久しぶりのキャンプツーリング
この前行ったのは妖精美術館散策ツーリング
あの時のキャンプ場での経験
あの怖さからもう二度とキャンプツーリングなんてしない
と思ったこともあった
だがそれ以上に旅での出会いが楽しかった
夜こそ怖かったものの温泉での今まで知らなかった人との会話
蕎麦屋での人間の優しさ、暖かさ
そして
去年の東北キャンプツーリングの満点の星空、
青い空を見ながら快調に走る気持ち
次に何が待っているのかというちょっとの不安と多大な期待
そっちが勝ってしまった
そのため今回の西日本ツーリングもキャンプツーリング
さらに今はまっている貧乏旅
とにかく食費以外は徹底的にケチる
もらえるものは貰う
高速道路、有料道路は敵
金持ちは敵
と心に誓った

今回は11日という長い日数
そして関東から九州まで走る
出発前は楽しみと不安が入り混じる
本当に俺はいけるのか?諦めるなら今のうちだ
そんな不安が無い日は無かった
ただここで諦めたら
「光ってるのはやっぱりデコだけだな」
ありがたい言葉を皆さんから貰うと思うと
考えるだけでむかつくため
きっと行けば楽しいことがあるさ♪(結局これ)
と言い聞かせ行く最終決断をした

キャンプ道具は一通り持ってるつもりなので
消耗品と新調したい奴のみを購入
ま・それだけで何だかんだ金かかったが
一番悩んだのは地図
ツーリングマップルは今関東と中部のしか持っていなかった
他に必要なのは関西、中国・四国、九州
と3冊
しかも持っていくとしたら5冊も持ってかなくてはいけない
そんなに持っていたったら重いし邪魔
キャンプツーリングの場合は持っていく荷物が限られてしまう
あまりにも持って行き過ぎると重くて思ったような走りが出来ない
しかし無いと道がわからない
普通の全日本の地図にすれば安いし1冊で澄むが
それじゃ楽しい道などが乗っていないし
タンクバッグに入れて信号待ちの時に見ることが出来ないのでちょっとやだ
結局店で見比べて
九州と中国・四国を購入
(中国・四国と中部を持っていれば関西も大体何とかなる気がした)
で後は100円ショップに行き関西の地図を購入
これで完璧
俺最高

そして荷物を適当にまとめて後は出発日を待つのみ
出発予定時刻は朝2時
少しでも道のすいているときに東京を抜けたい
その思いで副業の会社を6時で速攻帰る
事情が変わりちょっと副業の方が忙しかったが
俺の事情を知っている上司はちゃんと帰らせてくれた
6時に会社をでて7時に家に到着
ご飯を食べて風呂に入って寝たのが8時
喰って寝るまさにデブの王道
が・・・
なかなか寝れない
まさに小学生が明日修学旅行を迎える前の気分
体が震える、期待と恐怖が入り混じってくる
とにかく楽しそうな風景だけを考えて
考えまくっていると
気づいたら寝れた
(去年の東北キャンプツーの時も同じ)
が・・・・
さらにさらに
1年位前かなぁり好きだったをなご
(この前まで縁切られてた)
から電話が・・・
この時10時半
俺は寝なくちゃ、寝ないといけないんだよ
しかも寝てたのに
なんでてめぇ俺を起こすんだよ
と思いつつもちゃっかり出てしまう
すると
そりゃぁもう可愛い声で話し掛けてくるわけよ
もう電話切りたくなくなるわけなんですよ
しかも最近俺の好みになったからむかつく
(でも俺のお気に入りは別の可愛い娘)
しばらく電話をして(30分以上)たら眠くなったから
寝ると言って切ったが(笑
素敵なお休みコールのおかげで2回目はすぐに寝れた
やっぱり寝る前のお休みコールは必要だな

でその後寝たと思ったらすぐに1時にセットした目覚まし時計
うるせぇぇ
マジでうるせぇ
てめぇぶっ壊すぞ?
などと思いつつもやさしくなでるように泊めて
ゆっくり深呼吸をして
起き上がり外に出てみる
ちょっと寒い感じのひんやりとした空気が全身を包む
空に星は見えない
とりあえずバイクを出して荷物を積み込む
これは思ったより時間がかかった
当初持っていこうと思っていた椅子が
いざつんでみると思いのほか邪魔になった
何か良い策は無いか考えていたら
時間はどんどん過ぎて
面倒になったので結局おいていった

そんなことをしているとうるさかったらしく
お母が起きてきた
起きてこられるといろいろとうるさいから気づかれないように
旅立とうと思ったが見事に失敗
だがちょっと話をしただけでまた寝たので良いと思った
だが・・・
甘かった
荷物を全部積み終わって
ジェベのキーを回しライトがつく
そしてセルスイッチ
押してもエンジンがかからない
セルモーターは回っている
だがエンジンはかからない
おいおいジェベ公旅の初日からおまえは不機嫌なのか
たかが機械の癖に俺の言うこと聞け
エンジンかかれコラ
と何回もセルスイッチ押してたら無事にかかった
プラグはかぶっていないと信じよう
一応変えのプラグも2本持ったし

しばらく暖気をして今度こそいざ出陣
気合入れてケツあげてギアいれて今回の旅も行くぜ


1日目

まだ朝と言うことが出来るのかどうかわからない時間
俺は独り東京に向かい走っていた
この時刻にすれ違うバイクといえば新聞配達のカブ
朝から大変だ
でもそれは毎日のこときっと慣れてしまっているのだろう
それに比べ俺は
あくびの連発
「あぁ早く楽しい道につかねぇかなぁ
つーかクソ寒いよ体も財布も心も
このまま千葉駅でストナンしてツーリング辞めようかなぁ
なんか面倒になってきたな」
などと思いつつも
バイクはひたすら西を目指す
R126→R357(湾岸線)→R15→R1そう走っていく予定だ
千葉を過ぎ湾岸
もし走り屋とか暴走族に会ったらどうしよう
煽られたら・・・
かつあげされたら・・・
ぶっ殺せば良いか♪
お台場につくころはまだ回りは殆ど暗かった
お台場も今は走り屋スポットだが1台も過激なバイクには出会わなかった
お台場を過ぎレインボーブリッジ
俺はこのレインボーブリッジが景色は好きだけど
自分で運転するのは大嫌いなんですよ
すこぶる怖いじゃないですか
まじでハンドルに力こもりまくり
風は冷たく寒いのに俺の体は極度の緊張で汗だらだら
それでも少しだけ平気な振りをしながら景色を楽しむ
少しだけ明るくなり夜景は見れなかった
これから太陽がだんだん昇ってくる
暗い夜から明るい昼に変わる前の時間
1秒ずつはっきりと変わるこの風景
大好きだ

品川を過ぎ横浜に向かう途中で左手のほうが赤くなって来た
綺麗な日の出だ
旅の初日にはぴったり
やっぱりお天道様は俺の見方
こんな時間でもやはり大都市東京
車は結構多かった
だが渋滞にはならずに進めた
そして横浜
いつもならここで一観光&お散歩だが今回は素通り
そしてここから先は俺にとってほとんど未知の世界
伊豆、箱根には旅行で何度か行ったが自分で行くのは初めて
早速見えた標識には「有料・横浜新道R1」
R1って国道だよな?
なんで有料なんだよ
俺の税金で作ってんのになんでさらに通るのに金を払うんだよ
俺はアリストとジェベ公とSVちゃんの税金払ってるんだから
ただにしやがれ(デミオは親が払ってる)
などと思いつつも体は普通のR1の方え(笑
道路に金を払うことはしません
それこそ貧乏旅の真骨頂

だがその150円をケチったせいでちょっと道が複雑だったし
遠回りした感じだ
でも使わないと決めたら使わない
それにここは東海道&箱根駅伝のルート
そう実は今回の目標のひとつに箱根駅伝のコースが実際にどれくらい
過酷かを確かめようというのがあったんです
それと東海道53次制覇も一緒にしちまえ
で、ここはエース区間2区
良く聞く権太坂
テレビでは「へーここ坂なんだ」程度にしか思っていなかったが
実際に見ると・・・
こんな坂走ったら俺もうすぐばてると思うくらいの坂だった
これを走る大学生はやはり普段から鍛えてるな
俺も精進しなくては

そして本日始めてのコンビニ休憩
考えてみれば朝起きてから何も喰ってないし飲んでも無い
でもコンビニに入るのは迷った
この4月の終わりに俺の格好と言ったら
革ジャンにマフラーといういかにも冬という服装
今は春ですよ?いや、初夏か
でもここで一回入れば後はもう気にせず入れる
そう最初の第一歩
これは超えては行けない事なのか?
嫌、乞食でもコンビニに入ることはある
んじゃ俺大丈夫じゃん
自分に言い聞かせコンビニに入る
店員さんは以外に普通だった
どうやら俺はまだ「普通」の領域から出ていないっぽい
簡単にパンとジュースを買って出た
パンは駐車場に座り込んで食べる
食べてる途中R1は俺と同じく荷物を持ったライダーたちが走っていった
あいつらもキャンプツーリングだろうか?
ジュースは少しのみタンクバッグにぶち込んで
さぁ出発
俺にはそんなのんびりしている時間が無い
それでなくても行動が遅いのに休憩も長く取っていたら
目的地に着かなくなってしまう

今回始めてタンクバッグにジュースを入れたが
俺のタンクバッグはMoto Fizzの
ツーリングマップル入れる用の一番ちっこいバッグ
これに500ccのペットボトルが入るとは思わなかったが
「入る」と書いてあったから為にしいれたら本当に入ったので
ちょっとびっくり

こいつは以外に優れ物だ
小さいからあまり邪魔にならないし
走りながら地図も見れる
迷子体質の俺の体質改善につながるかも知れぬ

どんどん走っていくと
小田原
小田原といえば小田原城を見なくちゃいけない
そんな気はしたが今回は
「一泊二日でいける観光地はパス」という
わけわからねぇ制約も作っていたのでパス
小田原を過ぎると箱根
もうまわりは明るくなっている
箱根に入って思ったことが
思った以上にカーブと上り坂が過酷
そして何よりも寒い
寒すぎるんだよー箱根
箱根の山に入ったらさらに寒さが増して
俺は凍え死ぬんじゃないかと思ったが
寒くないと思えば寒くないんだと言い聞かせ
進む
快適なワインディングに木々のトンネル
朝のやわらかく新鮮な日差しが木々に吸収され
漏れ出した光だけが俺に指す
新緑の木々の間にふっと見える白や紫の藤の花
綺麗だ
寒いけど走ってて良かったー
道も良いし楽しいぜ
今度はSVちゃんで攻めてみたいな
それにしてもこの上り坂はどこまで続くんだ?
車が無い時代の人はここを歩いて超えたのか・・・
さすが東海道の難所
しかも関東から行くと一番最初に難所があるというなんとも嫌なとこだ
俺が大好きな箱根駅伝の5区はここ走るのかー
すげぇな俺だったら100メートル走ったら死にそうだ
ま・俺はバイクで走るから死なないけど

気持ちよく走っているのもいつかは邪魔が入る
目の前にでかいバスが・・・
観光地だから仕方ないか
でもワインディングでバスって・・・
抜かせないんですよねぇ
俺は特にヘタレでビビり君だから
抜かしたくても対向車のことを考えてしまう

結局しばらくの間は遅いバスの後ろを
排ガスを喰らって真っ黒になりつつ走る
空はこんなに晴れてて気持ち良いのに
何で俺はこんなバスの後ろに・・・

限界は突然訪れる
切れた
対向車上等
追い越し強行
俺の運の良さにかけた

もうここで対向車が来てひかれれば俺はそこまでの人間だったって事だ


結果
成功
やっぱり俺は運が良い
今回の旅も必ず成功すると確信した

そして俺の自由は取り戻された
俺の前をさえぎるものは何も無くなった
ただ純粋にバイクを操ってこの新緑の木漏れ日を浴びて走れる
今までは山ばっかりだったのに今度は旅館が出てきた
小桶園は小学校の修学旅行で泊まったとこだ
なつかしいなー
あのころからボクってあまり進歩してなさそうだが

旅館の立ち並ぶ個所を過ぎると今度は下り
俺はくだりが怖いから嫌いだ

が・・・
あまり急な下りは無かったので安心した
時々見える富士山も綺麗だったし

下りは嫌いだが楽しく下っていると
湖が見えた
おおお
この水溜りなんていうんだ?
なーんて思っていると
今度は
朱色に塗られたでかい鳥居がでかでかとあった

その間を道が走っている
アクセルを全開にして走り抜ける
これが神をも恐れぬバカのやることです

鳥居を超えるとコンビニがあったので休憩
しようと思ったが地図を見たらもう少し走れば
道の駅「箱根峠」があったので
そこまで走ることにした
地図の上では1cmくらいなんですぐにつくだろう

鼻歌雑じりにバイクに乗って数分後
道の駅到着

現在の時刻AM7時
何気に俺って結構良いペースで走ってる?
もう余裕ぶっこいて
ジュースなんか飲んじゃったりするもんね
富士山眺めて
「俺はあの山のように大物になりてぇ」
なんていったりしちゃうもんね

地図見て「浜松」の位置知ってビビッて急いで出発したりしちゃうもんね

俺全然進んで無いじゃん
5時間もかかってまだ箱根かよ
これじゃ今日名古屋につかねぇじゃんかよー

休憩終わりだ
いざ名古屋に出発

バイクはどんどん西に向かってR1を走る
このR1思ったより空いている
俺の予想ではめちゃくちゃ渋滞しまくってて
すり抜けしまくる予定だったのに
空いていたので快適に走れる
○○バイパスなどという名のところは信号も無く快適極まりない
だが突如俺の目の前に現れるいやらしい文字
○○バイパス「有料」

「有料」は敵です
さらに俺はこのたびで始めて知ったのだが
緑の看板の道路って全てが「有料」だと思っていたんですよ
だけど
あれって有料じゃないところもあるんですね
俺看板見ただけで曲がっちゃったよ

というわけでこのR1さり気無く「有料」と
書かれたとこがあったら迷わず曲がることにした
そうでないのは料金所で
「どこにも有料ってかいてねぇじゃんかよ」
って言ってかね払わなければ良いという強攻策

静岡に入るとR1からでも富士山が良く見えた
だがこの辺は80キロ程度で流しているので
あまりにも感動しすぎると事故ると思い
泣く泣く富士山をあまりみずに走りに専念した

静岡も走りつづけると今度はお茶畑が見えた
そしてなぜかお茶臭い
静岡のお茶っておいしいのかなー
良いお茶って甘いらしいんですよね

静岡でゆっくりお茶を飲みたいと思ったが
俺にはそんな暇はない
とにかく走らねば

昼に浜松でうなぎを喰うんだ
そのためには静岡は通過点にすぎん

静岡は通過しようと思うとあまりにもでかい
俺の静岡の記憶といえばバイクサッカーで磐田に行った事くらいだ
その時は高速を使ったからあまり苦痛ではなかったが
下道だとこんなに遠いとは思わなかった

途中で何度も地図を確認した
そして自分の現在地をしらべ
あまりに進んでいないことにちょっと悲しくなりつつ走る
磐田って遠いのね

そしてR1静清バイパス
俺はここを有料道路だと思って思いっきり曲がっちまったぜ
だってよだってよ
緑の看板だったんだもん
そりゃー曲がるって
でもね
曲がって休憩に入ったコンビニの店員さんが可愛かったから許す

その後迷いつつもR1を見つけ走る
そしてまたしても緑の看板
今度はあからさまに「有料」の文字
藤枝バイパス
もちろん使わない
無料のR1を走る
この辺はもう普通の街中の道で何の変哲もない
ただ退屈だ
この辺は東海道でも比較的歩いても楽だろう
退屈に耐えられればの話だが
俺は退屈には絶えられない
早く山に入りたい、綺麗な景色を見たい
その思いが徐々に出てきた

だけど我慢だ
ここで曲がったら目的地に着かなくなってしまう
自分に我慢するように言い聞かせて走る

ついに掛川
この辺はバイクサッカーで見た気がするので覚えてる
もう少しで磐田だ
なんて遠いんだ
で、また現れた有料「掛川バイパス」
有料はいらん
却下
さらに現れた有料「磐田バイパス」
ついに磐田だ
磐田
ここから先は本当に俺にとって道の世界だ
これより西は俺初体験
ついに西日本童貞をすてるぜ
と
気合を入れたのもつかのま
とにかくつまらねーんだよR1
早く浜名湖みえねーかなー

道路の標識は「浜松」に変わった
道は中途半端に込んでいる
浜松といえばバイクのメーカーがたくさんあるとこだ
ここでならバイクが壊れてもすぐに治してくれるはず
どうせならスズキの本社にでも行って写真とって来るかな
あああ。でも面倒だ
それに浜名湖って浜松だったような気もしたし

この辺からはすり抜けバトル勃発
俺と数台ですり抜け
キャンプツー仕様のジェベ公じゃ結構きついが
その辺はR20、R246で鍛えられた俺のすり抜け
そう簡単には負けません

だが地図を見るために一時離脱

バトルしてた人たちに抜かれちゃった

出発

バトルしてた人が車事故らせた見たいです・・・
バイクが止まってて前にはガードレールにぶつかった車

軽く会釈をして俺は素通り
走ってると救急車
きっとさっきのとこに向かっていったのだろう
俺も気を抜いたらあの車に乗ることになるかもしれん
もっと気合入れてすり抜けをしなくちゃな

弁天島とやらを眺めて進むと
浜名湖がなくなった

俺走りすぎたみたいです
俺のうなぎーーー
うなぎくわせろーーー

戻る
戻る

数分後
無事にうなぎや発見

時刻は10時40分

店は11時から
ボクって・・・

20分も暇があったので日記を書くことにした
日記といってもちっこいメモ帳に
簡単な走り書きをする程度だ
旅の時は常に思い出としてメモを取ることにしている
そのメモを後で見ただけで感動がよみがえってくる
ちょっとだけ滲んだ文字
手の汚れがついたメモ帳
人に見せたら汚いといわれるが
俺にとっては掛替えのない宝物


貴重な時間を20分も休憩に使いどうするべ
どうするべ
などと思っていると少し早くに店に入れてくれた
ここは「うなぎの刺身」があるらしいので食べたいと思ったが
2000円弱したため諦めるか迷いに迷い
親友に
「貧乏旅の1食で3000円使ったらダメだよな?」
などというメールを送り親友にどうするか選択させた
結果、俺の頼んだのは
うな重(1600円)
頼んでから店の中を見渡すとそこには
俺の大好きな喜久三師匠のサインが・・・
「ラーメンも好きだけどうなぎも好き」
見たいな事が書いてあった
ちなみに俺は笑点大好き人間

待つこと数分念願のうなぎが



考えてみたら
浜名湖ってうなぎの「養殖」なんですよね
なーんて食べてみて思っていたより美味じゃなかったので
ちょっとがっかり
普通にボクは利根川の「天然」うなぎを食べているので・・・
でもまずくはなかったので許そう

うなぎを食べ終わったらもう休憩は無し
そのまま名古屋を目指す
名古屋につくころはきっと夕刻だろうから
そしたら味噌カツを食べる
今度こそおいしい奴を
俺が今まで味わったことのないくらい
不思議で未知の味の味噌カツを食べたい

店を出るころにお天道様は真上くらいに上り
気温も上がってすこぶる快適だ

ここから先はR1を走りつづければよい

途中で何回もツーリング中のライダーを抜かしたり抜かされたり・・・
TL1000Rなどとすり抜けバトルをし始めた直後
りきまるセンサーが何かを感知
し・・・白バイ発見
TLどもは気づいていない
白バイは車の陰に隠れて獲物を狙っているようだ

ボク
思いっきりクラックション鳴らして気づかせてあげちゃった♪

ちょっと白バイ隊員の視線を感じたのでコンビニに非難
そのコンビニで今回の旅で始めてライダーとの会話

そのおじさんは原付スクーターで東京から来て今日は滋賀に行くらしい
特にキャンプの道具を持っているわけでもなく
ただぶらっと走ってきている感じに見えたが
彼は間違い無く冒険者の匂いがした
俺は九州を目指すといったら
どうせなら開聞岳までいっちまえと励まされた
言われなくてもそうする予定だぜ
互いに今後の安全運転と目標達成を近い走り出す
今の時刻14時過ぎ

名古屋まで残り少し
俺腹減ってない・・・
味噌カツ食えない・・・

ルート変更

名古屋など道の込みそうなところは避けることにした
地図を確認すると
名古屋を一番楽に抜けるのはR23を走れば良いらしい
R23を目指して走り出す

どこで曲がれば良いのかあまり良く見なかったため止まって確認

地図を眺めていると
散歩中の爺さんに話し掛けられた
その爺さんの息子も以前はバイクに乗っていたらしく
愛知から関東にツーリングに行ったのに東京には5分ほどしかいなかったらしい
やっぱりライダーは面白い人が多い

止まったついでに今日の宿泊地を探すことにした
このペースで行けば今日中に三重にはつきそうだったので
一応見学予定地である「関」の近くで一晩過ごしたい
地図を見ると宇賀渓というところにはキャンプ場が点在していた
値段を聞くために電話をする
俺すこぶる感動しました
関西弁のおばさん
「おいでやす♪」
行きます行きます
今まで関西弁がこんなに萌えるとは思わなかった
まじで関西弁らヴ♪なんて思うくらいに
すこぶる綺麗な関西弁でしゃべられて
もう俺はそこしか考えれなくなった
でもバイクで走るにつれ
キャンプ場4000円は高いべ?と気づく
いくら関西弁が良くても4000円は高すぎる
考えてみればナンパすれば良い事だ
ここはみんな関西弁を操る土地
もっと安いキャンプ場さがすべ

考えつつR23を走る
R23は2車線くらいの走りやすい道だった
関東でたとえればR357の湾岸道みたいな感じかな
それを西に向かい走り抜ける
R258を右折し走ると
さっきまでの都会とはかけ離れた田舎地帯
なーんか地元に帰ってきた気分だ
時間はまだまだ有り余っていたから
地図で見学できそうなところを探す

このまま真っ直ぐ行けば「多度大社」がある
ツーリングマップルによると
白馬伝説の残る神社らしい
白馬・・・
白馬の王子様
俺はそういうのが大好きだ
すぐに目的地と決めた

多度大社は思ったより山の中にあった
大社に通じる道には
箱根の関所のような朱色の鳥居が堂々と立っていた
そこを抜けるとすぐに大社
綺麗な新緑に囲まれていた
バイクを止めて歩き出すとそこは思いのほか参拝者が多い
それもお年よりばかりではなく
俺と然程変わらないくらいの年齢のねーちゃんも結構いた
そしてここはちょっとした散歩には適している
大社の敷地内には綺麗な川が流れていて
ちっこい滝なども新緑の間から見えた
マイナスイオン浴びまくりで元気100倍アンパンマン
結構マイナーなところだと思ったが良いところだったの
大満足で後にした
もちろん願ってきたことは
「旅の安全」

大社をでてから県道5号を走り
R421に再び突き当たる
今度はR421を宇賀渓に向かい走っていく
以外に何も無いが綺麗な道だ
このままじゃキャンプ場についてもコンビニがなさそうだ
俺の感がそう言う

しかし目の前にはジャスコの看板が見えた
こんな田舎にもジャスコはあるものだ
コンビには無いのにジャスコはある
やっぱりジャスコって狸がでるところにしか作らないって
本当だったんですね
(確かイオングループは土地の安いところに
 でかいショッピングモールを立てるという経営方針)

ジャスコがあるということで安心しキャンプ場に向かう
最初に見つけたキャンプ場に早速入る
宿泊
「500円」
おおおおお
すげー良心的なとこじゃん
電話で聞いた感じでは高いと思ったけど
安いところもあるんだね

キャンプ場のおっちゃんに今晩つかえるか聞くと
使えるとの事
で金を払おうとすると

「1泊1張り500円」
「1人500円」
「駐車代200円」

計1200円といわれた

ぼ・・・ぼったくりキャンプ場かーーーー
まるで飲み屋で
「1時間5000円飲み放題」
といわれて入って女の子は別料金
と言われた気分だ。
ちょっとむかついたがそれでも安いと思い
泊まる事にした

キャンプ場の中に入ると
綺麗に整備されていたし
つり橋もあり川もあり滝もあった
そして山と山の間に出来てる感じで
すこぶる綺麗だった
安かったかもこのキャンプ場
そして人が多い
若い奴らのグループがかなぁり多い
可愛いねーちゃんに頭の悪そうなにーちゃんたち

そんな奴らのことは気にせず
俺は独りでテントを張る
もうテント張りなんてものはなれているから
すぐに貼れた
貼り終わったら今度は食料調達
さっきのジャスコに向かいバイクを走らせる
距離にして8キロくらい
道はがらがらの高速コーナー的なワインディング
10分あればつく
そこで夕食用のラーメンと水などを買って
またキャンプ場に戻る

そして
キャンプ場散策
キャンプ場についたのが4時過ぎだったので
デイキャンプの奴らは徐々に帰り始めていた
もしかして
このキャンプ場また俺の貸切?
そう思いお気に入りの娘に愛のこもった
「またキャンプ場貸切かもーこえぇー」
ってメールを送れば見事に無視された
その後お湯を沸かし石の上に座りコーヒーを飲みながら
何故か太宰治の走れメロスを読んだ
やっぱり友情ってすばらしいね
俺もあんな信用できるともが欲しいぜ
読み終わりボーっとしていると
他のグループのにーちゃんらが
「風が強くて向こうでテント張れないんで隣りいですか?」
と聴いてきた
そんな俺に許可を取るな
敷地はみんなのものだ
綺麗に使えばいいのだ
そう思い
「良いぜ」と答えた
その後ちょっと会話をした

本も読みやることが無くなれば今度はキャンプ場撮影会

ここは暑い日に川遊びが出来そうなくらいに綺麗な渓流だった
なおここもキャンプ場の敷地内なのでこの河川で
バーベキューをすることも可能だろう
だが俺は独りだしバーベキューもする気もない
そんな俺がしたことといえば

この川で食料を探したね



結構ちっこくしたため見難いが
俺のテントは一番前の緑のちっこいやつ
その奥にあるのが話し掛けてきたにーちゃんたちのテント
うーん大人数だとあんな立派なテントになるんだね
そして左のほうに見えるのが滝
ちっこいけどちゃんとした滝で
2段になっていた気がする
もちろんこの滝で上からダイブすることは可能だろう

夏に家族や友達とこのキャンプ場にきたら楽しいかもしれない
でも俺は今回は独り

日が暮れるまで散策とボーっとして
暗くなり始めた6時過ぎに早々と夕食の
ラーメンを茹で食べた

夕食も食べ終わりここからが
独り貧乏キャンプ予定なしツーリングの楽しみ
夜のテントの中で電気をつけて地図帳とにらめっこ
どこに行こうかな?あれみたい。これもみたい。
もっともっといろんなものみたい。
そういう思いがたくさんでてくる

今日は千葉から三重まで551キロを走った
明日はどれくらい走れるんだろう
そう思い
地図に行きたいところを記し
道をなぞってみる
できれば明日は姫路まで行きたいな
そう思い8時過ぎに寝た

夜。
寒いんですけど
あまりの寒さに目がさめた
なんでこんなに今日は寒いんだ
お隣りさんからは咳き込む音が聞こえる
風邪引いたなお隣りさん

俺も風邪引かないようにしなくては
確か人間の体温は頭から逃げていくと前に聞いた気がする
それが本当かどうか
そんなことは知らない
ただそう言う情報があればそれを信じるしかない
バッグからいざと言う時にと思い持ってきていたトレーナーを出し着込み
寝袋を頭に被せ口と鼻だけを外に出した
これで頭は冷えないはずだ
風邪を引かないはずだ
そう信じてまた寝た


2004/04/29
りきまる三重県宇賀渓にて宿泊
走行距離    551キロ
総走行距離   551キロ
ガソリン代   1500円くらい
食費      3000円くらい
宿泊費     1200円
総出費     5700円くらい


 






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