自作に役立つ工具

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 これがあるとこんなことが出来る...という内容です。

 ここで紹介した道具がすべて必要というわけではありません. なお、工具を扱う際にはくれぐれも怪我をしなように気をつけてください。

 電動工具は軍手などをすると巻き込まれる恐れがあるので素手で扱うことが基本とされています。

(1999.01.22掲載、2005-4-12 一部修正)


一般工具

ドライバー、ハンマー、ペンチ(プライヤー)、カッター、金尺(定規)

 これらは、もう持ってる人が多いでしょう。

万力

 これもほとんど必需品でしょう。小さな物でもあると無いとでは大違いです。

 写真の小さいほうは机などに固定して使うもので1200円くらいです。

万力バイス

あれば便利

スコヤ

 材料に直角の線を引くのに使います。1000円程度です。

ノギス

 物の厚みや直径を0.05mm単位で計ることが出来ます。100mmくらいをはかれる小さいものなら2000円くらいです。

ケガキ針

 金属に線を引くのに使います。シャープペンシル型で800円くらいです。

ケガキ道具

ハンダゴテ

 ハンダづけに使いますが、無くても台所のコンロで代用できます。


穴をあける

キリ

 木工の場合に必要です。木材に釘を打つ場合や木ネジをねじ込む場合は、キリで穴をあけておきます。

 これをサボると木が割れやすくなります。だいたい500円くらいです。

ポンチ

 これは金工の場合の必需品です。

 金属に穴を開ける場合、目標点にいきなりドリルをあてがっても刃先が暴れて正確な位置に開けられません。

 そこでポンチを打つことが必要になります。500円くらいです。

ハンドドリル

 揃えておきたい道具の筆頭です。上等のものでも1500円くらいです。φ5mmくらいまでの穴あけが可能です。

電動ドリル

 φ5mmを上回る穴あけは、ハンドドリルでは無理になってきますので、電動ドリルを使うことになります。

 ただ、パワーはあるものの、位置精度が出にくく感じます。 結構騒音が大きいので気をつけましょう。

卓上ボール盤

 穴を垂直に開ける場合、重宝します。電動ドリルを買う気持ちが起きたら、思い切って安いボール盤にしたほうが良いと思います。
 
 特売などで,1万円を切る物も最近は見られるようになりました。

 買う時はφ10mmドリルまでつけられるものを選ぶと,後々助かります。

卓上ボール盤ステージ付きボール盤

ドリルビット (ドリル刃)

 金工用と木工用があります。金工用は木工にも使えますが、その逆は出来ません。

  ドリル
 φ1からφ10くらいまでがよく売られています。
 
 φ2からφ8くらいまでがセットになったお買い得品もありますが、往々にして粗悪品も含まれているので気を付けます。

切断する

ノコギリ(木工)

 木材を切断する場合、中学の家庭科で購入したノコギリでも十分に使えます。

 刃を錆びさせると、ノコギリの引きが渋くて困りますので、使ったあとは軽く拭いておきましょう。

糸ノコギリ(木工)

 コマゴマとした加工に重宝します。 また、曲線加工には欠かせません。

 刃渡りには限界があるので注意します。

 なお刃は消耗品です。(滅多に折れませんが) 歯付きで1000円以下で手に入ります。

ノコギリ

金工用糸ノコギリ

 金工の必需品。小物の加工や、曲線切断には欠かせません。

 切断面がきれいで、音も小さいので直線切断にも便利ですが、刃渡りに気をつけます。(写真は刃渡りが大きい特別なタイプ) 

 刃は消耗品で、イロイロなピッチがあります。

 折れやすいので多量に使います。だいたい5mm厚のアルミ板が加工の限界です。

 アクリルのようなプラスチックを切ると摩擦熱で融着し、刃がたちまち折れます。プラスチックには木工用の糸のこの方が良いようです。

弓ノコ

 糸ノコでは手に負えない大物の切断に使います。10mm厚のアルミくらいまで切れます。

 刃は消耗品ですが、そう簡単には折れず,切れ味が落ちて交換,となる方が早いようです。

 切断面はかなり汚いので、ヤスリ仕上げがなかなか面倒です。

電動糸のこ

 糸ノコを電動にしたもので、手で切る糸ノコより楽なのはもちろん、刃渡りが大きくのがメリットです。

 金工用の歯を装着することで、アルミ板の切断が可能だとされる2万円の商品を購入しましたが,全く期待外れで,ガッカリしました。

 木材専用と考えたほうが良さそうです。 作業中は、結構な騒音を出すので気をつけます。

万能はさみ、金切りハサミ

 厚さ0.5mmくらいまでの鉄板やアルミ板などは、ノコギリで切るよりハサミで切った方が楽です。

 万能ハサミは1000円前後で、紙やプラ板も切れますのであると便利です。

 より本格的には金切りハサミが良いですが、刃が直線的なタイプと、曲がったタイプの2種があります。

 曲がったタイプだと曲線も直線も切断出来ますので,より便利だと思います。 

電動ジグソー

 材料の上に本体を置き、本体を手で移動させながら切るものです。 従って刃渡りに限界はありません。   

 刃を付け替えることで、木材、金属の双方の切断が可能です。アルミなら3mm厚くらいは切れます。

 相当な騒音を出しますので、近所迷惑にならないよう気をつける必要があります。(わたしは持っていません。借りたことがあるだけ)

サンダー

 砥粒で出来た円盤の刃で鉄材なども切ることが出来る電動工具ですが、とてつもない騒音を出しますので、基本的に屋外で使うものです。

 ホームセンターなどで有料で貸し出してくれる所があります。

 騒音が近所迷惑にならないように気をつける必要があると思います。(わたしは持っていません。借りたことがあるだけ) 

パイプカッター

 小径のパイプを切断する工具。ノコギリで切るより楽です。使用記  (05-04-12)


削る

グラインダー

 砥石を回すものです。あれば便利ですが、周囲が汚れますので、作業場を持っている人でないと使えないでしょう。

 わたしも自宅では使えません。電動はかなりの騒音が出ますので、気をつけます。眼を守るゴーグルも忘れずに。

紙ヤスリ

 必需品。消耗品です。これも様々な粗さのものが安く売られています。

カンナ、ノミ(木工のみ)

 今は,あらかじめカンナかけ済みの板が売ってますので、無くてもさほど困らないと思います。

彫刻刃

 ちょっと削ったり、溝を掘る時など、木工に限らず、あると何かと便利です。

面取りカッター(バリ取り)

 あまり知られていない工具ですが、ドリルで開けたφ5mm以上の穴のバリ除去や、端面の面取りに便利です。

 800円くらいからあります。

ヤスリ

金ヤスリ

 仕上げの必需品です。大きいものから小さいものまで様々なものがあります。

 大きな平ヤスリと、小さな丸棒ヤスリがあれば、大体の加工は出来ます。 

 アルミを削るとすぐ目詰まりしますので、油か白墨(チョーク)を塗ってから削るのがテクニックです。

リューター

 歯医者さんが歯を削る時に使うようなものといえば、想像つくでしょう。細かい細工をする際にあれば便利という程度の物です。

 値段は¥10000前後。これも騒音がひどいので、わたしは使いません。


ネジを作る(金工のみ)

タップ

 ドリルで開けた穴にメスネジを立てるためのものです。部品自体にネジ穴を作れるので、ナットが不要になり、便利です。

 タップハンドルにつけて使用します。タップハンドルはラチェット付きだと2000円くらいです。   

 M1.4からM10くらいまで手加工で可能ですが、タッ プ加工の方法でテク ニックをご紹介しています。

ダイス

 金属棒をオスネジに加工するためのものです。
 
 既存のネジではどうしても駄目な場合に使うものですから、タップほど必要度は高くないと思います。
 
 これもハンドルにつけて使います。ダイスはタップ加工よりも難しいので、ダイス加工の方 法でテクニックをご紹介します。

ドリルとタップ、ダイス


曲げる

ベンダー


薄手の金属を曲げる場合に便利です。使用記  (01.3.22)


その他

工作台

 イロイロと道具を揃えても、それを「どこで使うか?」は、また別問題となります。

 私はしばらく「ちゃぶ台」で工作をしていましたが、非人間工学的で、腰を痛めました。
 
 そこで近所のホームセンターでこのような工作台を6000円くらいで買いました。
ベンチバイス ベン チバイス
 時々2000円くらいで安売りされたりすることもあるので、チラシをよくチェックしましょう。(T_T)

 「ちゃぶ台」と違って、適度な高さがあり、立ち作業、腰掛け作業のどちらにも向きます。

 折り畳めますし、台板を起こすと大型の万力にも変身するなど、よく考えられています。

畳んだ状態 万力状態

 気に入った私は「ちゃぶ台」を処分し、この台の上でご飯も食べています。

(良い子はマネをしてはイケマセン)(01.6.18)

 

カニメ

 市販の光学品をバラス時に必要になるのが、通称カニメと呼ばれるレンズ用スパナです。

 入手先が限られている上に、数も出ないからでしょうか、数千円以上と高価です。

   OR4をバラし た例

 接眼鏡のような小サイズの押え環を回せる小型タイプ

 中サイズの押え環を回せるタイプ。使用例はこちら

 これらは、カメラ修理用としてジャパンホビーツールなどを通じて通販で購入可能です。(2003-9-29掲載)


旋削について

 レンズ枠とか、軸受けのように、円形の部品(ヒキモノとかマルモノと呼ぶ)を加工できると、好都合です。

 しかしそのような部品加工には旋盤が必要になり、アマチュアの工作範囲を超えますので、あきらめて別の手段を考えなくてはなりません。

(ありあわせのパイプを使うとか紙を丸めるとかして)

 どうしても金属一体のマルモノを使いたい場合、近所の工場に相談してお願いするのも一つの手。

 しかし、ホビーでの常識を越える価格を提示されて,ビッ クリすることも多いものです。(5000円単位と考えて良い)

 外注ばかりしていると、自作の経済的なメリットなどたちまち吹き飛んでしまいます。

 木工旋盤は意外と安く2万円くらいのものも見たことがあります。木や樹脂でよければ、使えるかも?(無責任モード)

 ちょっと贅沢ですが、思い切って,ホビー用の小型旋盤を購入するという方法もあろうかと思います。

 ホビー用小型旋盤
(サカイML―210 123000円 詳細は,サカイマ シンツールのサイトを参照) 

 上の写真は、全長40cm、重さ7kg程度で机の上に乗る、超小型のものです。

 アルミや真鍮といった軟金属ならば、直径50mmくらい、スパン200mmくらいのサイズまで加工可能です。

 騒音も小さい方なので,室内でもあまり気にせず使えます。鉄道模型ファンなどには人気商品らしいです。

 私は架台の軸受けなどを工作するために購入しましたが,モーターパワーが小さく、「旋盤のミニチュア」という印象です。 

 ホビー旋盤でも,神経を使えば,3/100mm程度の精度で円形加工が可能と言われています。

 こうなるとノギスでは精度不足で,マイクロメーターが必要になります。

 マイクロ マイ クロメーター:1/100mm単位で計れますが,スパンは限られています。

 5000円前後と結構値が張ります。

 最近では,このホビー旋盤にも,より安価な輸入品が登場してきています。

 下は,格安のミニ旋盤の例です。

旋盤
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