植物を連想しながら形作られた作品には、不思議な魅力がある。黒い陶土に白磁化粧を施し、
       さらにその上から高火度で緑や青に発色する釉薬を掛け、仕上げは磨きを入れる。惜しみなく
       手間隙をかける作陶姿勢から生み出された全くのオリジナルな作品は、他の追随を許さない。
       DM写真の陶片は、背後からの光りで釉薬が浮かび上がる幻想的な作品。少し照れくさそうに
       説明してくれた作家ご本人のお人柄にも触れることができた。
                                                         2003.9.7