紹介
精神障害のある人の「ごく当たり前の生活」を求めて,1970年にさいたま市(旧大宮市)で活動を始めた「やどかりの里」が40周年を迎えた.やどかりの里は,精神保健福祉のパイオニアとして,街の中に障害者生活支援センターやグループホーム,働く場を点在させ活動の輪を広げてきた.
本書は,この10年のやどかりの里の歩みを,障害のある人の生きる姿,労働支援,生活支援に従事する人たちの思いや願い,活動の実際から綴っている.障害のある人も街の中で安心して暮らせるための活動づくりは,障害のある人と職員の協働の取り組みだった.そして新たに街の人たちとの協働を模索したこの10年,やどかりの里は新たな一歩を踏み出している.
本書は,単にやどかりの里の取り組みを述べるだけでなく,10年先の我が街の姿を見据え,これからの新しい地域実践のあり様,住民との運動,組織づくりを提言している.
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