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世間的には「2000」なみに気まずい評価を受けている感じの「メガギラス」だが、
「怪獣どうしの戦いを面白く見せる」ことに関しては、
マンガ的演出や音楽の迫力*1に頼るところが大きいとはいえ、平成シリーズから格段の進歩を遂げている。
個人的には、DVDの映像特典として
実況つきのバトルムービー集を入れてほしかったぐらいなのだが、
どうやらそんなものはなかったようなので、自分でなんとかすることにした!
※相変わらずのチョー適当なマウス絵は、あくまで映像の代用品なので
できればDVDやビデオの映像と併せてごらんください。

Gを翻弄せよ! 幻惑の高速戦法
第1ラウンド・前半
 

 
「さあ、ここお台場を舞台に、今まさに二大怪獣の激闘が始まろうとしています!
えー、資料によりますと、今回ゴジラに挑戦するメガギラスは
これがデビュー戦とのことですが…?」
 
「そうですね。タイプとしては、モスラなどと同じ
飛行型の昆虫怪獣ということになります」
 
「こう言ってはなんですが、いきなりゴジラと戦うには
実力不足ではないか、という声も多いようですね。
ゴジラの放射熱線をガードしきれないのではないか、と…」
 
「うーん…まあしかし、 彼自身も自分のウィークポイントは把握しているでしょうから、
その上でどんな作戦を立てるかが見どころではないでしょうか」
 
「なるほど」
 



 
「あっ、まずはメガギラスが動きました! ゴジラに向かって突進!
そのまま翼チョップを決めた! ゴジラ倒れます!」
 
「すれ違いざまに鉄塔を倒すところに、ショーマンシップを感じますね。
まずは小手調べといったところでしょうか」
 

 
「さて、いきなりダウンを奪われたゴジラ、頭を振って立ち上がりますが…」
 

 
「メガギラス、すかさず背後から体当たり! ゴジラ、完全にノーガードです!
敵の位置を把握していなかったか!」
 
「うーん、どうやらメガギラスは、そのスピードを活かして
徹底的にゴジラを翻弄する作戦のようですよ」
 

 
「前のめりに倒れたゴジラを尻目に、悠然と飛行するメガギラス。
意外にも、序盤の主導権は完全にメガギラスが握っております」
 
「そろそろ反撃しないと、ゴジラとしても面目が立ちませんねえ」
 
「あ、少々お待ちください…
ただいま入った情報によりますと、衛星軌道上に打ち上げられた
人類側の最終兵器、ディメンション・タイド*2の発射準備が開始されたようです!」
 
「ゴジラとメガギラスの両方を同時に攻撃する、ということでしょう」
 
「そうですね。はたして一石二鳥といくでしょうか…
あっ、倒れたままのゴジラの背ビレが発光しています!
早くも伝家の宝刀を抜くのか、ゴジラ!」
 


 
「出たーっ! 起き上がりざまの放射熱線!
観覧車にとまったメガギラスを直撃か!」
 


 
「しかしメガギラス、余裕でかわします! これは速い!
高速で飛ぶメガギラスを、ゴジラが必死で追いますが…」
 
「まずいですねえ。完全にスピード負けしてますよ」
 

 
「おや? メガギラス、空中にとどまったまま、羽を激しく動かし始めました。
周囲に強烈な高周波が発生しています!
空気が陽炎のように揺らいでいるのが、ごらんいただけるでしょうか!」
 
「さらに高速で移動するための、準備運動のようなものですね」
 
「なるほど。しかしそうなると、ゴジラにとってますます不利な状況に…
おっと! ゴジラ、2度目の放射熱線攻撃だ!」
 

 
「ああーっ、駄目です! やはりかわされてしまった! 熱線が空しくビルを貫きます!
しかも、メガギラスのスピードはさらにアップ! 肉眼で追うのは困難になってまいりました!」
 

 
「ゴジラ、完全にメガギラスを見失ったーっ!」
 


 
「とまどうゴジラの背後にメガギラス出現!
しかし! ゴジラが振り向くと同時に、再び視界の外へ!」
 
「メガギラスの動きに、余裕というか遊びが出てきましたね」
 



 
「反対側からの体当たりをくらったゴジラ、あわてて放射熱線を吐きます!
だが、もはやかすりもしない!
高速で飛び回るメガギラスに翻弄され、いたずらに周囲を破壊するのみです!」
 

 
「ああ! ゴジラ、またしても敵を見失っている!
無敵の怪獣王が、これではピエロ同然だーっ!」
 
「若い世代のファイトスタイルについていけてない感じですねえ」
 

 
「しかしまだまだ余力十分のゴジラ、ゆっくりと周囲を見回します。
はたしてメガギラスはどこに…?」
 


 
「いたーっ! なんと目の前で待ち構えていた!
そしてこのまま格闘戦に突入ーっ!」
 
【ここでCM】



【*1】
大島ミチルによる新しい「ゴジラのテーマ」が、
おなじみの伊福部版ライトモチーフに代わって独自のキャラ立てに成功している。
だんだん! だんだん! だんだんだん! ってやつね。
※ちなみにターミネーターは「だだんだんだだん! だだんだんだだん!」


【*2】
衛星軌道上からマイクロブラックホールを撃ちこんでゴジラを消してしまおう! という
やりすぎ感満点の対G兵器。映画のサブタイトル「G消滅作戦」の由来でもある。
なお、こいつのテスト中に時空の歪みが発生したおかげで
古代の昆虫メガニューラ(のちにメガギラスに成長)が現代に迷い込むことになった。


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