ケー ニヒ式接眼鏡

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 カールツアイス社(ドイツ)のアルバート・ケーニヒが, 1915年、双眼鏡 用に発明した接眼鏡の一つで,通常は,2群3枚。

 記号は...実際の製品を見た例が少なすぎてよく分からない。(-_-;)KOKなどかな〜?

(ホントはOの上に点が2つ載るんだけど、使用禁止文字かも知れないので使わなかった) → 補 足2

ケーニヒ型
 ケーニヒが設計したオリジナルでは、みかけ視界 45度、アイリリーフは焦点距離の 4割とのことだが、現在はいろいろアレンジされていて、一概には言えな いようだ。
 
 ケルナー式よりゴーストが少ない特長があるとされるが、とにかく望遠鏡用の製品が少ない。 (参 考文献:「双眼鏡クラブ」白尾元理 著

K28mm

 アメリカンサイズ モノコート  カートン光学製 1997年  購入価格 2,000円
k28mm
 埼玉県上尾市にあるカートン光学の バザーにて買ったもの。

 エドモンド社(米)向け OEM品の残り?のようで、箱にはタイ製と書いてあった。

 本家エドモンド版では、赤いラバーが巻かれ、RKEシリーズとして 8〜28mmくらいまであったと思う。(これ は今でも売ってる)

 みかけ視界は公称45度だが、実際には国産の50度の接眼鏡とほぼ同じである。 

 アイリリーフが長く、見口がないので、像が完全に空中に浮かんで見える。(これはちょっとスゴイ)

 おもしろい点は、10cm F4.3反射に付けると、10cm F6.4屈折につけた場合より周辺像が良いこと。

 手持ちの接眼鏡で、こんな逆転現象が起きるのは、これだけだ。

 もともとが Astroscan(10cmF4 反射)の付属品だから、反射用に設計してあるのかも知れない。

RK20 New!

 31.7mm径 モノコート 年代不明,価格不明 (借用品)
rk20

 「製品例が少ない」と嘆いていたら,知人が貸してくれたもの。

 元はケンコー製天体望遠鏡に付属していたという製品で,リバースドケルナーと謳っている。

 鏡体は樹脂製で,ラバーベルトがついているのが面白い。

 みかけ視界は約50°と欲張っていないためか,15cmF6反射に装着すると周辺まで像が崩れず,スッキリと見える。

(この部分,2006-3-13追記)

番外品(以 下は製品ではない)

Ko 25

 31.7mm 径  1997年作 マルチコート ジャンク品の転用 につき,¥0 
ko20
 捨てられていた双眼鏡(オリンパス?)から接眼部を外し、外径φ31.7mmに削ったアルミパイプを付けたもの。
 
 ゴム見口はそのまま流用し、キャップはヒモ付き。(使用中は、マジックテープで望遠鏡側にくっつける)
 
 みかけ視界は55度 くらいで、マルチコート付き。

 10cmF4.3反射では周辺像の悪化が目立ち、10cmF6.4屈折ではケルナー並の見え味。

 十字線を張って、自作の正立ファインダー(HE04) に使用中。

Ko 17.5

 31.7mm径 1997年作  一部マルチコート (カサイトレーディングで購入した \2200のジャンク品の転用)  
ko17.5
 ロシア製広視界双眼鏡の接眼レンズだったジャンク品を使った半自作の接眼鏡。

 ゴム目当てやパイプは手元のガラクタを組み合わせ、フィルターもつけられる。

 ケーニヒと言えば,2群3枚の形式を連想するが,これは,カサイトレーディングのカタログによれば3群4枚の「改良ケーニヒ型」との こと。
 
 みかけ視界は公称 78度 と広大で、ちょっとしたパノラマ気分が味わえる。

 さすがに周辺像は良くないのだが、コントラストが良く,星雲星団を見るのに重宝するお気に入りの品。

 バーローレンズを介すると周辺像が劇的に改善し,惑星なども良く見えるようになる。何とも不思議な接眼レンズである。

Ko 20

 31.7mm径 1999年作 一部モノコート (カサイトレーディングで購入した \2,000のジャンク品の転用)
 K020mm
 カサイトレーディングフェアで、こんな袋に入った双眼鏡のジャンクパーツを買った。

部品

 元はロシア製双眼鏡の接眼レンズと思われる。

 これを上記の Ko17.5と同様に、望遠鏡用に作りなおした半自作品。

 見口は発泡ラバーシートを丸めて作り,、パイプはボーグの延長パイプ(¥200)を使用したので,フィルターは付けられない。

 袋にみかけ視界 65度と書いてあり、多いに期待したが、上の Ko17.5にくらべ、アイリリーフが短く、コントラストもちょっと劣る。

 視野レンズが無コートなのも残念だが、悪い接眼レンズでは無い。

ケー ニヒ式についての私見

 望遠鏡用の接眼鏡としては、あまり作られてはいないので、なじみがないようだけど、双眼鏡には多用されている。

 望遠鏡用としては、上記のエドモンドカサイトレーディング等で購入できるようだ。
 
 設計しだいで、大きく性格が変るようで、ケーニヒのオリジナルは,みかけ視界が45度とのことだが、上記のように 55度や65度なんていう広視界の双 眼鏡も出来ている。
 
 双眼鏡のジャンク(廃品)を星祭などで入手し、望遠鏡用に改造すれば低費用で広視界を楽しめる.

 (接眼鏡の自作方法、 や ジャンクレンズのはずし方を参照)

 なお、「逆ケルナー」 とか「リバースドケルナー」 などと称するものもあるのだが、ある光学の専門家に聞くと、単に呼び方が 違うだけで、同種の物だそうだ。

 「ウチのは少し違うんだ」と言う主張かも知れないが,ケーニヒにはもちろん,ケルナー氏にも失礼なのでは?

(1999-10-30 掲載)
(補足)

 設計しだいでアイリリーフを かなり伸ばすことも出来るので,ライフルスコー プ用にもよく使われている。

 これに見口をつけて,望遠鏡用に利用することも可能です。  (C社 Sさんより指摘)

 ライフルスコープに使われているんですか・・・勉強になります。

 ライフルと言えば,映画「スタ−リングラード」には,ドイツ軍の狙撃兵としてケーニヒ少 佐が登場する。 関係無いか  (^_^; 。

(補足2)

 ドイツ語で使われるウムラウトは,HTMLで記述可能で す。(春日様より指摘)

 ドイツ語が「可」だった私は,ウムラウトと言う言葉も忘れ ていました。ありがとうございます。

 ソースを開いて,「Ö」と書く ことで,日本のパソコンでも大概は,表示されるようで す。 
 ただ,一部のブラウザでは,文字化けすることもあるらしい。これ見えます? → Ö

 (2004−09−13 補足)

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