漢点字図書目録(あ)〜(お)
ここでは、富山県視覚障害者福祉センターに納めてある漢点字図書のタイトルの頭文字が(あ)から(お)までの本を紹介いたします。
〔5巻〕 著者=内田康夫 発行所=講談社
1998年11月2日第1刷
1998年11月25日第2刷発行
漢点訳版製作=1999年8月
入力者=柳沼芳一 校正者=横田鈴子
〔ころされるというメッセージを残して男と女が徳島・祖谷渓の谷底に消えていった。
それから12年 ――。いま、徳島県の吉野川河口堰建設計画は地元住民を二分して、論争が白熱化している。
その渦に巻き込まれた浅見は、計画の経緯を遡るうちに殺人事件との接点に気づいて…。「藍色回廊」と名付けられた吉野川の美しい自然をめぐって、欲望と愛憎が交錯する中、浅見光彦の推理が冴える〕
〔4巻〕 著者=石坂洋二郎 発行所=新潮社
新潮文庫 1952年11月2日発行
1992年3月20日 90刷改版
2002年5月30日 94刷
漢点訳版製作=2004年1月16日
入力者=濱本ひろ子 校正者=勝川真理
〔昭和22年、新聞に発表されるや、混乱した世相に健康で明朗な新風をもたらしてベスト・セラーの先がけをなし、くりかえし映画化されて戦後風俗誌の一ページを飾ることとなった傑作。作者の独壇場である学校を舞台に、寺沢新子、島崎先生、沼田医師などがくりひろげる明るい青春譜は、暗くじめじめした封建制を打破し、人間的で民主的な社会の建設をめざす姿として万人の共感をよぶ。〕
〔5巻〕 著者=山本一力 発行所=文藝春秋
悪女の泪(なみだ)
〔5巻〕 著者=和久峻三 発行所=角川書店
頭がいい人、悪い人の話し方
〔2巻〕 著者=樋口裕一 発行所=PHP研究所
anego
〔5巻〕 著者=林真理子 発行所=小学館
生きかた上手
〔3巻〕 著者=日野原重明 発行所=ユーリーグ
医者が末期ガン患者になってわかったこと
〔3巻〕 著者=岩田隆信 発行所=中経出版
〔2巻〕 著者=野村克也・米長邦雄 発行所=致知出版社
イチロー
〔1巻〕 著者=高原寿夫 発行所=旺文社
〔2巻〕 著者=村上和雄 発行所=サンマーク出版
〔3巻〕 著者=安部晋三 発行所=文藝春秋
〔4巻〕 著者=藤沢周平 発行所=文藝春秋
〔4巻〕 著者=藤沢周平 発行所=文藝春秋
〔3巻〕 著者=五木寛之 発行所=幻冬舎
〔3巻〕 著者=内田康夫 発行所=講談社
〔4巻〕 著者=平岩弓枝 発行所=文藝春秋
〔3巻〕 著者=高橋克彦 発行所=幻冬舎
狼花(おおかみばな)
〔7巻〕 著者=大沢在昌 発行所=光文社
〔3巻〕 著者=森 博嗣 発行所=講談社
〔5巻〕 著者=笹沢左保 発行所=徳間書店
〔3巻〕 著者=乙武洋匡 発行所=講談社
〔5巻〕 脚本=君塚良一 ノベライズ=丹後達臣 発行所=フジテレビ出版
〔4巻〕 著者=和波孝禧 発行所=新潮社
2001年10月15日第1刷
2002年2月25日第7刷
漢点訳版製作=2002年6月27日
入力者=濱本ひろ子 校正者=宮嶋 清
〔江戸で一旗あげようと京から出てきた豆腐職人永吉は、江戸の豆腐との違いに戸惑う。江戸の豆腐は固かったのだ。今日も売れない豆腐を前にして、途方にくれる永吉を支えたのは、長屋の桶職人の娘おふみだった。<漢点訳者>
「おふみがよう…」
いわしを箸でほぐしながら、源治が話し始めた。
「あんたの豆腐が売れるようにの願掛けだてえんで、おれの酒を断っちまいやがった」
あたまを外したいわしを、源治は丸ごと口に運んだ。永吉も同じように煮付けを口にした。
「腹を立てても、いまさらあれは娘が勝手にいったことですなんざ、お稲荷さんには言えやしねえ」
源治がぶつぶつとこぼした。おふみは懸命に笑いをこらえていたが、源治が睨むと真顔に戻った。<本文より>
第126回 直木賞受賞作!
この作者には時代小説に対する覚悟がある。それが熱となって読者を優しく包み込む。―― <平岩弓枝>〕
1980年10月20日 初版発行
1989年12月20日 三十版発行
漢点訳版製作=2005年1月11日
入力者=横田鈴子 校正者=濱本ひろ子
〔抜群のプロポーションと美貌(びぼう)をもつ緋美子(ひみこ)は、恋人公則(きみのり)と共謀し、精薄者で土地成金の岩崎順一郎と結婚した。
新婚旅行でハワイに着いた夜、夫は外出したまま戻らず、行方不明になった。緋美子は計画通り公則の犯行と思い、夫の安否を気づかう新妻の役を演じながら帰国する。夫の失踪宣告さえ出れば、時価数十億にものぼる土地が手に入ると、ほくそ笑(え)んだ。
だが、彼女の前につぎつぎと異変が起こった。まず、不気味な深夜の電話。夜中に庭を歩きまわる怪しい足音。そして、訪れてきた夫の友人と称する中年男は、緋美子の財産めあての殺人をほのめかしたのだ…。
莫大な財産をめぐって、色と欲に憑(つ)かれた女と男たちを描いた著者会心の長編法定推理。〕
2004年7月2日 第一版 第一刷
2005年6月7日 第一版 第四二刷
漢点訳版製作=2005年11月28日
入力者=濱本ひろ子 校正者=勝川真理
〔何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに…。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。
本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。「知ったかぶり」「矛盾だらけ」「繰り返しが多い」「具体例がない」「説教癖」など、思わず身近なあの人の顔が浮かぶ。
そして、あなた自身も「バカに見える話し方」をしているのだ!文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項をみつけ、痛快に綴る。〕
2003年11月1日 初版第一刷発行
2005年6月10日 第七刷発行
漢点訳版製作=2005年9月4日
入力者=濱本ひろ子 校正者=勝川真理
〔まさに、恋愛ホラーともいうべき新ジャンルを確立した衝撃の長編小説。
合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…この小説の中には、女性ならだれしも経験してきた、思い出すだけで“痛すぎる”恋愛のすべてのパターンがある。ファッション誌『Domani』連載中、丸の内OLの間に“anego系”という言葉や“anegoメール”なる現象まで生み出した、大人気小説。読み続けて最後の一行に至るとき、背筋まで凍りつくような濃密な愛の姿が見えてくる。〕
2001年12月20日第1刷
2002年8月9日第12刷発行
漢点訳版製作=2003年3月2日
入力者=濱本ひろ子 校正者=横田鈴子
〔いきいきと生きる。
90歳を越えた医師からあなたへの贈りもの。
人間はひよわな存在です。だから寄り添って生きることができます。
習慣に早くから配慮した者は、おそらく人生の実りも大きい。
話題の雑誌『いきいき』で大好評連載中!
――ある脳外科医が脳腫瘍と闘った凄絶な日々――
1998年2月1日第1刷
1998年3月20日第6刷発行
漢点訳版製作=1999年8月
入力者=横田鈴子 校正者=永森和子
〔「まずわかってほしいのは、私が、けっして脳腫瘍と真っ向から闘う強さをもった人間ではないということです。今、私は脅えきっていますし、心から怖いと思っています。
しかし、その一方で、自分が脳腫瘍になって初めて気がついたことがいろいろあるのです。
これまで、“患者の痛み”を知識としては理解できているつもりでしたが、じつはほとんどわかっていなかったこと。
さらに医学的にも興味深い発見がいろいろありました。
そして、専門書で読んだり、患者さんから聞いたりして、自分なりに理解していたことと、自分で体験するのとでは、やはりかなり違いがありました。
だから私は、この自分の体験をぜひ書き残したいのです。そうすることは、今後の医学の進歩のため、あるいは同じような病気で治療を受ける患者さんにとって、なんらかの役に立つのではないかと思うのです」〕
1999年5月1日第1刷発行
漢点訳版製作=2000年4月
入力者=濱本ひろ子 校正者=宮嶋 清
〔野村 ―― 二流の思想では、絶対に一流にはなれないということです。
米長 ―― 喜んだり感激したりする心の振幅が、一流になるためには大切なんです〕
――努力の天才バッター――
2000年8月1日 初版発行
重版発行 2001年
漢点訳版製作=2006年1月17日
入力者=筏井美栄子 校正者=濱本ひろ子
〔夢は見るものでなく自分の力でつかむものだ〕
2001年7月10日初版発行
漢点訳版製作=2002年3月12日
入力者=鈴木玲子 校正者=大間知恵津子
〔熱烈な恋愛をすると、ホルモン関連のタンパク質の値が変動するという実験結果がヨーロッパの大学で発表され、注目を浴びています。
〔この実験結果は、恋することが遺伝子のスイッチのON/OFFに関係することを意味しています。なぜなら遺伝子が、どのタンパク質を、いつ、どの細胞でつくれという指示をするからです。恋をしてイキイキ、ワクワクすれば、遺伝子のスイッチのON/OFFに影響を及ぼすのです。
バイオテクノロジーの第一人者が最新の遺伝子研究を通して「生命(いのち)」のすばらしさを語る!〕
2006年7月20日 第1刷発行
2006年10月10日 第8刷発行
漢点訳版製作=2007年1月9日
入力者=濱本ひろ子 校正者=横田鈴子
〔戦後生まれ初の首相、誕生
わたしは政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは「闘う政治家」と「闘わない政治家」である。「闘う政治家」とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである。「闘わない政治家」とは、「あなたのいうことは正しい」と同調はするものの、けっして批判の矢面に立とうとしない政治家だ。(中略)
わたしは、つねに「闘う政治家」でありたいと願っている。(本書より)
美しい国へ
「日本」という国のかたちが変わろうとしている。保守の姿、対米外交、アジア諸国との関係、社会保障の将来、教育の再生、真のナショナリズムのあり方…その指針を明示する必読の書。〕
1987年10月10日第1刷
1997年2月15日第14刷
漢点訳版製作=2003年10月6日
入力者=濱本ひろ子 校正者=横田鈴子
〔はじめて白髪を見つけたのは、いくつのときだったろう。骨身をけずり、果てにむかえた四十の坂。残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。…家は闇のように冷えている。心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。紙商・小野屋新兵衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみおこうに、果せぬ想いをよせてゆく。世話物の名品。〕
1987年10月10日第1刷
1997年2月15日第13刷
漢点訳版製作=2003年10月6日
入力者=濱本ひろ子 校正者=横田鈴子
〔このひとこそ…生涯に真の同伴者。男が女にえがく夢は、底知れず貪欲なのである。小野屋新兵衛は、人妻・おこうとの危険な逢瀬に、この世の仄かな光を見出だした。しかし、闇はさらにひろくそして深いのだ。悪意にみち奸計をはりめぐらせて…。これこそ藤沢調として、他の追随をゆるさぬ人情物語の名品!解説・丸元淑生。〕
2003年8月15日第一刷発行
漢点訳版製作=2003年2月15日
入力者=宮嶋 清 校正者=濱本ひろ子・勝川真理
〔迫(せま)りくる運命の足音。
―― これを言ってしまわなければ死ねない、とずっと思っていた ――
戦後57年、胸に封印して語りえなかった悲痛の記憶
驚愕の真実から、やがて静かな感動と勇気が心を満たす〕
1992年1月15日第1刷発行
2005年2月1日 第34刷発行
漢点訳版製作=2006年3月25日
入力者=坪井文子〔県外協力〕 校正者=濱本ひろ子
〔江田島の主峰・古鷹山が炎上し、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が発見された。そして十年―。帝国海軍の象徴・東郷元帥の盗まれた短剣の行方を追って浅見光彦が江田島へ。奇しくもその日、発見された短剣で男が「自殺」した。三つの短剣に秘められた戦後四十余年の繁栄に酔いしれる日本の悲劇とは!?〕
2003年5月15日第1刷
漢点訳版製作=2003年7月8日
入力者=濱本ひろ子 校正者=宮嶋 清
〔「あたしが死んだら、誰がお盆に呼んでくれるんでしょう」
薄幸な女の流されるような人生が
精霊流しの哀感と響き合う表題作など八篇収録〕
2001年3月10日第1刷発行
漢点訳版製作=2001年9月1日
入力者=柳沼芳一・大間知恵津子 校正者=濱本ひろ子
〔古代出雲地方は斐伊の里(現在の島根県木次町付近)に生を受けた少年シコオは、奇妙な噂を耳にした。阿用の里に「鬼」が出たというのだ。比類なき猛者として名を轟かせていたシコオは鬼退治に向うが、その道中、光輝き宙に浮かぶ「船」に出会い、「因幡の国をめざせ」との声を聞く。そして自分と同じように因幡をめざす若者タカヒコ、タカヒメ、ナルミという仲間を得て、様々な試練を乗り越えていくのだが…。はたして「鬼」と「船」の正体とは?〕
――新宿鮫\――
2006年9月25日 初版1刷発行
漢点訳版製作=2007年1月31日
入力者=濱本ひろ子 校正者=勝川真理
待望5年半――「新宿鮫」最新作は最大の問題作だ!
桁違いの濃度と感動、一気に炸裂するクライマックス。孤高の刑事・鮫島が迫られる「究極の決断」とは?
日本国のあり方を問う大事件の発端は、新宿中央公園でのナイジェリア人同士のささいな喧嘩だった――。
地獄を覗かされ、日本を捨てた国際犯罪者・仙田。外国人犯罪を撲滅するため、限界を超えようとするエリート警官・香田。どん底からすべてを手に入れようとする不法滞在の中国人女性・明蘭。自ら退路を断ち突き進む男女の思惑と野望が一気に発火点に到達した時、孤高の刑事・鮫島が選ばざるを得ない「究極の決断」とは?
理想と現実、信念と絶望、個人と社会、正義の意味、そしてこの国のありようが、骨太かつスピーディな物語に溶解していく。ターニングポイントとなるシリーズ最大の問題傑作、光文社初のハードカバーで登場!
2005年1月10日 第一刷発行
漢点訳版製作=2005年3月25日
入力者=横田鈴子 校正者=東山静枝
〔某国立大学工学部で多発する暴行傷害事件。化学工学科秘書のスージィこと内野智佳(うちのちか)の周辺でも不審な出来事が連続し、友人ルナも被害者となってしまう。事件は連続殺人に発展。それぞれに秘密を抱えた学部内の6人の人物の視点で謎を追うポエティカルな森ミステリィ。〕
1987年6月15日 初刷
1990年6月5日 4刷
漢点訳版製作=2004年5月6日
入力者=横田鈴子 校正者=濱本ひろ子
〔雨の降る火曜日、二十三歳の花村理絵は二年前から続いていた上司との関係に終止符を打った。会社にも退職願を出した。長年住みなれた家も出た。それもこれも過去を消して死んだ養父母の復讐を果たすためだった。医は算術を地で行く小田桐病院長の長男・哲也を誘拐し、身代金を要求するのだ。哲也は二十一歳。女の理絵に果たして誘拐は可能か?サスペンス興趣あふれる好評、快調の〈曜日シリーズ〉〕
2000年5月25日第1刷発行
漢点訳版製作=2000年8月
入力者=濱本ひろ子 校正者=横田鈴子
〔「『ニュースの森』出演のお願い」の最後の1行にこう記されていた。「私たちは、ぜひ一緒に仕事をしたいと考えています」
胸の中に、小さいけれど、確実に火が灯った。まだ学生だった私にとって、「仕事」という響きは心地よかったし、何より「求められている」という感覚がたまらなかった。紙から顔を上げた私は、高橋プロデューサーのほうに向き直った。「ありがとうございます」〕
2002年9月30日 第1刷
2004年6月20日 第10刷
漢点訳版製作=2006年6月22日
入力者=濱本ひろ子 校正者=酒井由紀子
〔青島俊作29歳。脱サラして警視庁に転職。念願の刑事になったものの、配属は管轄も署員も“寄せ集め”の湾岸署。理想に燃える青島だったが、現実はパトカーで出動するにも上司の判子、犯人逮捕のおいしいところは本庁が横取り…と、サラリーマンよりマンネリで理不尽な毎日。それでも青島は、トラウマを持つ女刑事すみれや、同僚殺しを追い続ける、定年間際のベテラン刑事和久たちと、体当たりで事件に挑んでいく…。フジテレビの人気刑事ドラマ、ついに文庫化。〕
1994年8月10日発行
1999年7月30日第6刷発行
漢点訳版製作=2000年6月
入力者=横田鈴子 校正者=濱本ひろ子
〔視力は持たずに生まれてきたが、私はすばらしい家族、先輩、友人、そして生徒たちにも恵まれている。さらに、何よりも私の光となって、常に行く手を明るく照らしてくれる音楽。これらのすべてを大切にし、これからも与えられた一日一日を、しっかりした足取りで生きて行きたい。音楽から受け取った数々の贈り物を独り占めせず、多くの人々と分かち合うために…〕
Updated: 2007/01/31; by 柳沼芳一, QWE02555@nifty.com