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山を北海道と言う土地でやってると、恐い物のTOPはやっぱり、ヒグマではないでしょうか?
私も正直言うと、怖いです。一人で歩いてる藪の先でガサガサ言えば、心臓が止まりそうに
なります。飛びあがるほど、驚く事もあります。
見たいけど、会いたくない。これって、結構誰もが考える事ではないですか?
そんな私のエピソード3話を紹介しま〜す!!
エピソードT・隈根尻山
ある晴れた秋の日の事です。私は一人で隈根尻山に出かけました。
ここは、樺戸山系の一画で、途中越えていく浦臼山、そして樺戸山、その向こうに
目的の隈根尻山が待っているのですが、もう、、、イヤンなるぐらい起伏が続くんです。
しかも、高い所腰引ける病の方には、ナイフリッジ(に見える)狭い尾根の登り下りは
特に下りで、涙ちょちょ切れます。
右手には自然に大きく残された贖罪。人間の馬鹿さ加減がシミジミ解る、山肌を痛々しくえぐった
“こんな雪崩斜面に道つけてどうすんねん!”道路。がみえるのです。しおしお、、、。
そして、樺戸山から隈根尻山に向かう、高低差。く〜っと下って、うぉぉぉっ、と登る。
のんびり屋でマイペースな私ならずとも樺戸山で一服したくなるに違いない!
そんな楽しい山です。
さて、そんなんで私は樺戸山の山頂でプカプカ一服立てておりました。
そこに、足取りも軽やかなオジ様が、、、。2,3言葉を交わしてオジ様はまた、軽やかな
足取りでロープを伝って、下って行きました。(元気やなぁ〜ニコニコ、、、)
その時、事件は起きたのです!!目の前の笹が根元から持ち上がるように
ザワザワ動き出したのです。周りに人はいない。
うわわわわわわ!!熊じゃ、熊〜!!(声にならない山女の叫び声)至近距離1mの出来事に卒倒しそうに
なりながら、目は離せない。しかし、暫くすると笹薮は静まり返りました。
(い,一体なんだったんねん??熊が脅しに来たんかい!)謎は深まりつつ、結局はドロドロの斜面を
ロープを伝いながら下る私。マジで、下まで滑るとカーブの外は崖なので落ちちゃう。
目的の隈根尻山の山頂で先刻のオジ様に“ヤクルト”と“栄養ドリンク”まで頂き
まさか熊?と、先程の出来事を報告。一体、ナンだろうね??と語りながら
オジ様は、また軽やかに去って行く。(本当になんだったんでしょう??)
そうこうしているうちに、他の登山者も登ってらっしゃる。
さて、くつろいだ私も下山開始。その途中でまたもや、樺戸山でプカプカしてた私。
ソコで問題の笹が、またもザワザワと!!ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!なんやね〜ん、ここは!
熊の霊でも、取り付いてるんかぃ!?と思ったのもつかの間、
笹の横から、さっき下山の時に擦れ違ったり方達。見れば、手にしてらっしゃるロープが
目の前の笹の束に結んである。「なんだ、これが原因かぁ〜」
早速、その事を報告して皆で大爆笑!!幽霊の正体見たり涸れ雄花。
身に染みた私でした。
エピソードU・砥石山
ある晴れた夏の日の事です。私は友人と札幌から程近い、、、というよりここは、札幌市の中でしょう!
という砥石山にやって来ました。一応は熊の出る定山渓の山々から山続きなのでドキドキ。
そこに、一つの看板が、、、そこにはこう書いてありましたとさ!
“熊に会ったら、〜中略〜煙草を吸うなどして気持ちを落ち着け、、、”
熊に会って、煙草を吸える奴がこの世におるんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!と思いつつ
手の届く範囲に煙草を持つようになったのは、この時からなのでした。
エピソードV・日高幌尻
こんなギャグを地でかましてた私もツイに本物の熊に会っちゃいました。
場所は“やっぱり”の日高で、しかも真昼間!林道のど真ん中の出来事でした。
昔、走り屋だった私。(おほほほほ〜っ!)は、元気に愛車でぶっ飛ばしてました。
後ろには、登山ガイドを生業とする黒澤夫妻の車。しかし、林道の土埃は
後続の車もみえねぇ、周りの景色さえも隔絶するホワイト(?)アウトの世界。
ふと、目の前に黒い物体が、、、、??動いてるぞ??
!!っく、クマァァァ!?嘘でしょう??ど、どうしよう、、、、あっ、こっち向いてやがる。
あぁぁぁ、しかも目が合っちゃた!こっちに突進とか、しないだろうな
ええとぉ、取り敢えずギアはバックに入れて、目をそらさないように、、、
写真?そんな物、撮ろうなんて余裕は全くなし!しかも、この間10秒くらいだったと思う
彼(彼女?)は横の藪に消えて行きましたとさ!
後ろに追いついて、キョトンとしてる夫妻に「く・ま!くぅ〜・まっ!」と叫ぶけれど
車の中にいる二人には聞こえず、あろうことか旦那様の黒澤と氏は車から降りて来る。
窓を速攻で開けて、「熊!熊が出たんです!!」と震える声で伝えると、さすがの黒澤氏も
一瞬、顔色を変えるが、「ま、行くしかないでしょう!」と結局、元気に再スタート。
でも、目的の幌尻は人々、また人で熊さんも出て来ようもない山なのでした。
これって、いいのか、、、悪いのか??う〜ん、、、