篠田節子 Shinoda Setuko
まだ準備中なので、とりあえず、日記に書いた作品の感想を抜粋してみた(笑)
最近の本では、本当に一押しの作家。わたしと同じような読書趣味の方々、まだ未挑戦だったら、ぜひ是非に読んで下さい。98.07.12 (日) 22:03
ここのページの第1の目的には読んだ本のデータを記録するということがあるのだ。だからここに出している本は基本的に全部読んでい る。読み終わった日になるべく記録するつもりである。オフ会でちょろっとお話ししたのだが、速読というほどのことはない。好きな本は延々時間をかけて読む。ちなみに「ハルモニア」は6時過ぎに(笑)投票に行って、その後読んだから二時間半くらいかかったかな。
「ハルモニア」 篠田節子 マガジンハウス 初読、図書館
ドラマ化の話は聞いていたので読んでみた。
ひえええ。結構すごい話じゃないか。世界が縮こまって若干食い足りないが、わたしには面白かった。音楽や精神医学方面に興味がある人には面白いと思う。ちなみにネタの程度はすれすれである。専門家が読めば、多少文句も出る かも知れないが、うまく料理してある。
関係ないけど「グリーン・レクイエム」をちょっと思い出してしまった。ネタバレっぽいか?読んでいるときにはあまり思わなかったが、今思い返すとたくさん共通項があるなあ。少女、音楽、実験、手術、研究者、超常能力、ラストシーンの舞台。
でもこれをテレビドラマにするってことは、ううむ、脚本家の腕は鳴りそうだが、ストーリーに改変が加えられることは間違いないな。間違いなくまんが向きだ。次は見てみよっと。
2000.2.12(土)
○「屍鬼」小野不由実 新潮社 図書館
いやあ、凄いボリュームだった。一気に読ませる じゃないか。確かにわたし好みの作品だ。だがしかし、若干冗漫だぞ。小野不由実節、という感じだろうか。ちょっと前に読んだ篠田節子の「夏の災厄」を思い出してしまった
○「聖域」「カノン」篠田節子 文藝春秋 図書館
いやあ、篠田節子ははずれがないねえ。最近の 一押しである。
○「変身」篠田節子 角川書店 図書館
実はいつも同じ言葉で語っているのではないか。でも面白いので許す。
2000.8.18(金)
○「アクアリウム」 篠田節子 新潮社 476円
夫に先に読まれてしまった本(笑)
「ハルモニア」を思い起こさせる感じ。自分にとって、リアリティって何なんだろうと考えてしまった。
2000.8.31(木)
○「死神」篠田節子 文藝春秋 514円
「アクアリウム」より先に読んだのにな。これは当たりかも知れない。軽いタッチなのだけれど、重 めの内容。先日から本屋で立ち読みしている「女たちのジハード」とタッチが似ている。
2000.9.4(月)
○「斉藤家の核弾頭」 篠田節子 朝日新聞社 図書館の本
うひゃー、これすごいよ〜〜はじけてるよ(笑)
りっぱなSFでした。○「女たちのジハード」篠田節子 集英社 図書館の本
うわーい。本屋で立ち読みした時よりすごいかも。
ヘリの話が一番面白かった。
2000.10.10(火)
○「レクイエム」 篠田節子 文藝春秋 図書館
立ち読みしたんだったか、いくつか読んだ話があった。何はともあれ、バラエティーに富んでいて、楽しい短編集だった。やっぱり作家にはいろいろな 引き出しがあるのがいいよね。
2000.10.6(金)
○「美神解体」 篠田節子 角川書店 図書館
面白いし、怖いのだが、私は多くを求め過ぎているのか、満足できなかった。途中で展開が見えてしまうのは当たり前の話として、ちょっと冗漫な感じがした。
ホラーねえ。これってホラーだったのか。
2000.11.20(月)
○「弥勒」 篠田節子 講談社 図書館
読んだぞ読んだぞ。うまく言い表せないけど、「ゴサインタン」の時に若干消化不良だったあたりが、少し解消されている。ともかく、凄まじいなあ。まだまだ発展するんだろうな、という余地がたくさんあって(この完成度なのに)、すごい作品だなあ、と思う。
宗教、ビジネス、華やかな社交世界、美術、芸術、政治、軍事、労働、共同生活、信仰、農業、山岳、イデオロギー、身分差別、言語、因習、冒険……ともかく盛り沢山。
現代の世界を舞台にしているけど、立派な、見事な、骨太の「ファンタジー」だと思った。
ファンサイト「せっちゃん」