ノーメディアタイムの実践を

校長 相川 哲也

校庭の木々の緑が鮮やかになるとともに1年生も学校生活に慣れ、休み時間などは、6年生のお兄さんやお姉さんたちに遊んでもらいながら元気で校庭を駆け巡っています。
さて、皆さんのご家庭では、平日どのぐらいお子さんがテレビやゲームなどをしているでしょうか?ある調査では、小・中学生の1/4が平日4時間程度テレビやゲームをしているという結果でした。これが休日になると8時間から12時間にもなるそうです。こんなに長く視聴することは決してよくないということは、感覚的に分かっているのですが、どんな悪影響があるのか具体的には分からない人の方が多いと思います。そういう私もそうなのですが・・・。
実は先日、元NHKディレクターだった清川輝基氏の「人間になれない子どもたち」という講演会を聞く機会がました。そこでの話に大きな衝撃を受けるとともに、ある意味で今までの疑念が晴れる思いがしました。その講演の概要は次のようものでした。

1 メディア漬けによる問題
 中学生の場合、テレビの他にビデオ、パソコン、携帯電話などを加えたメディアへの総接触時間は、1日6時間を越える子どもが50%を超えるという調査がある。年間では2200時間。これは、学校の授業時間の2倍以上にもなる。さらに休日は平日の2〜3倍になる。このようにメディア漬けになっている子どもは、暴力性が高い傾向が見られる。
2 三つ子の魂百まで
 満2歳までの経験(子どもの記憶には残っていない)が一生影響する。この時期は、脳のシナプス形成期であり、脳の発達に非常に重要な時期である。しかし、メディアへの接触が長いとシナプスの回路が十分に形成できず、非常に危険である。乳幼児向けの早期教育ソフトが、90年代から急速に普及し始め、長時間視聴させている親が増えているが、メディアに育児をさせていると、どんな子どもが育つかという人体実験をしているようなものである。
3 親もメディア漬け
 0歳児の赤ちゃんに授乳しながら、テレビやビデオを見たり、携帯電話でメールやゲームをしたりしている若い母親が70%もいる。授乳時において赤ちゃんが最初に目にするのは母親であるにもかかわらず、目線を合わせなかったり言葉がけをしなかったりしたら、母親への信頼感や安心感は十分育まれないで成長してしまう。そのことに何も疑問を抱かない親が増えてきている。
4 バーチャル体験先行の危険
 子どもは自然の中で人と触れ合いながら、五感をフルに使った直接体験をする前に、それに先行する形で、その何百倍、何千倍ものバーチャル体験をして育つ。自分が実際に転んで手や足をすりむき、血がにじんでくるという痛みの体験をする前に、画面の中で手足がもげたり、首が飛んだりする映像を何百回、何千回と経験する。そうしたバーチャル体験には、痛みや苦しみなどは伴っていない。それどころか直接体験の少ない子どもには、痛みや苦しみなどを想像することさえできないのである。そのため、子どもの現実、非現実の感覚が曖昧になり、生命感覚や身体感覚に歪みが出てくるようになってきている。
5 メディア漬けは子どもに何をもたらすか
 子どもがテレビやビデオを視聴する場合、一人で画面に向き合い、一方的に投げ出されてくる光と音の刺激を受け止めることがほとんどである。その時間が長ければ長いほど、家族や友だちとの言葉のやり取りや情緒の交流などが少なくなる。更に視聴開始時期が早いほどコミュニケーション能力の発達を阻害する危険性をはらんでいる。キレる子どもの要因の1つに、メディアの長時間接触が子どもの脳に何らかの影響を与えているのではないかとの懸念の声が小児医療現場から出ている。

 私は、メディアの活用が悪いと言っているのではありません。放送教育をかじっていた一人として、テレビ視聴での間接体験の重要性は、十分分かっているつもりです。また、パソコンや携帯電話などは、今の生活から切り離すことは不可能でしょう。しかし、活用の工夫を図ることで、子どもへの危険性を少しでも軽減できたらと考えています。実は日本小児科学会から、「子どもとメディアの問題に対する提言」が出されています。

@2歳まではテレビ等の視聴は控えよう
A授乳中や食事中のテレビ等の視聴はやめよう
Bテレビの視聴は1日2時間まで、テレビゲームは1日30分までを目安とする
C子どもは部屋にはテレビやパソコン等を置かない
D親と子どもでメディアの活用ルールを作る

 この中の1つでもぜひ挑戦して、ノーメディアタイムを実践してみたらいかがでしょうか。

5月31日(土)
 あいにくのお天気で、子どもたちが楽しみにしていた運動会が明日(1日)に延期になってしまいました。午前7時に延期を決定したのですが、「もしかしたら」という気持ちもあったのでしょう。多くの子どもたちが、朝早くから登校してきては、雨で水浸しになっているグランドを恨めしそうに眺めていました。各学年とも体育館で最後の練習と気持ちがめげないよう、各先生方がきめ細かな指導を行ってくれていました。明日こそ、良い天気のもとで運動会を行いたいものです。
5月28日(水)
 運動会の全体練習が朝の時間と1時間目を使って行われました。行進の時にしっかり手を振っている3.4年生、大きな声で応援歌や校歌を歌っている1.2年生、並び方や話の聴き方のしっかりしている5.6年生などみんなで今年の運動会を成功させようとする気持ちが見られた練習風景でした。きっと当日は立派なそして心温まる運動会になることと思います。みなさんの応援、よろしくお願いします。
5月27日(火)
 運動会本番まであと4日。明日から天気が下り坂になるという予報が出ているため、もしかしたら校庭でできる練習が最後になるかもしれないという危機感で、子どもたちも先生方も最後の追い込みに一生懸命です。当日は雨が降らないよう、みなさんてるてる坊主を作っておいてくださいね。
5月23日(金)
 山形県で農業をしている高橋さんをお呼びして、5年生が田植えをしました。田植えと言っても学校内に田んぼがあるわけもなく、バケツやたらいを利用して行いました。子どもたちに取っては一株だけの田植えでしたが、土をこねたり肥料を蒔いたりすることは初めての経験だったようです。また、農家の方の話を聞くのも新鮮だったようです。6月にまた来ていただくことになっています。ちなみに高橋さんは山形で12町歩の田んぼを耕作しているそうです。
5月21日(水)
 台風の影響で校庭で練習できなかった運動会の練習が、本格的に始まりました。1年生にとっては小学校初めての運動会のため、戸惑いもあるようですが、一生懸命踊っている姿は、感動ものです。また応援団も放課後を使って声の出し方や待っているときの姿などを練習しています。当日は、それぞれの子どもたちが心を1つにして頑張ってくれると思います。後はお天気だけですので、ぜひみなさんのお力で良い天気にしてくださいね。
5月16日(金)
 移動教室最後の日は、デディベアミュージアムへ午前中見学に行きました。子どもたちは大きなぬいぐるみを見るなり頭をなぜたり抱きついたりと興奮状態でした。宿舎でお弁当を食べてから閉園式を行いましたが、3日間で仲良しになった他校の友だちとのお別れにちょっぴり寂しさがこみ上げてきた子もいたようです。連合移動教室は3年生から毎年行くのですが、その積み重ねがとても子どもたちのよい成長につながっているようです。
5月15日(木) 
 前日の雨が嘘のように晴れ渡り、この連合教室のメインである連着寺までの約4キロのハイキングに出かけました。昨年は途中で歩けなくなり、おんぶをされていたY君も、友だちからの励ましの言葉をもらいながら歩き通すことができました。この1年間の成長の一面を見たような気がしました。また夜は、大森第5小学校のお友だちと一緒に楽しいゲームをして過ごしました。その夜は、子どもたちは勿論、ボランティアの人もすぐ寝息を立てていたようです。
5月14日(水)
 今日から2泊3日で大田区の特別支援学級の伊豆高原連合移動教室が始まりました。子どもたちは出発前からうきうき気分で電車に乗り込みました。開園式の後、多くの学校が吊り橋を目指してミニハイキングに出かけました。海風に吹かれながらのんびりと子どもたちの体力に合わせて歩いたこともあり、子どもたちは満足そうな顔をしていました。夜は、10校合同のキャンプファイヤーをして楽しみました。
5月13日(火)
 先週のことですが、雨の合間をぬって、3年生が自分たちの花壇の手入れを行ってくれました。その作業中に子どもたちは色々な発見をしたようです。「先生見てよ。カブトムシの幼虫を発見しちゃったよ。」と言って見せに来てくれる子や、「これは何かの種だと思うけど、何だろう」と言って聞きに来る子が何人もいました。子どもたちにとってはとてもよい体験になったようです。
5月12日(月)
 「わぁ!大きいな」「ペンギンさんがこっちを見て手を振ってるよ」
この日は、1,2年生の遠足で品川水族館へ行ったのですが、水族館の中に入るやいなや、子どもたちは興奮状態!。大きなエイが泳いでくると手を振ったり、鮫を見ると先生の影に隠れる子、イルカショーではイルカが演技をするごとに大きな拍手を贈ったりと子どもたちにとっては大満足の1日ではなかったでしょうか。ちなみに電車の中での合言葉、「しゃべるな。うごくな。息するな。」は、しっかり守れていましたよ
5月9日(金)
 『味噌は大豆からできている』
このことは、知識として知っていても、どのように作られるのか、そのために何が必要なのかは、分からないと思います。今日は6年生が味噌作りに挑戦しました。大豆を煮詰め、すりこぎで細かくしてから鉢に詰めていく作業は、子どもたちにとっても初めての経験だったようです。百聞は一見にしかずと言いますが、この味噌作りを通して子どもたちは何かを学んでくれたような気がします。その成果は美味しい味噌になって表れてくることと思います。
5月8日(木)
 昨日は授業を4時間で終わらせていただいて、品川区の日野学園(小中一貫校)で小中連携研修会(安方中、矢口小、矢口東小)を行いました。品川区のモデル校と言うこともあり、特別教室や体育館、屋上の活用など施設面では大変充実していました。また、副校長先生から、連携したことによる成果やさらに改善しなくてはならないことを聞くことができました。この研修で得たことを本校の教育にはもちろん、他校との連携にも活かしていきたいと考えています。
5月7日(水)
 連休明けで疲れている子はいないか見ていましたが、子どもたちは元気に登校してきました。朝の児童集会では、体育館の緞帳の間に見える物を当てる「これなんだ?」が行われました。ランドセルや筆箱、ちりとりやほうき、先生などが一瞬間を横切るのですが、私などは動体視力が落ちているのか、あまり分かりませんでしたが、子どもたちは元気よく手を挙げて答えていました。楽しいの児童集会でした。でも舞台裏は大変だったようです。
5月2日(金)
 消防自動車が突然校庭に入ってきたので、子どもたちはびっくり!でも心配はいりません。今日は、消防署の協力を得て「消防写生会」が行われたんです。消防車や救急車をじっくり観察した後、一生懸命描いていました。画用紙からはみ出るぐらいの勢いで元気いっぱいの絵がたくさん出来上がりました。中には消防士さんに絵を見せて褒めてもらっている子もいました。連休の合間の写生会でしたが、子どもたちにとっては、良い思い出になったのではないでしょうか。
5月1日(木)
 大森第5小学校の3組の子どもたちと、5組の子どもたちとの交流学習が行われました。実は連合移動教室が5月14日から2泊3日で行われるのですが、宿泊する部屋やハイキングする場所が同じため、少しでも顔見知りになっておくねらいもあったようです。自己紹介をしたり歌やゲームをしたりして楽しいひとときを過ごしました。当日はもっと楽しいことをたくさんしようね。

もどる