スペクトルマン
はい、ウルトラじゃありません。たまたまDVDを買ったので。
帰ってきたウルトラマンと同時期、第二期怪獣ブームの先がけですが、特撮はヘボイです、特に序盤は見られたものではありません。しかし、13話あたりからは、よくなっていきます。内容に関しては定評があります。基本的に2話完結で構成されており、丹念に物語が作られています。確かに重たい話が多いのですが、同時期の作品に比べて、特に優れているかと問われれば好みの問題でしょう。もちろん有名なアルジャーノン話など名作も多数です。にしても、帰ってきたウルトラマンの怪獣使いと少年が11月、アルジャーノン話こと悲しき天才怪獣ノーマンは12月、おい、なんちゅう時代だ。
まるで、サラリーマンのようなスペクトルマンの位置付けが画期的です。帰ってきたウルトラマンも好きな時に変身できませんでしたが、スペクトルマンの場合、上司であるネヴィラからの指令か承認を受けなければ変身できなかったりします。帰ってきた同様、早い内に緩和されてしまいます。このネヴィラの指令ですが、大局的にみて納得はいきますが、結構ヒドいです。まっ、意外と物分りがいいですな。
タイトルは20話までは「宇宙猿人ゴリ」。ゴリはスペクトルマンの敵の名前です。しもべのラーとたった2人で地球の制服をもくろみます。IQ300の天才ゴリ博士と、力が強い軍人ラーのコンビは意外とお茶目で楽しませてくれます。ゴリってばしゃべるたびに大げさなジェスチャーをおこないます。後に「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」、「スペクトルマン」とタイトルは変わっていきます。
スペクトル光線
DVDではスペクトル状の光線となっていましたが、便宜上スペクトル光線と呼ぶ事にします。2話と3話ぐらいでしか使っていない。怪獣に止めをさすほどの威力は無いようだ。スペクトルフラッシュの簡易型かもしれない。
スペクトルフラッシュ
ゼロンとの戦いで初めて使用した。そのときは一回という約束であったのに、その後はばんばん使ってますな。最初のときは七色の光線で、腕をクロスさせて使った。二度目は巨大ラーに使用、この時も腕をクロスさせて発射したが、七色ではなく青白い光弾だった。その後指先から発射することになる。指先発射は片手でおこなうが、両手同時発射も出来る。エネルギーの使用量が多く、放った後は倒れこむこともしばしばだった。また、モグネチュードンに使用したエネルギーを集中して放つ強化型もある。
スペクトル熱線
6話でドアを溶接するためだけに使用された光線。親子を殺せと命令するネヴィラだが、スペクトルマンの取った隔離という方法のほうが一般的かも。ネヴィラの指令は、地球人が彼らにとって下等生物であると考えれば、何の変哲もないところが痛い。しかしながら、この親子こそ研究のためにネヴィラに送らせるべきだった気がする。
ネヴィラスライス
両手腕についたカッター、アタッチメントで攻撃する。この頃は、切断オーケイだったんだな。ガイバーの高周波ソードに似てなくもない。しかし、話が進むにつれて、大きくなったりギザギザが増えているような気が・・・。スペクトルスライスと叫ぶ事も多かった。また、ドクロンとの戦いでは、腕からロケットのように飛んでいった。
ネヴィラギムレット
両手腕についたカッター、アタッチメントで攻撃する、その2。はっきり言ってスペクトルドリルとかスペクトルシールドと言う名前の方が良かった気がする。頭の上で両手を合わせ、体を高速回転することで体をドリルと化す技である。もっぱら、土の中から敵に近づく奇襲の為に使用することが多い。攻撃に使ったのはダストマンぐらいである。
スペクトルアイ
いわゆる透視光線というやつである。サンダーゲイの姿を見つけたり、富士山の中を透視したりした。
スペクトルバックル
腰のベルトにある手裏剣のような武器。怪獣にぶつけて、最後に念力か何かで爆発させる。13話にてバックルは事務所においてあり、同僚に見つかりかけるシーンもあったが、ネオヘドロンには大した効果がなかった。今後、主要武器となっていくので良いでしょう。
スペクトルサンダー
雷を操る技のよう。ネオヘドロンを倒すが、本当にスペクトルマンの技なのかは不明だった。モグネチュードンに使用した、ウルトラマンでいうところのボディスパークのような使い方も出来るようだ。
そして、サイボーグ怪獣X、(譲二の回想ではシルバーロボと呼ばれていた)に使用したスペクトルサンダーは頭部から発射、標的を絶対零度にした。ぜんぜん違う。なぜにサンダー?
雷って確かに温度や水にも関係があるけど。
スペクトルソード&シールド
ギラギンドに苦戦するスペクトルマンにネヴィラから送られてきた武器。スペクトルマンのデザインもあいまって騎士のようだ。ちなみに名前は、こっちの創作である。盾はドリルにより壊されるが、剣によってギラギンドの首をはね、倒した。
スペクトルガン
サタンキングに苦戦するスペクトルマンにネヴィラから送られてきた武器。おいおい、西部劇かよ。こっちはスペクトルマンのデザインもあいまって、似合っていない。ミサイルの数千倍の威力があるそうだ。右腕を負傷したことが送られてきた理由なので、左手で撃つ。スペクトルマンは最初、発射した反動に耐えられなかった。命がけの訓練してまで使ったのに、使用はこのエピソードのみ、マジで。帰ってきたウルトラマンでもそうだが、1回限りの必殺技が多い。設定は使いましょうよ。サタンキングに正々堂々と戦えと言っているが、丸腰のサタンキングに銃で立ち向かうスペクトルマンの方が卑怯なのでは。
十字架
スペクトルマンの必殺技というよりパル遊星人の武器。魂を込めて託されたスペクトルマンであったが、強敵キュドラー星人に致命傷を与えることは出来ない。それでも、キュドラーに術を防いでいた。キュドラーは、スペクトルマンから十字架を奪ったが、強い念のこもった十字架はキュドラーに制御できず、自ら胸に突き刺すというショッキングなやられ方をする。その後、十字架に落雷が落ちた。スペクトルマンを最後まで翻弄したキュドラーは最強の怪獣であったかもしれない。この前後編は、物語もさることながら、スペクトルマン=ヒーローの悲しみをよく表していた。
ビックバックル
スペクトルバックルの一種。投げた後、バックルが巨大化して相手を切り裂く。ブラックドラゴンに使用した。そのときの映像、首を切り取った後、上に首をのせて飛んでいく様は圧巻。ビックバックルは叫びこそはスペクトルバックルだが、ゴルダ、デサイトマンにも使用している。
スペクトルエース
口の中に人が入り、攻撃できないマウントドラゴンに対して使った技で、動きを止めることが出来るようだ。こんな便利な技があるなら、もっと以前のエピソードでも使ってたらいいのに。ナレーションによると結局マウントドラゴンはお亡くなりになったようで、外傷を与えず、大ダメージを与える技のようだ。
ファイヤーファイティング
いわゆる、消火技。草なのに体を燃やして攻撃することが出来る、巨大草人間が放った火を消すのに使用した。初期でもスペクトルアイなど、叫んでいたが、中盤以降はかなり叫んでくれる。やっぱり、ヒーローものである。この頃のお話は仮面ライダーに近いと思う。初期はどちらかというとウルトラセブンか、でも、ちゃんとスペクトルマンらしい。
スペクトルジャック
格闘技だが、叫んで放ったので一応、ゴルダやグレートサタンに使用した。首に相手の頭をはさんで回転しながら押し倒す。にしてもサタンキングに続き、グレートサタン。名前だけはたいそう強そうな。