久しぶりに魂を揺さぶられるような作品に
巡りあった。DM写真に心奪われ、個展最終
日に会場を訪ねたが、本物はさらに素晴らし
い。流れる織部釉に志野の長石釉をあしらっ
た花器・茶碗・香合など、時間の経つのも忘
れて暫し見とれてしまった。織部釉と長石釉
との混じり合う部分が淡く辰砂に発色し切れ
味の良い造形と釉の緑・薄紅・白の取り合わ
せが絶妙。ぐい呑み・湯呑が出品されていな
かったのが心残り。次回を期待したい。
                    2002.9.7