の悲劇

  トムラウシへのアクセスは5コース。
    易しい順に「トムラウシ温泉から」「クチャンベツから」「天人峡から」「白雲から縦走で」「十勝岳から縦走で」
    という所でしょうが、、、。

    でも冒頭の2コースは逆だと思うんです。確かにガイドブックのコースタイムは温泉コースの方が短いです。
    でも、でもなんです。それは9月の事でした。7月にクチャンベツからトムラに登った私は、
    「次は温泉コース!」と会社の課長に所要時間を尋ねますと「8時間」との事。

    標準タイムが“6時間”なので(えー体なまってるんじゃないの〜、と正直思いました。課長ごめんなさい。)
    ところが!!!!!!!!!!沢登りならず泥沼登り。
    登ってる間はピーカンだったんですが、前日の雨が祟ったらしい、、、埋まる滑る濡れる。

    そして、極めつけは、♪お池にハマってさぁ〜大変♪
    そう、膝上まで泥水に浸かってしまい靴の中までビショビショ。
    マジ帰ろうと考えたが、トムラウシ温泉って、
    そりゃあトンでもない道を通って行くのね?
    もう、今更戻れるもんか!!ってなもんで行きましたよ、続行しました。

    途中、何度も靴下をしぼっては見たけど靴の中はグチャグチャ。
    テント場にさえ着けば!!
    しかし、9月下旬の大雪は寒い。
    テントの中に靴を入れてはみたけれど、乾きゃしない!
    靴の中敷だけ取り出して、ランタンの上にかざしてみたり、
    愛用のフリースソックスで足は温かいけれど、
    明日の行程を考えると心が寒く、憂鬱な私、、、。

    でも、ちゃっかり右の写真を撮ってみたり、相変わらず大好きな
    日本酒なんか飲みながら結局は寝ちゃったんですけどね!

    次の日、泥漕ぎで消耗した私は、すっかり寝坊(しおしお)。御来光は見れなかったけれど
    フリースソックスで無事、2回目のトムラウシ登頂を果たしたのでした。

    そして、今度は下山途中。なんと、捻挫しちゃいました。登り下りが何度も続くこの山に
    うんざりしながら、しっかり靴紐を結ばなかったのが敗因。途中のコマドリ沢で足を冷やす私に
    通りすがりのオジ様パーティーがアンメルツを進呈して下さる。
    「湿布は持ってますから、、、」と丁重にお断りしたのですが、「いいから、使いな!」と暖かいお言葉。

    「重たい物あったら担いで、降ろしてやるぞ」とまで、おっしゃって下さったが、そんな甘える訳にはいかない。
    持参のガムテープで固定しつつ、脂汗流しながら、自力で下山を果たした、私でした。

    TはトムラウシのT,,,後日、他の山域で出会った方達も口を揃えて言ってました。
    トムラ温泉コースの事を【あぜ道登山道】と、、、トムラウシに行きたい方!
    登る日の天気も肝心ですが、あそこはその前に大雨がない!って事をチェックポイントに加えましょう
    前出の課長も、山仲間のH君も、「あそこのコースだけは2度と行きたくないコース」と言ってます。

    私も同感だな!コースタイムに惑わされちゃ、いけないよ?