作者の個展を見るのは2月についで今年2回目。前回は皿・鉢・食器が中心であったが、今回は壷・
  花器・茶碗・酒器の新作が並ぶ。透明感のある灰釉をはじめ、いずれも印象的な作品が多い中、今展
  では「灰釉紅彩」のほのかに赤く発色する作品に惹かれた。「銅系の釉薬を使わず、灰の調合と焼成の
  工夫による窯変で発色させる」と説明いただいき、その自然体の作風を今後とも注目していきたい。

                                                        2002.5.9

  〔これまでの個展〕
   京都・猪飼祐一 作陶展 2002.2.2-2.10 東銀座工芸いま