高麗・李朝陶磁に魅せられて、故郷対馬で井戸・三島・刷毛目・奥高麗など古唐津系の
やきものに研鑽を重ねる作者。今展の見所は、落ち着いた色合いが古格を感じさせ、細
かな貫入、随所に現れる梅華皮が雅趣に溢れた井戸の茶器・酒器。ふくよかで素直な立
姿、高台周りの土見せ、無地釉の微妙な変化が何とも言えない味わいの奥高麗も数点
出展され、興味は尽きない。当地方ではここだけで見られる作者の個展。初日、遠方か
らいらしていたご本人にもご挨拶でき、足を運んだ甲斐のある素晴らしいひと時を過ごす
ことができた。
作品→ 2007.9.8 |