よも棚 “よもだ”な日記
2003年10月

別枠関ジュ日記>>>MADE IN KANSAI


10月19日《さつきまつ》


さつきまつ花たちばなの香をかげば昔の人の袖の香ぞする
(『古今和歌集』より;よみ人しらず)
めちゃくちゃ季節感を無視してますが。
私ゃかるたクイーンでも何でもないんですが、この歌は何故か覚えてます。てっきり和泉式部の作だと勘違いしてたので、和泉式部日記(もちろん訳本)をきっかけにインプットしたんでしょうが。
花橘=みかんの花、としてよいものか迷いますが、我が故郷はまさしくみかんの里ゆえ、GWに帰省した時は、むせかえらんばかりの花の香りでした。
とはいえ、実は住んでいた頃は気付かず。だんだんと咲き、当たり前のように花に囲まれていたから気付かなかったのでしょう。帰省して駅まで迎えにきてもらい、自宅について車を降りた途端にあまりにも甘やかな香りに驚くばかり。泊まって朝窓を開けると、とたんに甘い香り。

でまあ、今は季節が違います。
この街にのみ多いのか、実は庭に植えるものとしてポピュラーなのか知りませんが、私の通勤路にはキンモクセイが多い。もう満開の時期は過ぎてしまったようですが、朝に夕に香ります。花は地味ですが香りは高い。
9月の終わりだったか、10月のあたまだったか。
帰宅時にすーっと妙に寂しい気持ちになり、何故だ…と一瞬考えてから、キンモクセイの香りがしていることに気付きました。朝とか昼休みには気付かなかったので、ちょうど咲き始めだったのでしょうね。
同時にもう10月だと。あれからもう2年だと。だからなんだか寂しいのだと。
去年の今頃も気付いたことだったのですが、今年もまた香りに思い出を起こされました。まことに人の記憶というのは不思議なもので。
冒頭の歌は初夏の歌ですが、香りによって思い出すというのは同じかな、と。まあ、コイズミジュニアは私の「昔の人」でもなんでもないですけどね(笑)←当たり前。

でもって、花橘。みかん。
私は現在、みかんの人体実験中です。
いや、人聞きが悪いですね(笑) みかんジュースが骨を丈夫にする…ことを証明するべく、1日200mlのみかんジュースを飲むのです。開始前と中間と最後に血液検査をします。2ヶ月毎日…忘れずに飲むことができるか少々不安なのですが。記録の公正さを出すために余分に飲み過ぎてもいけないし、みかん(生果)もあまり食うなと言われました…むむむ。ちなみにボランティアなので報酬はありません(笑)血を抜くのも就業時間内に病院に連れて行かれます。
約2ケースのジュースを飲み終わる頃、冬まつたけがやってきます♪ …どないなつながりや?(笑)

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