花々の楽園

   これはトイレの問題です。
   恥を忍んで、正直に言いましょう。私は最近まで“致した紙”は土を掛けたり
   とにかく“山中に放置してしている組”でした。

   近頃、本州の山に負けず劣らず北海道の山の汚染も深刻です。
   お花摘み(山屋の言葉で“小”の事で、“大”はキジウチといいます)に適当な茂みに入るとそこはもう、ティッシュの花畑。
   基本的に山ではトイレットペーパーを使用しましょう、、、というのは山屋の間では暗黙の了解ですが
   (ティッシュは水に溶けづらいので分解も遅い)だからと言って、トイレットペーパーだって
   そこに、放置して良い物とは言えません。

   では、どうすれば良いのか?持ち帰れば良いのです。ホンノ少しの勇気を持ってすれば
   そんなに重たい荷物ではありません。よく、スーパーで濡れ物を入れてくれる透明のビニール袋
   これをポケットに忍ばせて、その都度回収してしまうのです。そして、あとからこっそり
   丈夫な外から見えない袋にまとめてしまえば、OK!

   中には登山道から目に付く所に女性の生理用品を放置しているのも目にした事が有ります
   (こんなに“ますらおぶり”な私からも言わせて頂こう。「女を辞めちまえ!!」)

   しかしだ、液体は持ち帰るのが正直難しいし、固体だって持ち歩くには少しの勇気では済まない。
   大雪では、
携帯トイレを推奨しているけれど(実際に手に入れてみたが)
   これが、山でのハードユースに本当に耐えられるか?と考えると正直疑問が湧くのだ。

   ザックの外にぶら下げるのも危険だけれど、中でも破れる可能性は充分にある。
   山屋にとって、正直これほど恐ろしい山行中止の理由が他にあるだろうか?
   想像するだけで「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」となるのは、私だけではあるまい。ううう、、、恐すぎる。
   吹っ飛ばされる強風と比べれば、命に別状はないのだから、
   ちょっと大袈裟と言えば大袈裟かもしれないけれど、命の次に大切な山の道具の数々が
   ○○○まみれになんて、なった日にゃあ、気絶寸前かも。

   洗えば使えるとは言え、例えば大切な、高価なチタンのコッフェルがそんな事になったら
   う〜ん、かなりイヤだな〜使えるかな?いや、使わないかもしれないな〜サスガに、、、
   消毒しても、イヤかも、、、うん、イヤだな。(笑)これを使える人は偉いかも?
   でも貧乏だから、煮沸して使うと思う。ザックは、、、匂いとか残りそうだねぇ〜

   話しが脱線しました。広い山でも人が用を足す場所ってのは決まってくるのです。
   だから、そこは花で一杯。そんな花畑を増やすのはやめよう!、、、と紙は回収できる私ですが
   人のブツまでは、勘弁していただきたい。

   だったら、どうするか。みんなで考えましょう。これだけ、山に沢山の人が行くご時世だから
   自分だけ良い、、、なんて、言ってられないと思うのです。今、私は携帯トイレを入れるタッパを
   用意しようかと考えてます。でも、ブツをゼリー上に固める携帯トイレは使用後は
   かなり、がさばるのが実情。なにか、良い方法はないかな〜??
   人のいない山に行けば良いとか、そういう根本的な解決にならないのは別としてね。   

   良い知恵があったら、出し合って、いつまでも綺麗な山に登り続けたいですよね。

   ※2002年現在、、、「大」は原則全て回収しています。最近の携帯トイレには非常に丈夫な密閉袋がセットになりました。
    匂いも、さほど気になりません。それでも夏などはザックの外にぶら下げていたりしますが、破れた事は皆無です。
    また、仲間にも啓蒙し、皆も紙は回収してくれていますが、こちらも悲惨な報告はありません。

   【山のトイレを考える会】詳細とお願い (以前、私の担当だったんだけど、今はちゃんとした方が作って下さってるHPになりました)

  ↑私が参加している北海道の山MLの仲間や道内の山岳会関係者・ガイド等が参加し2000年に結成。
    完全ボランティアによる登山口での啓蒙活動や、過去に2回(2001.4月現在)のフォーラム開催等
    一生懸命活動しています。一口500円の賛助金や、活動への参加(出来る事だけでOK)を募集しています。