
人間て、なんで団体になると言動が大胆になるんでしょうか?
一人では言えない人が急に強くなっちゃう、、、これって虎の衣を借る狐現象と言いますね!
私は基本的に単独行者です。
本当は、自分で心底単独行だけが好きでやってる訳ではないと思ってます。
勿論、一人の気楽さと沢山の煩わしさを自分の中でハカリにかけてるのもありますし、
そうするとマイペース派な私には結局は一番向いていると思うんですが。
でも、常に相棒を捜し求めているのかも知れません。どこかにいる逞しい女の子!求む!
さて、対局する登山スタイルと言えば集団登山
この場合ツアーだけじゃなく、山岳会・山岳部等の集団を含めたものも指して言ってます。
あ〜あ、、、ツイに地雷を踏んだと思われるかもしれませんが、そこで起きる問題というのも
実際にある話しなんですね。残念ですけど、、、
大雪で出会った大学の山岳部、誰が聞いても聞き覚えのあるイントネーションで
どこの地域の学生かは、すぐに分かりました。
10人ほどの集団で一列になって登山道を歩いてました。ソコまではいいのです。
歩くペースも同じだったから、気にもならず付かず離れず後ろをトコトコ歩いてました。
途中、遭難慰霊碑を見つけて手を合わせに寄り道した私が再度彼等に追い付くと休憩中でした。
しかも!!登山道の左右に分かれて植物の上にザック置くだけではなく
自分達も植物の上にドッカリと座っているのです。ビックリして凍りつきましたが
その時の私は、何も言えずに唯々その場を通り過ぎました。(小屋の管理人にはチクっちゃいましたが)
その翌年、同じ山で雪渓の上で遊んでいる学生達を追いぬくと耳慣れたイントネーションが。
いやな予感がしました。ナキウサギの生息地でもある岩場で雪渓を辿れば苦もなく踏みこめる。
女の第6感て当たるんです。普通ならさっさとぶち抜いて行く私ですが
妙に気になって、ワザワザ途中のベンチで休憩をしながら彼等の行動を見ていましたが
彼等は身支度を整えるとこちらに向かって歩き始めました。
(なんだ、疑って悪かったかな?でもハズれたらそれはそれでいい事だし)
私もザックを背負って歩き始めました。
、、、でも、気になる。振り返ると皆で集合写真を撮ろうと集まっている最中でした。
私も微笑ましく見てましたが、次の瞬間カメラマンが発した台詞は
「山が入らないからこっちへ、、、」ズカズカっと登山靴の若者達が花畑に踏み込んで行くのが見えました。
「てめぇら、どこに入ってる!ソコは植物帯だろうが!!!」
腹の底から声を張り上げてました、無意識のうちに。ビクッとした学生達がそそくさと登山道に戻るのを
確かめてから、私は怒りが治まらずにブルブル震える両手で両腕を握り締めて歩き出しました。
時々振り返りながら、、、
山頂で一服しだすと彼等が登ってきました。
当然、私の事は無視してわざわざ遠い所に腰を下ろしてます。でも文句を言ってるのが聞こえてきます。
曰く、「何様?」「なんなの?」すっくと立ちあがって「何様はアンタ達。何の権利があってあんな行動をとるの?
ここは国立公園内だという事は知ってるんだろうね?どこの学生か言えるもんなら言ってみな!」
彼等は黙り込んでいました。
某テント場で、出会った集団も管理人の目の届かない所では柵から出たりとやりたい放題。
途中の道で、私も注意はしたけれど聞く耳持ちませ〜んと鼻であしらわれる始末。
丁度、知ってるパトロールのお兄さんに出会ったので私とは逆コースをまわる彼等が今頃
どんな行動を取ってるやら、、心配でならないと相談すると早速、双眼鏡で見てくれました。
いでたちを説明すると、はたして彼等は相変わらず立ち入り禁止地帯に踏み込みながら
ぞろぞろ歩いていました。
早速、無線で連絡を取り、担当者が向かいましたがその間に、案の定と言うか彼等は
花畑の上で休憩を始めたのです。パトロールのお兄さんも興奮しながら大激怒。
追いついたパトロールのお兄さんから無線が入りました。
「今、注意したんですけど駄目ですね。引き続き監視をお願いします。」私も彼が見ててくれるならと
少し安心して目的地に向かいました。
以上、全て大雪山・北海岳周辺での出来事です。ここだけでも、こんなにあるんですね。
集団心理なんてタイトルをつけたのは、注意をした時の反応なんです。
個人や2〜3人のパーティなら「あぁ、気が付きませんでした。」とすぐに止めてくれたり
「どうも、すみません」「そうですね。」となるものが、何故か集団だと気が大きくなるのか
まして、女一人だとナメてるのか、聞き入れて頂けない場合の方がかなりの確率で多い。
(女性が中にいたって男性と一緒だったり集団だったりするとそうなんだな〜)
一人で「何ぃ?」と言う人は逆に皆無です。何故、なんでしょうね。
最近そう言う人達は、気が弱い可哀想な方達と思い何を言われても涼しい顔が出来るようになりました。
べつに喧嘩したくて山に行くわけじゃあるまいし、お互いに不愉快な思いはしたくないいですもん。ね?
楽しむ為に皆、山に行くんだから。でも、なんだか釈然としない!