「地球の歩き方・ヨーロッパ編」の表紙にあった一日必要金額の変化
「地球の歩き方」は、最初、1980年版として、「ヨーロッパ編」、「アメリカ編」が発行された。
そのあと、「インド編」「オーストラリア&ニュージーランド編」「ハワイ編」と続いた。ダイヤモンドスチューデント友の会編となっていて、これは、卒業旅行などで海外旅行に出た人たちの情報で作られたということになっているが、JTBなどが協力していて、読者の情報はそんなに多くない。
バブルのころ、1990年には、「地球の歩き方」の名前で64種類が発行された。
ヨーロッパ編の一日いくらの額もどんどん上昇し、
1980年 3000円以内
1983〜87 3900円
1991〜92 5000円
1992〜98 6000円2001〜02 7000円
2001〜2002版では、ついに金額が消滅した。
(この変化は、「地球の歩き方」掲示板の「だいこ」さんのトビから一部引用しました。欠けた部分の情報があれば連絡下さい)
これでもわかるが、1990年のバブルの絶頂期に、「地球の歩き方」の編集方針がはっきりと、変わったのがミエミエだね(笑)。
つまり、バックパッカーで「ホテルの予約なしで」旅をする人たち対象から、普通の会社員が「どんどんよやくをしまくって」旅をするガイドブックになったわけだ。1)「ヨーロッパ編」
昭和54(1979)年9月15日初版発行、1480円。表紙には、
>>ヨーロッパを
>>一ヵ月以上の期間
>>一日3000円以内で
>>ホテルなどの予約なしで
>>鉄道を使って
>>旅する人のための
>>徹底ガイドとある。
これが、2001〜2002版まで続いたが、
2002〜2003版では、>>ヨーロッパの国々を
>>できるだけ安く快適に
>>鉄道などの公共交通機関を使って
>>旅するための徹底ガイドと、値段を外してしまった。
最初の版で面白いのは、そのころの日本からヨーロッパの航空運賃が、「ヨーロッパ往復18万円」とあること。
これが最低らしくて、>>東京ーヨーロッパの往復運賃は、夏のピークで26万円
>>11〜2月のオフで18万円、それ以外のシーズンで20万円、
>>これが79〜80年の夏にかけて、一般に流通している運賃である。今と比べると、ホント、高かったね!
>>大学生が春か夏の休みに行く1ヶ月間のヨーロッパ旅行の総予算は
>>お土産代まで入れて春場40万円、夏だと50万円である。だから、一生に一度の旅として、学生の卒業旅行にローンで金を貸すシステムもあった。
2)「アメリカ・カナダ・メキシコ」編
昭和54(1979)年9月15日初版発行、1280円。
これには、
>>アメリカを
>>一ヵ月以上の期間
>>一日3000円以内で
>>ホテルなどの予約なしで
>>バスを使って
>>旅する人のための
>>徹底ガイドこれには、日本からアメリカの航空運賃の記載が無い。
3)「インド・ネパール編」1982−1983年版
昭和56(1981)年12月15日発行、1680円
>>インドとネパールを
>>一日1500円以内で
>>ホテルなどの予約なしで
>>鉄道とバスを使って
>>旅する人のための
>>入門書これには、運賃の例として、
日本ーバンコクの航空運賃が10万円。
カルカッタ往復で15万円台。それから、この時期、「インドへ空路入国の場合、30日以内はノービザ」とあるのが興味深いね。
4)「オーストラリア&ニュージーランド編」1983〜1984年版
1983年1月発行
1880円5)「ハワイ編」1983〜1984年版
1983年2月発行
1400円