No.45
ショートカット その3へ New!
KIKUTAさんのサイト「宇宙頂きます」
などを見て,コスモキッズ(*1)の改造に興味を持ちました。
(*1)コスモキッズ:
ビクセンブランドの小型反射望遠鏡。ペンギンのようなデザインと, ボールマウント,正立像が特徴。
そこで,コスモキッズの祖先とも言える アストロスキャンの類似品を海外のサイトで検索しておりまし た。
するとコスモキッズと似たエクスプローラ スコープが,セレストロンブランドで出ているのを発見し ました。
鏡筒などはコスモキッズに似ていますが,驚くべきことに,3本スパイダー、ヘリコイド接眼部が採用されております。

商品写真を見ると接眼位置もかなり主鏡と離れており,天体用に設計されているようにも思えますので,これを購入することにしました。
アメリカのネット通販の輸入業者に依頼して,以下の手法をとりました。
1) アメリカに私書箱(仮の倉庫)を作る
2) 販売業者はその所在地に配達する
3) 私書箱からクロネコヤマト便で日本に送る
手続きは簡単で,全てPCで出来ますし、代引きでの支払いが可能です。
現在この望遠鏡は、100ドル程度のようですが、日本での支払い金額は14,000円ぐらいなので、安価とはいえませんね。
もちろん台数などまとまれば,より安くなります。
納期は11月15日の注文で到着が11月の26日です。
セレストロンが発売した「ExploraScope」
が到着しました。
カラフルな印刷がされています。さて、この望遠鏡と例の「コスモキッズ」は同一品か?
ズバリ、「似て異なるもの」ではないかと思います。
鏡筒が全く同じではないか?との疑惑もありましたが、それも違いました。
ブラックのモールド品を下塗後,ホワイトで綺麗に仕上げています。
鏡筒内はちゃんと艶消し塗装がしてあります。
全体的にかなり凝った作りで、部品点数も多く,それでいて完成度が高く,良く出来ています。
さすがセレストロンブランドです。(製造は中国で行われています)

取り扱い説明書に記載の仕様
口径80ミリ 焦点距離550ミリ
接眼レンズ12.5ミリ
(倍率44倍 見かけ視界1度)
外観はキャップを閉じると涙滴型で美しいエルゴデザインです。
コスモキッズと違い,左右の羽?の部分が飛び出しておらず,ペンギンやスペースシャトルには見えません。
昔見た《ナビゲーター》というUFO映画の乗り物を思い出しました。
チタンカラーも似合いそうですがホワイトのみ。

ストラップも1眼レフカメラレベルの品質のもが取り付けられています。(取り外しは出来ません。)
簡単なファインダーを付けて欲しかった。

ボールマウントの台座です。
動きは良いのですが,軽いので、内側にオモリを取り付けると高倍率でも安定して良いと思います。
(アストロスキャン2001の台座は重さがあり安定しているそうですね。)

これは標準で付属するカメラ三脚用のアダプターです。
望遠鏡本体に取り付けすると、ボール台座無しで使えます。

ヘリコイド式の接眼部ですが,接眼鏡の取り付け方が変わっています。
接眼鏡の内側にあるフィルタネジ?を利用して装着するのです。
アメリカンサイズの接眼鏡が取付け可能ですが、内ネジが無いと脱落する可能性があります。
ヘリコイドのストロークが長いので,手元の国際光器さんのケルナー,オルソ,エルフレ,プローセルの接眼鏡は合焦しました。
(内ネジはありませんから差込んで使用)

接眼鏡を取ったところ。
接眼ヘリコイドに ダハプリズムとバローレンズ(リレーレンズ)が組み込まれているのが見えます。
本機の焦点距離 550mmとは、内蔵されたバローで延長した距離のように思います。
主鏡の実焦点は、300mm程度ではないかと思いますが,測定はしていません。
主鏡径80mmで 有効径は79mmです。

主鏡の光軸調整は底面にある,このキャップを外してネジで行います。

3本スパイダーです。
斜鏡は接着されていますが、ちゃんと光軸修正用の押しネジがあり,スパイダーの位置も調整可能です。
光軸は良く調整されていました。
地上はほどほどですが、地上天体兼用のため、キャットテイル(自作8cmRFT)と比較す
ると天体用としては見え味は劣ります。。
暗いですし、ダハ特有のカゲリがあります。
(ダハ式の双眼鏡のプリズムユニットを流用しているように見えます)
デザインが良いので、天体用の性能が出るよう,是非なんとかしたいと考えています。
バローレンズとダハプリズムを取外すことを検討しています。
ただ,本体の完成度が高く,コスモキッズほど簡単ではありません。
一部分をフライス加工機で切削することも検討中です。
接眼部もヘリコイドを残すか、ボーグ製の物へ交換するかどうかも悩みです。