久しく寝たベッドの感触は最高だった
俺はすこぶる良い気持ちで目覚める事が出来た
部屋を出て階段を下り外に出る
外は今回のツーリングで一番良くはれていた
やっぱり阿蘇は俺を歓迎してくれいているようだ
急いで荷物をまとめて旅立ちの準備をする
何故かって?
そりゃーペンションの人に
「こんなに良く晴れた阿蘇は珍しいよ」
っていわれたからさ。すぐにでも阿蘇を満喫したいんだ
速攻で荷物をまとめて部屋を綺麗に片して
挨拶をして出発する
出発する前にパンをご馳走になった
あの手作りのパンは美味しかった

バイクに跨りエンジンをかけると
昨日の大雨の中外に出しっぱなしにしておいたとは思えないくらいに
スムーズにエンジンはかかった
やっぱりジェベルも走ることを望んでいるのだろう

まずは阿蘇山を見に行った
つーかツーリングマップルの阿蘇パノラマラインってのが
すこぶる気になるからそれに行く

走り出してからすぐに気付いたのだが
本当に
空は青いし、山は綺麗だし、周りは草原


バイクを止めていても走っていても
草原の風が気持ち良い
こんな風に吹かれながらバイク乗れるなら
死ぬまでここにすんでいてもいいと思ってしまう

そして俺の目の前に見慣れた風景が現れた
デジャヴではない
それはあまりにも有名は阿蘇の草千里ヶ浜だ
阿蘇にツーリングに行った人間は誰もがここで写真を撮るだろう
そんな俺も数枚撮った

ここを見たときは本当に感動した
こんな綺麗な草原を見たことも無かったし
山は綺麗だし
草原の中の水溜り(笑)も美しかった
しかも観光客相手に馬もいた気がする(うろ覚え)
俺もここを全力疾走したかったが体力が無いので諦めた
バイクを止めてゆっくり景色を堪能する
バイクの隣りに座って軽く口笛を吹きながら
「良い天気だなー」って想いつつ

のんびりした後は道路を挟んだ反対側のお店でお買い物
お土産屋とソフトクリーム屋さんがあった
アイス大好きな俺はぜひともソフトクリームを食べたかったのだが
この日,俺のお腹はあまり調子が良くは無かった
お腹を壊すのも嫌だったので今回は諦めた
それがこの旅において最も心残りだ
阿蘇の牛乳を使ったソフトクリーム
今度こそ食べてやる

ソフトクリームを諦めつつもお土産を買った
親と友達と親戚と会社
親からは小遣いを貰ってきているので
そこそこの物を買っていかなければならない
まー九州と言う事なので最近流行りの焼酎を買う
店のおばちゃんにどれが美味しいか聞いて美味しい奴を買った
後のお土産はお菓子だ
お菓子は会社の上げる人の人数を計算して買った
俺のお馬鹿だから事務所にいる人間の大半にはお世話になっている
当然、仕事をサボってきているので買わないわけは無い
2箱買ったよ・・・
この売店でお土産代1万円ほどかかった
俺は貧乏旅をしているのに良いのか?という疑問が浮かんだが
この広くて自由な自然の中にいれば
「金なんて無くてもいいじゃん」
って思うようになる

俺えのお土産は心に残ったこの景色


そこから俺はミルクロードに向かって走っていった
ちなみにこの日、阿蘇町営道路は閉鎖されていました。
なんか山の機嫌があまり良くなかったみたいです
要するに今度はそこを走ってソフトクリームを食うとう
義務が生まれたわけです。

一度R325に行き昨日走った道に向かって走る
R57にぶつかったらまた阿蘇山に向かって走り
途中でミルクロードにつながる県道を曲がった
昨日は雨で殆ど解らなかったけどこの辺の景色も見ていて飽きる事は無い

したからみていてこんなところを今から走って登っていくのだと思うと
期待で胸が一杯になった
まるで青い空に向かって走っていくような道だ
心地よいワインディング気味の道を走り
前には緑の山に灰色のアスファルト
そして登ってきた道を見下ろすとそこは町並み


この景色だ
これが阿蘇が世界最大のカルデラだっけ?
これまたすげぇーうろ覚え
つーか間違っている可能性のがでかい
まー山に囲まれた街並み
この地形はとにかく珍しいらしい
でも実際見ると珍しいから何?って思う

珍しいって思うよりもすこぶる綺麗なんですよ
周りの山々は殆どが草原のように緑でその中にある街並みは
少し不規則な並び方
このバランスがすこぶる綺麗で良い

ミルクロードに入るとまたしても草原
今度は山の上を走る感じの道
その山といっても木が生えている山ではないのだ
道の両脇は草原
そして下には街が見えたり隣りの山が見えたり・・・
どこまでも走っていけそうな雰囲気がする
まるで自分が本当に風になってしまったのではないかと
疑いたくなる事も何度もあった
しかも長い
とにかく長い
大観望に行きたいのに
いつになったら大観望につくんだよ。このやろー
って思うくらいに道は長かった
その間に何人ものライダーに抜かされた
俺のジェベルでは80キロで走るのが精一杯
でもその80キロで走ったおかげでのんびり景色が見れた
なにやらバトルしているバイクも合ったが事故って死ね♪
俺はのんびりしている時に荒々しいのを見るとすげー気分悪くなるんです
こんなゆっくりしたところにいるのにバトルしてどうすんだよ
平和に行こうぜ

そんな長い道も「大観望」とかかれた看板を目にしたときは少し切なくなった
もう一回戻って走ってみる?そんなことも思い浮かんだ
大観望に行くとそこはバイクの展示会
さっきまであまりすれ違わなかったはずなのに
ここにはバイクがあふれ返っていた
道路の両脇はバイクで埋め尽くされている
俺は歩くのが嫌なのでバイクで入れる一番奥まで入っていった
奥に入ってもやっぱりバイクは沢山止まっている
本当にどこからこんなに沢山きたんだよ
そしてさっきまでバトルしていたバイクもとまっていた
お前らは帰れ。
バイクを止めて人の流れに向かって走る
周りは草原が広がっている
風が本当に気持ちいい、ただちょっと強すぎ無いか?
さっきから俺の髪型がシチサンになりっぱなしだ
想ったより距離はあったが気持ち良いので許す
そして俺はついに大観望の石碑の前に立った

ここでの記念撮影はライダーの3大記念撮影場所な気がする
佐多岬(鹿児島)
宗谷岬(北海道)
最南端と最北端
ただ距離を走るようで俺は興味が無い
それとは違って大観望はただ景色が良いだけ
そしてここから見た景色はこんな感じ

なぜかここで大学生のサークルだろうか
でっかい紙飛行機みたいなのを飛ばして遊んでいた
下手くそだったから説教してやろうと想ったが辞めておいた
風が気持ちいいのは良いけど人が沢山いて嫌になったので
早々に戻る事にした
今度はやまなみハイウェイを走る
誰もが憧れる道、やまなみハイウェイ
ミルクロードを東に向かい走るとやまなみハイウェイだ
そのまま別府に向かえば良いものを俺は最初から走りたいというくだらない理由から
また阿蘇山に向かって走っていった
これはちょっと失敗だった
だって以外にワインディングがあったんだもん
過積載状態のバイクでワインディングは結構きついです
でもはじめから走りたい思いには勝てず走った
途中で阿蘇神社でこれからの旅の安全を祈願していざ
最初から最後までやまなみハイウェイを走るツーリング開始

おおおおすげぇ
さっき来た道だぜ
あぁむかつく
ワインディング嫌い
しかし進むにつれて感激えと変わる

こんな道がずっと続く
草原の間を走る
今日ずっとそうだったが未だに飽きない
むしろどんどん好きになっていく
これが阿蘇の魅力か・・・

気合入れて走っていたらお腹がすいてきたので適当な店に寄った
なにやら名物らしいのかわからないが美味しそうなのがあったのでそれを喰う

ちょっと辛そうだけど全然辛くなくて美味しかった
食事も済みお腹一杯で満足満足
ここに宿泊したい気分だ
だが日数的に余裕が無い俺はまだまだ走った
結構ハードスケジュール

やまなみハイウェイも草原から松林に変わった

だが景色のよさは変わらず
次第に大分が近づいてくる
大分についたら温泉に入るんだ
雨でいけなかったリベンジだ

途中湯布院についたとき「ゆ」と書かれた山があったのでバイクを止め
写真を撮ろうとした
その時悲劇は起こった
バイクを止めてカメラ片手に走っていたら

ぎゃしゃぁっぁぁん

んのぉぉおぉぉぉx
俺の愛するジェベが倒れた・・・
良く見るとそこは坂道でよーく停めていないと倒れそうな場所だった
一応停めるときに倒れないか確認はしたがまさか倒れるとは・・・
倒れたバイクに走って近づいた
バイクの近くに落ちた折れたブレーキレバー
焦げ臭い
急いでバイクを起すと
サイドバッグがマフラーに触れて溶けている
当然のごとくブレーキレバーは折れている
大きく息を吸って吐いた
まずエンジンがかかるか確認
セルを廻すとエンジンは元気にかかった。問題なし
次にバッグの確認
でっかい穴があいている
荷物が溶けている
仕方なく荷物を出して寝袋を変わりに入れた
寝袋が落ちるほどでかい穴では無い
そしてブレーキレバー
何とかブレーキをかけることは出きる
半泣き状態で走った
目指すは大分
今日ちょっと調子に乗ってましたよ・・・
以後気をつけます
大分につくと早速温泉探し
別府は数日前に来たからなんとなく解っている
まず今回ターゲットにした温泉は無料混浴露天風呂の「へびん湯」
感と経験から温泉の標識を探し出し指示に従って走る
山に向かっていく
そして・・・ある程度は覚悟していたが想った以上に酷いダートが始まった
わだちは深いしはっきり言って過積載ジェベじゃきつい
過積載のネイキッドだったら無理なんじゃないのかなぁ
だがこの先には夢の混浴露天風呂
きっと可愛い女の子が沢山入っているのさ
そう願い走る


Uターンしたさ
だってだってこんな道誰が入ってくるよ?
考えてみ?
こんな道に温泉は入りに来るアホいるか?
絶対にいないって
絶対に道間違えたね、俺

少し戻っているとオフ車集団が走ってきた
おおおおおおお
あれは絶対に林道を楽しんでいるんじゃなくて温泉に行くやつらだ
俺の本能がそう告げた
俺はまたしてもUターン
速攻で追いかける
つっても離されるが・・・
走ること数分
行き止まり
立ち入り禁止の看板
止まっているバイク
しかし、この看板の先を歩く事5分くらいで温泉があるらしい
オフ車集団のやつらは行くそうだ
当然俺も行く
ただここで問題が発生
オフ車集団の数名はオフ車でそのまま上っていくという
俺はそんなテクが無い
かっこ悪いが歩いていった

沢を登っていく楽しい道
ハイキング気分で楽しく歩けた

そして歩く事5分くらい
煙と硫黄の香が・・・
終に温泉発見
しかも2つくらいあった
俺は奥の温泉のが気分的に良いので奥にある温泉に向かっていった
終に来たぜ、ついにへびんゆに・・・
夢の混浴美女温泉・・・

って誰もいねぇじゃねぇかよ
こら
おい、誰か今すぐ別府から可愛い娘拾って来い
でもまぁ良いや
温泉も良いし

景色も良いし

入ると下には泥がたまっていて
足の指とかに泥が詰まった
そして異常に硫黄臭い
お湯は俺が入ったほうは比較的ぬるめだったが
絶対にその日によって違うだろう
すぐ近くからボコボコお湯が沸いているところがあったし
そして俺に釣られて何人も来た
オフ車のりは手前の温泉に入ったらしい
そいつらと話しているとここは
へびん湯じゃなくて鍋山の湯だということを聞かされた
結局迷って違い温泉に入った俺って・・・
あまりに良い湯だったので1時間ほど入って歩いて戻った
そこからバイクに乗り別府に出て
九州に入ったときと同じように北九州に向かった
そして同じ北九州の南海部品でエンジンオイルを買った

さらば九州
夕日を見ながら開門大橋を渡って本州に戻った
下関からR191をひたすら走った
日本海側に沈む夕日を見ながら


そして問題発生
今日の宿泊先が決まっていない
どこに寝れば良いんだ
地図をだして道の駅を調べた
無い・・・果てしなく無い・・・
地図のページを何ページもめくった
そしてようやくあったのは
萩市・・・
ここからの距離は百キロ前後
既に日は沈んでいる
これからどうやっていけば良いんだ
今夜は・・・
考えても仕方ない
走るっきゃねぇ
気合入れて走ってやる走る抜いてやる
日が暮れたR191を走った
山口県って道は良い
カーブのところにはR○○
とカーブのきつさが書いてあるから走りやすい
そして車がいない
まったくいない
俺が走っているのが異常な気分になってくる
そして無性に寂しくなる
車よすれ違ってくれ
そして温度表示は7度を表示していた
寒くて死ぬって・・・
初日になくしたマフラーが恋しくなった
俺はこのまま凍死してしまうのだろうか
頭の中に『死ぬ』という文字がよぎり始めた
嫌だ、死にたくない
その思い出萩までついた
道の駅萩しーまーとに行くとヤン車がいます(涙
よーくかんがえよー命はだいじだよー
俺がヤンキーで旅人じゃなかったら
絶対にテントはっているやつがいたら襲撃してる
ここでテント張ったらきっとけんかになる
寒いし動きたくない

仕方なく場所を変える
少し戻ったところに交番があった事を思い出した
こんなときこそおまわりさん
交番に駆け込み
俺「駐車場でテント張らせてくれ」って言うと
アホ公務員「はぁ?そんなことできるわけねぇだろ?」
俺「んぁ寒いんだよ、死んだらどうすんだ、ゴラァ」
アホ「これは国の敷地だからそんなことできねぇんだよ。」
能無し、こっちは命がかかってんだよ
てめぇらアホ警官はそんなのもわかんねぇのか?
いずれ俺が日本のボスになったら絶対にお前ら死刑にする
職務怠慢で死刑にする
家族も同罪で死刑にする
萩市、てめぇらいくら歴史的にいいからってなめてんじゃねぇぞ
所詮庶民出が
天皇でも戦国大名でもねぇやつらがちょっと維新でいいかっこうしやがったからって
松平なめんなよ
絶対に殺す
何年かかってでもいいから2004年のGWあの交番にいた2人は殺す
そう心に近い交番の前にバイクを止めて嫌味らしく地図を眺めていた
そうするとさっきすまなそうな顔をしていた若い方のアホが出てきた
そして、事もあろうか
「海岸ではってみれば?」
なんてほざきやがった
てめぇら絶対に殺す、今この場で首の骨折って殺してやろうか?
こんな夜に海岸で貼って塩が満ちてきたらどうすんだよ
俺はこの辺の海がどこまで塩が満ちてくるかわかんねぇんだよ
てめぇらそんなに俺を殺したいのか?
えぇ?こらアホ公務員、
あまりにもむかついて本気で右ストレートを入れたくなった
だが、その時俺の中で次の宿泊予定地が決まっていたから許した
道の駅阿部町
15Kくらい走ればある
20分あればつくはずだ
バイクに跨りアクセル全開で走っていった
今度はヤンキーいるなよ
20分後道の駅について周りを見回すとヤンキーはいなかった
早速テントを張る
その時なにやら「変なバイクが・・」などと言う声が聞こえた
テントを張り終わり、カップラーメンのお湯を沸かしていると
パトカーが来た
パトカーが明らかに俺のほうを見ている
おい、山口県警上等じゃねぇか
てめぁら全員ぶっ殺死
まじでむかついた
お湯をかけたままパトカーをガン飛ばした
もし着やがったらぶっころしてパトカー事海につっこませてやる
絶対に殺す
たかがオマワリ2匹で俺に勝てるとでも想ってるのか?
だがお湯が沸くとオマワリを無視してラーメンにお湯を入れ
テントに入った
するとアホどもは帰っていった
この時俺は寒さとむかつくクソやろどものせいで怒りは頂点
ツーリングしていてこんなにむかついたことは無かった
カップラーメンを食べ終わりゴミの整理をしているとおっちゃんが話し掛けてきた
おっちゃん「バイクで旅行してんのか?」
俺「あぁ」(機嫌が悪い)
おっちゃん「ほれ、ちょっとぬるくなっちゃったけど、これ飲め」
そして手渡されたのはビール
ビール
この寒いのにビールなんて飲めるかよ
って思ったけど
この時
俺は度重なるクソやろうどもの非人道的な仕打ちに切れていた
それが・・・山口県民にも良いやついるじゃん
と思い喜んで受け取った
そしておっちゃんは何も言わずに立ち去った
おっちゃん、ありがとう
だけど・・・こんなに寒いのにビールは・・・
おっちゃんの心の暖かさだけで俺は充分さ
ビールを置いて寝袋に入った
ビール
ビール
ビール
明日荷物になるよな・・・
でも捨てるのは勿体無いよな..おっちゃんの心の温かさを捨てるなんて
寒いけど飲んじゃえ

寒い中飲んだぬるいビールはやっぱり冷たかった
だけどおっちゃんのおかげで俺の心はあったまった
明日もがんばって走るぜ♪



2004/05/05
りきまる山口県道の駅阿部町に宿泊
走行距離    ???キロ(記録忘れた)
総走行距離   ???キロ(記録忘れた)
ガソリン代   1200円くらい
食費      2300円くらい
オイル     2200円くらい
高速      300円
お土産     11000円くらい
宿泊費     0円
温泉      0円
総出費     16000円くらい
旅合計     60200円くらい




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