《誰でも簡単に旅できる、楽なアジア旅行》
カラングートビーチ/ゴア/インド
アジアの旅行記
アジアといっても、すんごく広いわけですが、わかりやすく説明すると、東南アジア、インド、中国、の大きく3つの地域に分かれます。
アジア旅行は、物価も宿も安く、食事も日本人に合っておいしく、日本人旅行者も多く、とても楽に旅できるところです。
一番いいのは、日本人に対する人種差別がないところでしょうかね。
1)東南アジア
一般に日本の女の子が、「アジア旅行しちゃった♪」という場合は、東南アジア中心の旅行です。
東南アジアといえば、タイのバンコク。
ここに行きさえすれば、周辺諸国への旅は非常に簡単で、しかも、物価も安く、セックスもドラッグもやり放題。
気楽なところなので、ここに沈没する人も多いです。
ちなみに、セックスというのは、男性だけではなくて、日本女性も、なかなかがんばっています。
個人旅行者は、バンコクのカオサン通りの安宿に集まっています。
しかし、バンコクはホテル代が安いので、本当は2000円ちょっと出して、中級ホテルに泊まる方がきもちいいです。
ただ、カオサンは、スカイトレインも地下鉄も駅が遠く、交通は不便です。
カオサン通りは、タイでもなんでもないつまらない場所ですが、旅行者が集まっているので、それを対象にした旅行代理店がたくさんあり、そこで、周辺諸国へのビザを取ってくれるのが便利。
世界中への安売り切符もあります。
ただ、バンコクで買える航空券が本当に安いかというと、それは大きな疑問で、実は、現在は、日本のいわゆる「格安航空券」で直接目的地に飛んだ方が、ずっと安いのが常識です。
でも、過去の幻想にとらわれて、バンコクへ飛んで、そこで切符を買うという、時代遅れの人たちも多いようです。
わざわざいちいちバンコクへ飛んでいるのでは、時間も金も損をしているのだけれど、海外旅行が好きな人などというのは、あんまり物事を考える習慣がないので、仕方ないでしょう。
旅行作家として名前を売っている人たちが、ほとんど東南アジア滞在から始めている理由は、ただ、日本社会から落ちこぼれて、バンコクに沈没していたというだけなので、正直、あまりまともではないです。
バンコク中心として、現在流行になっている旅行ルートは、ベトナム、カンボジア、ラオスのインドシナ三国周遊旅行。
ベトナムへ旅する人が多いのは、日本の女性雑誌がよってたかってベトナムを取り上げて、持ち上げているだけで、別に、ベトナムには見るところはありません。
ベトナムには、「人をだます」、「値段を吹っかける」、という評判しかありません。
カンボジアは、アンコールワットの遺跡があります。
世界中の遺跡を見て回った僕から見ても、アンコール遺跡群は、その規模、芸術性、周辺の状況を考えても、なかなかすばらしいもので、一度は行っておきたいところです。
ラオスはというと、タイやベトナムと違って、静かで落ち着いた国と評価が高いですが、別にいく必要はないでしょう。
つまり、ここでは、カンボジアのアンコールワットへさえ行けばいいので、現在は、陸路で簡単に行けますから、料金的にも安いです。
バンコクから、マレー半島を南下して、シンガポールへ行くルート、これも一般的でいいです。
もちろん、逆のルートもありますが。
ただ、ここを鉄道で一気に通り過ぎてしまうと、面白くもなんともない。
やはり、途中で、あちこち寄って、時間をかけて旅した方がいいと思います。
マラッカ、クアラルンプール、ペナン島、タイに入って、スラターニーからサムイ島へ行くのもいいでしょう。
インドネシアは、バリ島が人気ですが、ここは、日本女性が現地の男性とセックスをするところなので、男性だけで行っても仕方がない。
旅行者としては、ジャワ島のボロブドール遺跡を見ないと話にならないと思うのですが、案外と、行った人は少ないようです。
あとインドネシアでは、オーストラリアから入って、島伝いにシンガポールにはいるルートもあります。
僕は、オーストラリアのダーウィンからチモール島クパンに入りました。
インドネシアを島伝いで西に進む場合は、途中で、コモド島へ寄って、コモドドラゴンを見るのが定番です。
2)インド
日本人なら誰でも、「インドで人生を考えて、人生が変わった」「人間は、インドが好きな人と、インドが嫌いな人との二種類に分けられる」とかなんとかいう話を聞いたことがあると思います。
これも、日本のマスコミのでっち上げた、いい加減な話の典型です。
インドを旅行して、インドが大好きになって、日本のまともな人生を捨てた人はいますが、インドが嫌いになった人はいません。
インドは、乞食が多いのと、人がちょっとしつこいだけで、とても旅行の楽なところ。
英国の植民地だったので、どこでも英語は通じるし、交通機関もきちんとしているし、物価も安い。
インドの鉄道は外国人用の特別枠を設けているので、案外と自分で行けば切符は取れます。
いまではネットでも予約できるようですが、僕自身はやったことがないで、情報があったら教えてください。
インド旅行で気になるのが、トイレに紙がなくて、お尻に水をかけて左手で洗うことです。
が、慣れると紙で拭くより清潔で、日本に帰ってもそれを続ける人が多いようです。
日本にウォシュレットが普及した原因は、開発者がインド旅行をしたせいだという話もあります。
昔は、インドに行ったというだけで、旅行自慢ができて、本の一冊は出せたようです。
が、今では誰でも行くので、自慢になりません。
逆に、いまどきインドにばかり行っていると、完全な社会の落ちこぼれと、認定されてしまうでしょう。
それがバレてしまったせいか、今は、インド旅行の比重は下がってしまいました。
今流行っているのが、中国のチベット・ラサからランドクルーザーでネパールの首都カトマンズへ入るルート。
ここから、ネパールのポカラを経由して、インドのバーナラシーへ入るのが、ちょっと面白いかもしれません。
3)中国
中国は、沿岸地帯の北京、上海、広州、などは、わざわざ個人旅行するところではありません。
ツアーで旅した方が、便利で楽しいでしょう。
現在は、チベットのラサ、奥地の敦煌、ウルムチ、カシュガルなどのシルクロード、雲南省の昆明、麗江、大理などの少数民族というのが、ポイントです。
ラサからは、ネパールのカトマンズへ抜けるルート、雲南省からは、ラオスやベトナムへ抜けるルートが人気になっています。
シルクロードでは、カシュガルから、タシュクルガンを経て、クンジュラブ峠を越えて、パキスタンのフンザ地方へのルート、これは、世界中の旅行者の憧れです。
中国旅行の問題点は、長距離移動のための列車の切符(特に硬臥)が取りにくいところ。
ただ今では、長距離豪華バスも運行していますから、バス移動も考えたらいいでしょう。
注1)2003年9月1日から、15日以内の中国旅行はビザが不要になりました。
注2)クンジュラブ峠越えのルートは、冬は閉じてしまいます。開いているのは5月から11月はじめまで(「Lonely Planet」による)ですが、この時期でも崖崩れが頻発し、よく通行止めになります。
注3)ラサからカトマンズのルートは通年開いています。ただ、旅行者がグループを組んで4WDを借り切って通るので、冬は同行者が見つけにくいかもしれません。
4)アジア横断旅行のルート
アジア横断旅行のルート(旅行記へのリンクつき)
「大人の海外個人旅行」には、アジア横断の各都市間の移動時間まで詳細に書いてあります。
アジア横断ルートというのは、日本を出て、トルコのイスタンブールまでのことを言います。
僕が1999年にアジア横断をしたときのルートを紹介します。
神戸から天津に船(燕京号)で渡り、バスで北京、北京滞在(天安門、故宮、天壇公園、司馬台長城など)
鉄道で成都、成都からラサへ飛行機、ポタラ宮などラサ観光、
ラサからゴルムドへバス、
バスで敦煌、莫高窟など敦煌周辺見学、バスで敦煌から柳園へ、
柳園から軟臥(一等夜行寝台列車)でトルファン、
交河故城などトルファン観光、
バスでウルムチ、新疆(シンチャン)航空でカシュガルへ。
バスでカシュガルからタシュクルガン、
タシュクルガンからクンジュラブ峠、峠を越えてパキスタンのススト。
スストからフンザの中心カーリマバードへ、ジープで飛ばしてギルギット。
夜行バスでラワルピンディ、イスラマバード観光。
ペシャワールとバスで移動し、
ペシャワールからボロボロのクエッタエキスプレスでクエッタ。
クエッタから夜行バスでイラン国境、タクシーでザヒダン。
ザヒダンのバスターミナルからバム、死の町アルゲバム観光、
バムからケルマーン、さらにシラーズ、タクシー借り切ってペルセポリス遺跡観光。
飛行機でイスファハン、エマーム広場などイスファハン観光、
飛行機でテヘラン、また飛んでタブリーズ、
タクシーでマークー。マークーから乗り合いタクシーで国境。
国境を越えてトルコ。マイクロバスでドグベヤズィット、
バスを乗り換えてワン湖のほとりワン、
さらにバスでディヤルバキール、ウルファ、ガジアンテプ、アンタクヤ。(このままバスで途中を観光しながらイスタンブールへ行けば、一般的なアジア横断の完成です)
僕はトルコのアンタクヤから国境を越えて、シリアのアレッポへ(国境越えでトラブル)。
アレッポから首都のダマスカス。
ダマスカスから、サービスタクシーでレバノンのバールベック遺跡、
バールベックからベイルート。
ベイルートからまたダマスカスへ戻って、再度ベイルート。
ベイルートからキプロスのラルナカへ飛ぶ、分割されたニコシアへ。
この後、ラルナカからフランクフルト経由のルフトハンザ航空で日本へ帰国。
注)世界旅行者の第三弾「大人の海外個人旅行」にはこの町と町の間の移動時間まで、さらに詳しく書いてありますよ♪
この僕のアジア横断の場合、東南アジアを外しています。
東南アジアからインドへ入る場合、ビルマを陸路出入国ができない(でもいろんな手段を使えば可能)ので、バンコクからカルカッタへ飛び、続けて、パキスタン、イラン、と旅をするのが普通です。
飛行機を避ける場合は、中国からベトナムへ陸路で入り、東南アジア旅行をして、ラオスからまた中国へ戻り、チベットへ入るというルートもありますが、ちょっと無理のしすぎ。「アジアでそこまで無理をするなよなー(笑)」と思ってしまいます。
また、アジア横断の新ルートとして、中央アジアの、キルギスタン、タジキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、さらにコーカサス諸国(グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン)からトルコに入るルートもあります。
ここは、ビザや宿泊、交通が面倒な割りに、見るところとしては、ウズベキスタンのサマルカンド、ブハラ、ヒワ、以外ありません。
普通の人に話をしても、誰も興味を持ってくれません。。
治安もよいわけではなく、交通手段も限られているので、中央アジア、コーカサス諸国は、安いツアーで行くのがいいでしょう。
あと、ウラジオストックや北京からのシベリア鉄道で、アジアを横断し、モスクワに入るルートがあります。
昔、航空券が高かったころは、横浜からナホトカへ船で渡り、そこから、シベリア鉄道というのが、若者のヨーロッパへの定番ルートでした。
シベリア鉄道をシャワーもない部屋で、一週間くらい、ぼーっと列車に乗り続けるだけなので、現在では、わざわざ乗るものではありません。
ただ、あまりにつまらないので、逆に話のネタになるかもしれません。