作者と言えば彩泥のモダンな色絵が定番であるが今展はご本人曰く「いい釉が手に
     入ったので、思い切って初期に手掛けていた白磁を焼いた」作品展である。陶房の塵や
     釉粉を綺麗に清掃し、心静かに取り組んだ作品は、艶を抑えたマット調でしっとりと落ち
     着いた佇まい、作者のイメージを変える出来栄えとなっている。作陶の苦心などご本人
     ともいろいろお話しさせていただき、心に残る時間を過ごすことが出来た。
                                                  2007.10.13
            〔これまでの個展〕   金田恭明 展  2003.5.6-17  橋本美術