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佐藤 亜紀

 

 しかしまあ、この偏愛をどのように説明したらよいのかよくわからない。

 あまり知られていないらしいが、夫婦で同じ賞をとった珍しい作家なのだ。あんまり関係ない話だが。
 ちなみにホームページはこちら。外野の話も詳しい。


「バルタザールの遍歴」新潮社(絶版)/四谷ラウンド

 そんなあ、とうなりたくなるような世界。

 日本ファンタジーノベル大賞審査時に、どこかの小説の翻訳じゃないかと言われたというのもよくわかる。

 ひどく化かされたような気がするが、それがまた、快感なのだ。

 一緒に今も南洋航路(だったかな)を登場人物とともに旅しているような気分がする。あの時代のウィーンが舞台というだけでもはまりそうなのに、その後の展開も、主人公の迷いもドキドキする。

 本が好きなあなた、万が一にも未読なら本屋に走りなさい。

 なんとラッキーなことに文庫になっているわよ。でも当然今は絶版だろうなあ(^^;)

 

「戦争の法」新潮社(絶版)/四谷ラウンド

 そうか、オペラ好きはこんなふうに結実するのか。

 日本でもパルチザン小説?が成り立つらしい。驚いた。

 日本海側N県にソ連がてこ入れして共産国として独立してしまうという話なのだが、じつにリアル。

 若いくせにじじむさい主人公もいい。

 これも文庫に落ちている。世の中を斜めにみたくなったらこれを読むといいかも。

 

「鏡の影」新潮社(絶版)/ビレッジセンター

 世界が揺らぐと言う視点は、実は「バルタザールの遍歴」にも共通するのではないだろうか。

 遍歴はこの作品にも色濃い。

 

「モンティニーの狼男爵」新潮社

 わたしは本屋に走った。ぐふふふふ。

 前作よりさらにファンタジーがかっているが、逆にシリアスかもしれない。

「1809」文芸春秋

 ああ、熱烈なファンを名乗る資格なし。未読なり(^^;;

 どんな話なのだ。

 買うつもりでいるから図書館では借りないし、しかし本屋で見かけたことはない。

 すっかり更新を忘れていたけれど、買ったし読みました。日記のどこかに感想をアップしたのだけれど、どこだかよく分からない。見つけたらリンクします(^^;)
 
あった!8/26

 

エッセー

「略奪美術館」

「陽気な黙示録」岩波書店 未読。読みました

「外人術」未読 読みました

「検察側の論告」(四谷ラウンド) 読みました 00.01.30


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