誰の為の道か知ってんの?

大雪に限らず、全国各地の山に行くと必ず見かける道があります。
木の道と書いて「木道」と言う奴ですね。10M作るのに○○万円も掛かる黄金道路です。
労力を考えると、ロードヒーティングより尊い道なんですね。
ところが、この道がナンの為にあるか、、、知らない人(勘違いしてる人)が圧倒的に多い。

この道がある所は、いわゆる湿原と呼ばれてる所が多いせいでしょうが
「ドロドロの道を歩きやすくしてくれている」と考える人が沢山います。でも、、、、
それは違うんですね。それは自分(人間)優位にしか考えられないが故の発想なんですね。

じゃあ、ナンの為??、、、答えは【山を守る為】なんです。

大雪山でも、旭岳の麓の天女が原や裾合平、緑岳の麓の高原温泉付近、
トムラウシの沼ノ原、五色が原と挙げるとキリがないほど膨大な木道が山の中に延々と作られています。
木道には、狭い木道もあり、人がその上でやっと擦れ違う事が出来る物も少なくないです。

でも、木道には大抵、枕木のようなものがあるので、向こうから人が来るのが見えたら
そこに片足を下ろせば容易に擦れ違う事が出来るのに、、、なのに、、、
こちらが、そうやって重い荷物と体重を片足に乗せて待っているのに、
わざわざ地面に足を下ろして迂回する方がなんと多い事か。

「すみません。下に下りないでくれます?その為にこうやって待ってるんだから。」
「ああ、そりゃ、、、」って言う人より、怪訝な顔で「は?」という人のほうがとても多くてビックリします。

最近、流行ってるストックにも私は基本的には余り賛成してませんし、使ったのは
幌尻でのみでした。滑る沢の中でバランス感覚の悪い私的にとても有効でした。
また、同行して下さってる方に薦められて、フラフラして迷惑掛けない為に使用しました。
(普通使わないのは、登山道を痛めるからで、冬はガンガン使ってますが)
でも、使って事故が減るのなら使うなとは言えませんし、膝の調子が思わしくない時なんか
「あれば楽は楽だろうな、、、」と思うのも正直な所です。でも、木道では必要ないですよね。

基本的に木道は、最初に述べた様に平坦な所(湿原てそもそも平坦だから湿原になるんだ)に
あるわけだし、少しの傾斜があったら、横向きにすべり止めの板が親切に打ち付けてあるし。
なのに、木道でストックをガンガン突いて歩く人って一体何を考えているんだろう?
自宅の畳みや、フローリングの床の上にもストック突くわけぇ〜??突かないだろう!
木の上にそんなもん突いたら、傷がつくことは分かっているはずだし、自然の中に晒されているのだから
そこから、一層痛みやすくなるのは歴然としているのに、、、、

一般の登山道でも、道を外れる方が多いですよね。
せめて、植物を痛めたり、登山道を広げたりしないように、、、と岩の上に乗ったり
(多分、この岩に乗ると言う行為も問題があるんでしょうね)
擦れ違えそうな余裕のある場所で待っていたりするのに、ズカズカと道を外れて行く。

私は叫びたい!「木道(登山道)は人間の為の道ではない!山の為の道なんだ!!」

2000年、私は膝を痛めました。現在はストック無しでは歩けません。これから、どうやって、こいつと付き合うか。
続きをこれからUPしたいと思います。