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6月21日、私はGWの代休を一日取って22〜23日と東大雪を目指して出発。ところが21:00予定が22:30。
幸先悪いな。不安が胸に過る。一体、何時に眠れるんだろう?目標はウペペサンケ山と、憧れのニペソツ。
車は順調に進み清水町を越えて274号に更に乗り継ぐはずが気付くと38号を走っていた。
「あれれ?」地図で確認すると、どうやら交差点で間違えたらしいのですが、まぁ、いいか。
道道に曲がり、進路修正で鹿追方面を目指し事なきを得ました「やれやれ」
そう思った私はこの時点では、まだ本当のやれやれが待っているとは知らなかったのです。
車が進むにつれて然別湖の標識が出てきます。止めて地図で確認したら何だか近道。
愛用のホクレンマップにも特に注意事項は書いてません。(て事は、そんなにひどい道でもないのかな?)
悲劇は始まりました。林道を走り慣れている私ですが、ここの下りには参った。
オートマのエンジンブレーキを使っても追い付かないヘアピンカーブの連続で峠を降りる頃には車内に
ゴムの焼ける臭いが充満しブレーキを踏み込んでもシューと頼りない音。
「あぁ、やっちゃったな」そう思ったとたんに何とか無事に糠平の温泉に着きました。
しかし、糠平の温泉街は本当に一瞬で通り過ぎてしまったのです。スピードも出ており、しかも夜間なのもあって、
進めど進めども、温泉がない。相当通り過ぎてから、また元来た道を戻ったのでした。
どこで寝よう??さ迷う私の目に飛び込んだのが東大雪博物館と、「公衆トイレ」の看板。
公園の横を入っていくと使い心地の良さそうなトイレが!ここにしましょう。早速、寝床を用意して寝酒。
辺りは明るくなって来ていました。
さて虫の知らせか、あんな明け方に到着したにも拘わらず私は目覚ましのアラームも鳴らないうちから起き出し、
早速朝食に取り掛かりました。熱々のお茶に、特製おにぎり。
なにげに、運転席の後ろの足元に視線を向けて瞬間、凍り付きました。「、、、、!?え、、、、」
事態が飲み込めないというより、何度も自分の目を疑ってその場を凝視するけれど、しかしそこには
「ない!登山靴がない!」、、、そう、いつもの登山靴の定位置のそこにあるはずの、そこになければいけない、
靴がなかったのです。
頭の中は真っ白。次の行動に移れません。普段は、冷静なはずの私も、何か考えるというより、
本当に固まってしまったのでしたそのぐらい、ショックは大きかった。
次の瞬間、自分が履いてきたスニーカーが頭を過ぎりましたが(多分、だめだろう)
底には何のパターンも付いて無いつるつるの街中用。いくらなんでも滑るだろう。
あぁぁ、今更自分の間抜けを悔やんでも遅すぎる。靴を取りに戻るには札幌は余りに遠く過ぎたのです。
(どこかでレンタルしてないかな?)時間は8時。
まだ、開いてるはずのないガイドセンターに電話をし、然別湖のネイチャーセンターにも電話してみるが誰も出ない。
せめて9時まで待とうか?でも、、、。その時、地元の方とおぼしきご婦人が犬の散歩に現れました。
「すいません!ウペペ登ったことありますか?」「??いえ、ないですが」「そうですか。実は登山に来たんですが、、」
「あぁ、それならガイドセンターに聞いてみると良いわよ」「夜中に着いたのでどこにあるか、分からないんです」
ご婦人はすぐ近くにあるセンターの場所を教えてくれました。
とりあえずセンターの前で寝てよう(笑)と車のエンジンをかけたがセンターは本当に目と鼻の先でした。
ドアをみると開いている!やった!と駆け込んで聞いて見る「すいませ〜ん。ここでトレッキングシューズのレンタル
なんてやってませんよね?」受付(?)の男性が驚いたように顔を上げて私を見る。「いや、ここではやってませんね」
「そうですよね〜(汗)」「実はウペペニペやりに来たんですが登山靴を忘れてしまって、、、ははは。
この近辺に靴屋なんて、、、、ありますかぁ?」なんとも間抜けな質問だ。
「ないですね。でも音更まで出れば靴の流通センターがありますよ。ここから片道45分ぐらいかな?」
「分かりました。有り難うございます」早速、車を飛ばし途中で思い出したようにネイチャーセンターにも
念の為、確認するがあるはずもない(ボーリングシューズじゃあるまいし!)
車をすっ飛ばし、音更まで着くと果たして靴の流通センターはありました。(やった!)
しかし、トレッキングシューズは全部メンズ。足がデカめの私ですが(24〜24,5cm)でも合う靴がない。
唯一あったレディース用の物は一種類しかなく、しかもローカット!(ToT)
行きましたとも、帯広まで。街中で迷子になりそうになりながら、長崎屋に行ったら、ありました。
ヤワヤワなトレッキングシューズで、見切り品だったから一応ニューバランスのだけど2,500円。
ほかに選択肢としては、合皮の固めのシューズ。でも裏のパターンを見ると、ツルツル。
迷う事無く前者に決めました。
ついでに昼ご飯やら、追加のビールやら凍らせてあるスポドリやら買い込んで昨日、食べそびれた刺身の入った
クーラーボックスに入れて保冷剤を兼用する。
さぁ、糠平に帰ろう。
しかし、途中で警察の護送車が延々と前を走り追い抜くに追い抜けない。そいつは分岐でも糠平方面に進んだ。
しかたない、趣味の道の駅のスタンプ、足寄の分まで押すチャンスだな。
そして、計画のウペペサンケ、ニペソツ連続計画は消えたのでした。