火色・焦げ・自然釉、ともに申し分ない焼成で、風雅漂う信楽の
 茶陶である。ガイロ目の石粒が表面に現れた大壷、筒を引き裂
 いた破れの花入れなど、意匠・造形も変化に富み、落着いた中
 に作家の意欲が伝わってきた。
                                 2002.12.9