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欧州を旅行された方は不便を感じられた経験があると思いますがドイツなどでは
宗教上の理由で日曜日商店は完全に店を閉めます。
旅行者にとっては土産物が飛行場でしか買えない不便さだけで終わりますが在住す
る日本人にとっては日本での日曜ショッピングが当たり前だっただけに日曜をどう
過ごすか大きな問題です。
私も当初日曜日をどう使うか戸惑いましたが、根っからの骨董好きなだけに色んな
アンティーク市をじっくり廻ってお気に入りを捜すことが最高の解決策であること
に直ぐに気が付きました。
欧州では日曜日となると色んな所でピンからキリまでのアンティークマーケットあ
るいは蚤の市が開かれています。
大きな市になると500-1000軒の店が参加しており人を掻き分けざっと一周するだ
けで2−3時間を要し、再度目をつけていた品物に戻り品物の吟味を始めると半日は
かかります。
ドイツ人は古いものを飾ったり、家具など自分で修理して使ったりするのがすきな
国民のようで月刊誌として毎日ドイツの何処でどんな市場が開かれているかを掲載
した月刊誌“Troedler”(トレドラー;がらくたの意)が発刊されています。アンテ
ィークの好きな人はこれを見て今週末はケルンの市に、来週はニュウルンベルグへ、
来月はフランクフルトの市に行こうと計画します。
ドイツの市場の特徴を陶磁器関係に絞ってみると当然Meissen、KPM、Dresden等
地元の焼き物は多いのですが日本からの輸出品では予想外に伊万里が少なくて薩摩、
九谷などの明治物が多い事です。
ドイツの歴史を顧みると200−300年前はイギリス、オランダに比べて国力は劣り
100年位前から国力をつけて豊かになっています。このことを勘案するとドイツに
高価だった古伊万里が少ないのが理解できる気がします。
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