《海外旅行と人種差別》
001) 人種差別かと思ったら、そうではなくて、貧乏人差別かも、醜男差別かもしれないという話。
002) 日本女性が海外で声をかけられるのも、ある意味での人種差別かもしれません。

003) 世界旅行者が世界中で受けた人種差別の例。
001) 人種差別かと思ったら、そうではなくて、貧乏人差別かも、醜男差別かもしれないという話。
僕の第二弾「これが正しい海外個人旅行」の第三章27項「日本人は人種差別されていない、馬鹿にされている。」にも、僕自身が、ポーランド、アルゼンチン、米国、南ア、で受けた被差別体験を記録してあるので、是非買って読んでくださいね。
で、差別の問題というのはとても難しい。
「人種差別された!」と騒いでも、それが日本人だから差別されたのか、(バックパッカーなんかは)身なりが汚すぎて嫌がられたという、世界中どこにでもよくある、人種とは全く関係ない、ただの貧乏人差別なのか、わからない。
また、ただ不細工だからという理由で差別されることもあるよ。
つまり、日本人(東洋人)だと、欧米人に比べて、確かに脚も短いし、背も低いし、鼻も低いし、目も細いので、現在の欧米人標準の美意識からは、遠くズレてるんだね。
もちろん格好いい日本人もいるわけだから、そういう日本人は、世界中どこでもモテることになる。
これは僕が、ボリビアのラパスのホットドッグ屋台で実際に体験したんだけどね。
知り合った日本人旅行者二人と僕の三人グループで、あるホットドッグ屋台に行ったら、そこにはかわいい娘さん二人とそのお母さんがいた。
適当なスペイン語でからかって親しくなって、そのあとも結構通ってたんだけどさー、別々に行ったところ、他の若者二人には、ホットドッグが一本多かったんだってさ。
僕は普通だったんだけど…(涙)。
その二人は、僕から見ても、背も高いし、顔の彫りも深くて、モデルか映画俳優になれそうな、日本人には珍しい美男子だったんだ。
僕はもちろん、歳を食っていて、背も低く、ただ冗談好きのおじさんだし、ただスペイン語がしゃべれるというだけなんだしね(涙)。
というわけで、海外で、ごく普通の日本人旅行者(男性)に対する扱いが悪いときは、人種差別なのか、貧乏人差別なのか、醜男差別なのか、よくわからないので、怒るのも難しいってことでした。
002) 日本女性が海外で声をかけられるのも、ある意味での人種差別かもしれません。
日本女性が海外旅行に出ると、世界中どこでも、男性からどんどん声がかかることになっている。
イタリアで出会った日本女性は、シチリア島の観光案内所の男性に誘われて、2人で食事に行った(本人は、「何もなかったけど」と言ってたが…)。
僕の友人の女の子が、一人でジャマイカに行ったら、空港の入国審査のおじさんがホテルへ押しかけてきて、あわてて逃げ出したそうだ。
もちろん、東南アジアでは、有名なバリ島でも、カンボジアのシェムリアプでも、バンコクのナイトシーンでも、各地のビーチリゾートで、日本女性の活躍の話は、聞かない場所がない。
インドのバーナラシー(ベナレス)では、外国人女性に男性がセックスを売る商売が成立していて、おとなしそうな日本女性が男性を買っているとか。
インドでは、コバラムビーチの安宿のオーナーと日本女性が付き合っているという話が有名だ。
また、昔から、台湾で、日本女性が現地の男性を買っているという話はあった。
フィリピン人男性も、昔から日本女性に貢いでもらって家族を養っているというのはよく聞く。
僕の親しい友人は、タイのプーケットで、アフリカ黒人と知り合い、黒人が日本にやってきて関西に住んだので、付き合うために、わざわざ東京から関西に移り住んで、働いていた。
グアム島で出会った黒人とセックスをして、それ以来黒人大好きになった女の子も知っている。
イスタンブールの日本女性の活躍の話は、これはもう、誰でも知っていることで、いまさら書きたくはない。
イスタンブールのトルコ人に狂って、わざわざ職業を変えて、ツアコンになって、トルコ専門のツアーで通っている女性がいるという、確かな噂も聞いた。
イスタンブールの日本人相手の絨毯屋、旅行代理店には必ず日本女性がいて、日本人観光客をを騙している。
西アフリカで出会った日本人カップルの旅慣れた男性は、ニューヨーク在住だったが、「結婚する前にパスポートをチェックして、トルコやインドネシアのスタンプが多いような女は止めた方がいいですね」とアドバイスをくれた。
またもちろん、そのニューヨークでも、日本人留学生は、すぐにセックスをするというのが常識で、現地の日本人駐在員、外国人では特にアラブ系の人に人気のようだ。
僕の本にも書いたが、イタリアへ個人旅行する(ツアーでもそうかな)日本女性は、イタリア人男性に口説かれるのを心待ちにして、イタリア人とエッチするのが目的で、イタリア語を勉強して来た人もいた。
南米も、昔は日本人男性が現地の白人を安く買うための場所だったが、いまでは、ブラジルの特に黒人を目当てに旅行している日本女性も多い。
世界各地で、留学している女の子は、すぐにエッチをするというので、各地で人気が高い。
しかしもちろん、誰でもかまわずにエッチをする女の子ばかりではないわけだ。
すると、エッチを期待しない日本女性は、世界各地でセクシャルハラスメントにあうことになる。
女の子に聞くと、これが大変らしいんだね。
男性からのしつこい誘いを断るのが大変で、いくら断っても部屋に押しかけてくるという程度は、ごく当たり前の状況みたいだ。
「強姦しても、日本女性は訴えないで、泣き寝入りする」という話も、知れ渡っているようだからね…。
世界中の男性が、「日本女性は、しつこくすればセックスできる、やったらお金を貢いでくれる。強姦しても事件にならない」と思い込んでいて、それで片っ端から声をかけてくるとしたら、それは日本女性に対する、一種の人種差別なんじゃないかな。
また、これは話のネタとして書いておきますが、「日本女性の性器が縦ではなくて、横割れしている」という噂が広まっていることも、しつこくされる原因だとの話も、確かに昔からあります。
最近も、米国で付き合っていた男性がその話をしていたという、情報もありますしね。
003) 世界旅行者が世界中で受けた人種差別の例。→「これが正しい海外個人旅行」
僕がリトアニアのビリニュスから夜行寝台列車で、ポーランドのワルシャワ中央駅へ着いたのは、朝の7時だった。
ホテルが受付を始める時間まで少し時間を潰して、駅の近くの中級ホテルへ行くと、調べもせずに「満員!」と宿泊を断られた
ガイドブックにある別のホテルでも、断られる。
三軒目のワルシャワ大学近くのホテルで、やっと部屋を確保した。
それも、レセプションの女性は見るからにイヤイヤという雰囲気で、三人部屋しかないからと部屋代を吹っかけられた。
ワルシャワの街を歩いても、人の僕を見る目が変に冷たい。
ワルシャワ旧市街を観光途中に出会った日本人学生と、夕方、繁華街の中華料理店に入ると、きっちり料金を誤魔化されて、会計の時にウエイターとケンカをした。
そのあと入った、ホテルのバーでもやはり高く請求された。
次の日、一人でワルシャワのピザハットに入ったら、ウエイトレスが全員で僕の存在を無視して、テーブルに座ったままで30分近くも放っておかれた。
僕がひと騒動起こそうと覚悟を決めた雰囲気が伝わったのか、責任者が飛んできて、その場を治めてくれた。
旧ユーゴ諸国の情勢を聞こうと、ワルシャワの日本大使館に行ったら、立派な日本文化センターには誰もポーランド人はいなかった。
ここでやっと気が付いたのだが、ポーランドでは日本人(東洋人)を嫌がって、差別してるんだよ。
日本人は、なぜか勝手に「ポーランド人は親日的だ」(という話をむかし聞いた気がする)と思い込んでいるようだが、それは間違い。
ポーランドでYHに泊った学生の話を聞いても、はっきりと日本人は差別されているようだ。
南米ブエノスアイレスでも、僕は夜中に二時間もホテルを捜してさまよったことがある。
この時は、少なくとも10軒は断られ続けた
チュニジアでも、ホテルは出来るだけ東洋人を泊めないらしく、部屋があるにもかかわらずフランス語で「コンプレ(満室)!」と何度も断られた。
南米を旅行していると、子供たちから「チーノ、チーノ」と声をかけられてからかわれるのは、誰もが経験あるだろう。
チーノとは文字通りでは「中国人」という意味だが、僕が「ソイハポネス(僕は日本人だよ)」と言ったら、「だったらチーノだ」と言われたので、チーノとは東洋人一般を馬鹿にした言い方のようだ。
LAでも、普通に生活していると、本屋でも、レストランでも、日本人を馬鹿にしたような態度をされることがある。
ユニバーサルスタジオの「アニマルショー」で、昔、客がどこの国から来たか呼びかけて、客が大声で「ハーイ!」と返事をしていたが、日本人が随分いたのに、日本人だけが呼ばれなかったこともある。
また、米国のギャップやバナナリパブリックなど、一時期日本人客が集中していた時、レジスターとところでわざとぺらぺらっと日本人に聞き取れないような速度で日本人の悪口を言っていたのも知っている。
さらには、僕がトーマスクックの時刻表を買いに行った時、「こういうものがお前にわかるのか?」という態度ミエミエで、馬鹿にするような質問をされたこともあるよ。
日本人は自分が世界の先進国で、世界中の人が日本にあこがれ、日本を尊敬し、日本を見習いたいと思っていると、勝手に思い込んでいるようだ。
しかし、そう思っているのは日本人だけで、実際は、日本人は、世界中で馬鹿にされ、差別される立場だ。
日本人は、黒人差別はよくないと言うが、実際はアフリカでは、黒人が日本人を差別している
僕はケープタウンのホテルでいじめられたこともあるし、ジンバブエのバスの中で、黒人の酔っ払いに日本人を馬鹿にしたことを言われて、絡まれたこともある。
世界の観光地、カリブ海になると客はほとんど欧米人だ。
そこに場違いな東洋人がふらふらと迷い込むと、欧米人観光客からも、ホテルのスタッフからも、現地の黒人からも差別を受けることになる。
僕が2004年に行ったT&T(トリニダードトバゴ)では、インド人からかなり冷たい扱いを受けたよ(涙)。
日本人がビーチに行くのなら時差もなく、航空運賃も手ごろで、物価も安く、日本人が差別されることの少ない、東南アジアがいいだろうね。
でも、東南アジアでも日本人は欧米人に比べれば、ランクは低いと見られてるけどね。
日本人は東南アジアでは大きな顔をして金をばらまいていても、馬鹿にされている。
バンコクでも欧米人には「サー」と返事しても、日本人には「ミスター」と返事をするという。
会社の金で一流ホテルに泊っている「ジャパニーズビジネスマン」には、こういう所は理解できない。
ただビジネスマンは、しょせんビジネスマンで、日本人として考えられているわけではないからね。
シェラトンホテルの宿泊料金が高いのは、従業員に人種差別をしないように教育しているからなのだ。
だから、金を持っているビジネスマンなら、世界中で人種差別を経験することも少ない。
ただそれは、金を持っているからで、人種差別がないわけではないよ。
しかし、安宿に泊る日本人旅行者はそうではない。
だから、日本人旅行者は、最初から自分の立場を低くして、相手に取り入るような卑屈な態度を取るのがいいだろうね。
無理に意地を張って対等な立場で振舞おうとしても、衝突が起きるだけだからね。
世界中で日本という国のプレゼンスはとても小さい。
海外のニュースで紹介される日本は、相変わらず「東洋の奇妙な小国」というステレオタイプなんだしね。
世界中ほとんどの人は、日本が一流国だなんて思っていないし、日本人なんて、誰も気にしてはいない。
もちろんこれは、日本人男性だけの話で、日本の女の子が世界中で人気なのはもちろんのことだ。