紹介
病気の子供と「これからどう生きていけばいいのか」悩み苦しんでいる人へ
本書は,「娘も私も病気を隠さない生き方を大切にしたい」と語る,統合失調症の娘を持つ岡田久実子さんの著作である.
幼少期の内弁慶でおとなしい少女が,ボランティア活動を通し次第に活発な女性に成長する姿.保育士になり,結婚,出産.そして突然の娘の発症とともに始まった葛藤の日々.主治医との静かな闘い,新薬に振り回される,二度の再発…….そんな状況の中,家族会との交流,家族の支え,「リカバリー」という考え方との出会い等を通して「隠さないで生きたい」と思うようになったありのままの心情が綴られている.本書には,娘夫婦,次女,夫の4名もそれぞれ思いを語っている.本書は,家族自らが家族の視点で語る本であり,読者に共感呼び起こし,勇気と希望を湧かせる1冊である. |