教育しているからなのだ。
だから、金を持っているビジネスマンなら、世界中で人種差別を経験することも少ない。
ただそれは、金を持っているからで、人種差別がないわけではないよ。
しかし、安宿に泊る日本人旅行者はそうではない。
だから、日本人旅行者は、最初から自分の立場を低くして、相手に取り入るような卑屈な態度を取るのがいいだろうね。
無理に意地を張って対等な立場で振舞おうとしても、衝突が起きるだけだからね。
世界中で日本という国のプレゼンスはとても小さい。
海外のニュースで紹介される日本は、相変わらず「東洋の奇妙な小国」というステレオタイプなんだしね。
世界中ほとんどの人は、日本が一流国だなんて思っていないし、日本人なんて、誰も気にしてはいない。
もちろんこれは、日本人男性だけの話で、日本の女の子が世界中で人気なのはもちろんのことだ。