私の書きダメ日記
2001年12月
年の暮れ。ああ、またひとつトシをとってしまうのだなあ…(タメイキ)
今月の日記へ戻る
12月1日(土)
千葉市の千葉東映で映画
「伊能忠敬」
を見る。かなり映画ならではのエピソードもあって、史実とはかなり違うのだが(山田風太郎の明治物のように、やたら有名人が出てくるのがオカシイ)、かといって娯楽作品としては地味、という感じであった。まあ「映画の日」のため1000円で見られたので、良しとしよう。千葉東映はいかにも場末の映画館という感じで、閑古鳥が鳴いていた。
雅子様ご出産のニュースで、夜7時からのテレビ各局は特別番組ばかり。その中でテレビ東京だけが、木之元亮の食べ歩き番組を放送していたのが、いかにもという感じでオカシかった。
12月2日(日)
カミサンのお供で、
千葉県郷土史研究連絡協議会
(郷土研)の研究発表会を聴きに行く。発表もそれなりに興味深かったが、特別講演としてトリを務められた講師の竹下定蔵氏はなんと92歳。それでいて、今でも公民館での熟年講座などで講義しているそうだ。論旨もかなりしっかりしていて、すごいものだとただ嘆息。
12月3日(月)
絵画教室。いつもの通り、鉛筆デッサンの練習。
12月5日(水)
11月後半の日記を更新。
12月8日(土)
見ましたよ、
映画「ハリー・ポッターと賢者の石」
。茂原のシネマサンシャインでカミサンと見たのだが、吹き替え版は満席だったものの、我々が入った字幕版の上映館では
けっこう空席が目立った
。宣伝のわりに人気がないのかなあ。で、内容は…良かった!ハリウッド製CG特撮映画の醍醐味を、堪能させていただきました。クィディッチのシーンのスピード感なんてワクワクものだし、後半の賢者の石を巡るミステリ仕立ての展開は、お約束のどんでん返しもあって、満足満足。原作を読んでなかったし、宣伝でも後半部についてはあまり情報公開していなかったので、素直に楽しめた。DVDが発売されたら、買うだろうな、たぶん。
12月9日(日)
茂原のブックオフへ、古本を段ボール箱1個分売りに行く。数年経ったビジネス書が大半だったので、ろくな値は付かないだろうと思っていたら、案外な小遣い稼ぎにはなった。もっとも、買った時の定価から考えたら1割にも満たないのだが。
茂原市立図書館で、
『NHK少年ドラマシリーズのすべて』
という本を借りる。小林信彦原作によるドラマ「怪人オヨヨ」について、別サイト(
小林信彦ファンのページ
)のコンテンツに追加する。
また、12月の日記を更新する。
12月10日(月)
証券会社や銀行の口座を整理して、あちこちに少しずつ分散している残高をまとめようと、職場から電話をかけまくる。とはいえ、取りまとめてもペイオフで困る金額にはとてもならないのだが。そういえば、先日満期が来た郵貯の定額貯金は、利率が6.0%だったのが更新後はなんと0.07%になっていた。愕然としますね。
夜、ネットサーフィンをして
「ディズニーの『アトランティス』は『ふしぎの海のナディア』のパクリではないか」
というサイトを発見。アメリカのアニメマニアが作ったサイトの日本語版らしい。画像の比較など、思いっきり笑えて、一見の価値アリ。
12月12日(水)
スイミングスクールへ行く。とにかく泳ぐのが苦痛で仕方がない。心身共にへとへとになって帰宅。夜は、オークションに出した品物が何点か落札されたので、寒い部屋でパソコンに向かい、落札者への連絡メールを書く。これがいけなかったようだ。
12月13日(木)
風邪を引いたらしく、ものすごい頭痛と、さむけがあり、首筋から肩にかけて猛烈にこって痛む。食事が食べられず、仕事が手につかない。まあ、ふだんから大して仕事をしていないと言えばそれまでだが。
12月15日(土)
なかなか楽にならないので、内科の診療所へ行って診てもらう。点滴を打たれたが、どうやらただの栄養剤らしい。カミサンの誕生祝いに、以前から約束していた高級焼肉店で昼飯を取るが、焼肉が食えなくてコムタンクッパをすする。
それでも夕方から、夷隅町文化会館で「
財津和夫コンサートツアー
」を観に行く。
昨年11月の南こうせつ
といい、団塊世代からその後の世代向けのコンサートを招聘してくれる夷隅町に感謝。財津和夫は風貌とか多少ぶっきらぼうなトークが今話題の星野仙一に少し似ているような気がして、次々と笑わせてくれる南こうせつとはずいぶんステージの感じが違った。ただ困ったのは、私がチューリップ時代のアルバムは全く聴いたことがないし、ソロになってからも全く知らないので、大半の曲は初耳だったこと。それでも、「青春の影」とか「サボテンの花」では観客席も盛り上がっていました。アンコール曲の最後では、「ぼくがつくった愛の歌」をピアノ弾き語りで聴かせてくれて、とても意外な感じがした。だってこの曲はチューリップでは姫野ボーカルの曲だったから、まさか財津さんがソロで、ましてこんなしんみりとしたアレンジで歌うとは思わなかったので。
12月16日(日)
風邪を口実に、寝床でゴロゴロしながら、
ロン・グローヴァー『ディズニー・タッチ−王国を建て直した経営の魔術−』
(ダイヤモンド社:1992)を読む。以前一度読んだことがあった本だが、最近読んだリーフレット(「アトランティス」のプロモ用に映画館に置いてあった)が「ウォルト・ディズニー以来100年間良き伝統が連綿と受け継がれてきた」みたいな書き方をしていたので、それはちょっと違うんじゃないかと思い、もう一度読み直してみる気になったもの。この本によれば、1966年にウォルト・ディズニーが死んでから約20年間、ディズニー・プロダクションは全く新機軸を打ち出せないまま没落の一途をたどる。1984年にウォルトの甥が株式を買い占めて会社を乗っ取り、経営のトップにいたウォルトの娘婿を追放し…という同族会社おなじみの御家騒動の結果、パラマウント社から招かれたマイケル・アイズナーは会長に就任し、徹底的なコスト管理と刷新人事(要するに古参社員の首切りと外部人材の採用だ)を行う。これらをはじめ、ディズニー社のダーティーな面がいろいろ見えるのがこの本の特徴。純粋なディズニーファンには禁書。
12月17日(月)
風邪がまだ抜けないので、絵画教室は休む。
12月18日(火)
三谷幸喜・和田誠『これもまた別の話』
(キネマ旬報社:1999)を読了。『それはまた別の話』に続く対談集第2弾で、毎回、ある1本の映画を詳細に分析していく、という趣向。今回は「ジョーズ」「タイタニック」「男はつらいよ」「猿の惑星(旧版)」など、わりと新しめ&娯楽作品を多く取り上げているので、取っつきやすく面白かった。三谷氏が「ラヂオの時間」で映画監督を経験した後の対談だけに、その裏話やテクニック披露があるのも楽しめる。
12月19日(水)
日記を書く。
12月21日(金)
千葉市の
「ビストラン天使の隠れ家」
で、ちょっと早いクリスマスディナーをカミサンと食べる。場所は、西千葉駅から東へ徒歩10分くらい。ビストランとはビストロとレストランの合成語だろうが、邸宅を改造したという店の雰囲気は、ビストロでなく普通のフレンチレストラン風だった。クリスマス限定のコース料理は、トリュフ・フォアグラ・キャビアの3大珍味を使ったメニュー。私の好みと違う料理もあったりしたので、満点を付けるわけにはいかないが、内装や接客は良いし、味が好みに合う人は入りびたりになること請け合い。ちょっとお奨めの店でした。
12月22日(土)
カミサンが終日おでかけなので、千葉市から茂原市にかけて、ブックオフなど古本屋をハシゴして回る。しかし、「街の小さな古本屋」という感じの店でも、年季の入った店は別格として、若い店員(店主?)がやっている、コミックス主体の店は、品揃えも値段も本の状態も、まったく魅力がない。これならブックオフなどの新古書店に行った方がマシ、と誰でも思う。
これからの古書店は、稀覯本などで専門化していかなければ、新古書店との競争に勝ち残れないのではないか
。…で、ブックオフで中古CDを2枚買う。
リチャード・クレイダーマン「カーペンターズ・コレクション」
(1996)と
ポール・モーリア「スクリーン・ヒッツ・ベスト25」
(1997)、いずれも950円。前者は、全部カーペンターズの曲なのだが、すっかり「クレイダーマン・サウンド」になっていて、それが好きな人には良いだろうが、私は原曲を聴いているほうが良いような気がした。後者は、ポール・モーリアのナンバーから映画音楽ばかりを集めたもので、新録音も入っているようではあるが、アレンジが中途半端に古くさい、と思った。ポール・モーリアはその時代その時代のハヤリ物に色目を使う傾向があって、その当時は違和感なく聞けても、時が過ぎてから聴くと、かえって古さを感じてしまうから不思議だ。ディスコ・ブームの頃に新編曲で出した「恋はみずいろ」なんか実に噴飯物で、全集やベスト盤を見ても、キャリアから消し去られているいるようだし。
12月23日(日)
茂原の
シネマサンシャイン
で、
「千年の恋〜ひかる源氏物語」
を観る。タイトルは光源氏をメインに据えた話のように見えるが、じつは「光源氏を取り巻く女たち」のほうに比重がかけられている。源氏物語とは紫式部が、平安貴族社会の一夫多妻制の中で男の身勝手に翻弄される女性を告発を込めて描いたものであり、一方で中宮彰子の教育係としては、処世術のテキストとしてこれを使用した、というのがこの映画の解釈。しかしまあ、そういう理屈は抜きにして、この映画は、とにかくロケや衣装の絢爛豪華さを楽しめば良い。天海祐希が光源氏を演じるというのがミソで、セリフ回しなんかほとんど宝塚の男役そのままである。真の主役である紫式部役の吉永小百合が好演。しかし、森光子の清少納言はフケ過ぎではないか。それと、ミニチュア撮影がややチャチなのでやや減点。でも、濡れ場も結構あったりするので、やや加点。
12月26日(水)
御用納めもまだだというのに、テレビ各局は昼間から特番ばかりである。しかもそれが、
秋の改変時に放映した特番の再放送
、というのがじつに多い。なんだか馬鹿馬鹿しくなってしまう。
12月28日(金)
夕方帰宅してテレビをつけると、NHK教育で
「ハッチポッチステーション」の特別版
をやっていて、グッチ裕三がエド・サリバン・ショーのマネとか、「やぎさんゆうびん」をマイケル・ジャクソンの「今夜はビート・イット」のアレンジで歌うとか、例によって
子供にはわからないパロディ
をやっていた。この番組、対象は子供と言うよりそのお母さん方なのだろうが(お父さんは普通、帰宅していないだろう)、いくらなんでも「エド・サリバン・ショー」は古すぎないか?
NHK総合では
「ちゅらさん」の総集編
を今夜まで3夜にわたって放送したが、さらに明日からは朝の時間帯で3日連続放映するのだそうだ。いくら人気番組でも、使い回しが過ぎるのではないか?カミサンは、「ちゅらさん」のストーリーがご都合主義で、フィクションとはいえ「話がうますぎる」という。しかし、ドラマってどれもそーゆーもんじゃないか?
12月29日(土)
床屋へ行って、銀行回りをする(借金があるわけではない。預金の預け換えをしようとしたのである)。しかし土曜日なので、
ATMが引き出ししかできない銀行というのもけっこうある
のですね。私が主に使っている京葉銀行とか郵便貯金は、休日も預け入れ可能なので、どこもそうなのかと思っていたが、当てが外れた。富士銀行エムタウン支店(オンライン専用銀行)は、もう少し便利になってくれないだろうか。郵便局のATMからだと、預け入れでも手数料を取られてしまうのだ。しかし
貯蓄預金の利率が0.30%、というのは今どき魅力
だぞ。
昨年出た薬師丸ひろ子のベスト版(曲数が少なくて2000円の物)を買う。
12月30日(日)
ワンギリ初体験
。朝、携帯電話が1回鳴り、すぐ切れた。着信履歴を見ると、見覚えのない東京都内の電話番号だったが、念のためかけ直してみると、いきなり「デートした〜い!」という甘ったるい女の子の声(もちろん録音だ)。あ、これが今話題の「出会い系サイトからのワンギリ」か、とわかったので、すぐ切ってしまった。もっとも、先日テレビで取り上げていたが、この手の電話にかけただけで10万円請求されたとか、しつこく取り立てに来られたというのは、全くのデマだから(実際に被害にあったという人が1人もいないらしい)、心配することはないそうだ。
不要になったパソコン用のスキャナを市原のハードオフまで、車で1時間かけて売りに行く。95年製でマニュアル、ドライバディスクがないため、ジャンク扱いということで、
当時約6万円で買ったスキャナも哀れ、買い取り価格200円
。店員さんに「わざわざ遠くから来てくれて気の毒ですが…」と言われてしまった。店内を見ると、なるほど、古い型のプリンターなんか一律500円程度だもんなあ。パソコンの世界はドッグイヤー(1年が他の世界の7年にあたる)と言うが、古い機種は単なるゴミと考えるべきなんですな。
千葉市のヨドバシカメラに行く。以前から気になっていた、ゴーグル型の液晶テレビ(メガネの中に画面が見える)というのを見せてもらうが、意外に画面が小さく思われて、「2m先で60インチに相当」とか言ってもこの程度か、といささか失望。それより知ってショックだったのは、8ミリビデオのデッキが生産中止になっているという話。わが実家にたくさんある、テレビ番組を録画した8ミリビデオテープはどうなる?
午後は千葉市の実家に行き、大掃除と墓参り、買い出しを手伝う。
夜は日本テレビ「時空警察」を見るが、歴史上の事件を実際の史料に基づいて新説を紹介する、という内容で、それほど意外性はなかったし、何よりドラマ仕立てにする意味が全く感じられなかった。
12月31日(月)
近所でご不幸があったので、夷隅郡の家に帰り、手伝いに行く。この地方では、葬式があると集落総出で手伝うのが風習らしく、義理を欠くわけには行かない。年末年始は実家で過ごすつもりがUターンである。笹を切って魔よけの飾りを作ったり、半紙を張り合わせて帷子のミニチュアを作り、僧侶に「南無○○」と書いて吊したり、参列者は(普通死者がやるような)三角形のものを額に付けるとか、よそでは見ないような風習がいろいろあるのですね。これも初体験。
夜は紅白歌合戦を見るが、退屈で10時半頃こたつで眠ってしまう。それにしても、いかに節操がなくなったとはいえ、モーニング娘。や宮崎アニメに寄りかかるのはまだしも、「とっとこハム太郎」まで出すことはないだろう?他局で現在も放映中の番組(のキャラ)を出すなんて、初めてではないかな。
今年も終わり。ちょうど「ゆく年来る年」の音で目が覚めたので、近所の神社に2年詣でに行く。皆様、良いお年を。
今月の日記へ戻る
トップページへ