本書は,1994年から2000年までのやどかりの里の実践を記したものだ.地域生活支援センターや福祉工場,授産施設,地域作業所,グループホーム等が点在するやどかりの里では,職員主導の運営を見直し,精神障害を体験した人と職員の「創り合う」関係を模索してきた.さらに,地域を足場とした活動を街の人たちと協働していく試みが描かれている.