紹介
涙が止まらなかった
あんなに頑張ってきたのに
学校だって,仕事だって,あんなに一生懸命だったのに……
著者,黒川常治は40歳になったばかりの「うつ病患者」である.
20代後半から30代の大事な時期,「うつ病」に支配されてしまった黒川は,「グラフィックデザイナーとして成功したい」という夢が激務のなかで潰れ,友人も失った.しかし,グループホームや作業所で出会った仲間たちとの生活のなかで,自分の本来のリズム,自分の性格,本当の「自分」というものを感じ,「自分らしさ」に気づいていった.今では,病気になったからこそ見えてきた「自分らしさ」「新しい夢」「生きていくうえでの仲間」「生きがい」を多くの人に伝えたいという願いがこの本を誕生させた.
本書には,著者の生い立ち,学校生活,職業経験,そして,うつ病の発症から回復までの道のりなど,ありのままの姿が素直に語られている.どんなときも焦らずに,でも決して諦めない,障害とともに「自分らしく」生きる,黒川の半生が丸ごと描かれている. |