動物と友達

    子供も”可愛い可愛い”だけじゃ済まないし,ひとつの命に関わる以上、
        責任やルールってものがあると思いませんか?
        それは、動物でも同じ事と、皆さん頭では分かっているんじゃ無いでしょうか?
        「でも、頭と体は別に動く」??        

        その事で、山小屋で喧嘩した事があります。   

        小屋の外で食事を作っていると、匂いにつられて狐がやって来ました。
        さて、ここで良識ある皆さんはどうしますか?確かに可愛いけど、ぐっとこらえて、無視しますよね?
        無視して下さい!!!!!!ってよぅ!        

        その時、ツアー登山で来ていた中年女性が餌をやろうとしたのを制止し    
        @ここらでは、人が狐に餌をやるせいでテントを食い破られる、挙句に小屋の中まで入り込み
         ザックまで被害に遭うケースが増えている
        A人になれた狐は人間を恐れる事も無くなり、本来の生態系から外れ郷に下りて行き農作物へ
         深刻な被害をもたらすばかりでなく、エキノコックスといった深刻な病気をもたらす。
         しかも、被害者はそこいら触りまくった手でも口に持って行ってしまう子供という可能性だって高い。
        B夏、人が餌付けなんかして冬、人が山に居ない季節はどうなるか、考えた事は無いのか?

        周りで聞いていた同じツアーの男性達が手を引っ込めた時、ある女性が「だってあげたいんだもん」
        、、、とパンを投げました。             

        その瞬間ぶち切れてしまいました。

        「そんなに餌やりたいんなら動物園に行け!もしくはてめぇが熊の餌にでもなりゃいいだろ!」
        「山はアンタが歩いているんじゃなく、ほんの少しだけ歩かせて貰ってる場所だ。
        自然に対して奢った態度を改められないのなら、来るべき場所じゃない」云々、、

        一番残念だったのは、同行しているガイドが何も言わない事。山のプロでしょう?
        客だから何も言えないんだとしたら引率登山なんかするべきじゃないし、恐い、、、ことです。
        テント場からは遠慮がちな拍手があがりました。いろいろ言い分はあるでしょうが、
        山に限らず自然と対峙するという事を、楽しみつつ”真摯に考える”部分とのバランスは
        必要なのではないでしょうか?あんまり、悲しくさせないで下さい。動物も罪ですけど、、、
        かわいいですもの!

        でも、人間は同じ動物でも唯一”理性”と言うものを持っている動物のはずです。
        かわいいからこそ、自然のままで守り続けませんか?                 

 

↑昔ヴァージョンのHPで最初に使っていた写真と文章を発見。大雪山系にて6月撮影。
登山者は比較的少ない時期。まして餌をホイホイやる観光登山者は殆どいないが痩せてもどっこい生きている。
これが、キツネの姿なんだな。フカフカの毛皮で、フサフサの尻尾のだけがキタキツネじゃない。
絵本や写真集の、、、お伽噺や綺麗事じゃない姿。これが本当の野生のキタキツネじゃないのね。
なんだか斜に構えて、「恰好良いじゃないの、お前さん」って感じよ。やっぱキツネはこれでしょ?(笑)