今年3月の東京展から一年以上をかけて全国6ヶ所を巡回する「岡部嶺男展」。岐阜展は
志野・織部のふる郷多治見の岐阜県現代陶芸美術館で開催された。戦後陶芸界巨星の回
顧展として、東京展・名古屋展を見てきたが、数々の名品を目にできるのはこれが最後にな
るかも知れないと、終盤に近づいた岐阜展にも足を運んだ。現代陶芸の拠点、モダンな展示
スペースに並ぶ嶺男の作品はいささかの違和感もなく耀きを放っている。今展だけの特別企
画は、太陽光で見る嶺男青瓷。色合いや二重貫入が一際明るく鮮やかに栄え、素晴らしいの
一語に尽きる。今後、山口・萩、兵庫・篠山、茨城・笠間と巡回されるが、一人でも多くのやきも
のファンに見ていただきたいものだ。

                       
   作品特集→                 2007.9.23
      〔これまでの個展〕
         岡部嶺男 展    
 2007.6.27-7.10 松坂屋美術館
         岡部嶺男 作品展  2007.6.27-7. 3 
松坂屋
         岡部嶺男 展   
  2007.3. 6 -5.20 東京国立近代美術館工芸館
         神の手 嶺男 展   2007.2. 1 -3. 4
  アートサロン光玄
         
岡部嶺男 作品展  2000.3.19-29   松坂屋      

今年(2007年)の夏、国内最高気温 40.9℃を記録した岐阜県多治見市
駅前広場には、陶都らしく著名作家の陶モニュメントが設置されていた。
加藤賢司 鈴木 蔵 大橋桃之助