ヨーデル三人衆
山で焼肉とかやってる方を見かける事はあれど、この3人組みほど山の生活に即した
食事をしてる方達を見た事はありません。
即ち、現地調達!しかしだ、大雪山系は国立公園内だから、そんな事したら犯罪なのね。
でも6月の上ホロ小屋で出会った3人衆。辺りが薄ら暗くなって来たのにのんびり到着。
そんで、すぐに小屋の外にテントを張り出した、しかもテントは3張り。
一人サイズのテントを思い思いの所に少しずつ離して設営してる。
小屋から眺めていた私は(???)興味津々。
そしておもむろに暗闇の中で宴会が始まった。
小屋の外は零下の世界で、、、中に居ても寒いのにビールなんて飲んで、日本酒も飲んで
良い気分だった私はフラフラとお外に出かけて彼等のご飯を除き込むと、
これが、すげぇンマソウ!
山の中で、【ウドの酢味噌和え】【ジンギスカンwith行者にんにく】【若芽とあさりの酢の物】
等など、、、垂涎物の御馳走が!夕食を済ませたクセに「美味そ〜!!」と
鍋を覗き込む私に彼等は暖かかった。「さぁさぁ、ここに座って一緒に食べればいいっしょ!」
「いや、夕飯は済ませたから」「でも飲んでるんでしょ?」「う、、、」
次の瞬間、「酒とフォーク持って来ます!」と小屋に駆け込んだのは言うまでもありません。
小屋の2Fでは前日の飲み過ぎで遅刻してきた相方が疲れのせいでシュラフに包まり
眠たそう、、、「外の宴会に参加してきます!」「はいはい、行っといで」
脱兎の如く外に飛び出す私。美味い美味いと遠慮もなく御馳走を頂きながら
、、、ふと、疑問。
「これ、全部持ってきたなんて凄いですね」「いや、現地調達だから」「!!」
(そうか〜迂闊だったな〜これで私も共犯か、、、)公園内ではいかなる植物も取っちゃならん。
それは人一倍、分かってるつもりの自分が、、、しかし、腹の中に納まった物を出すわけにはいかん。
しかも、一緒に食っては注意するのもはばかられる。「いけないんだ〜犯罪者だ〜」なんて
取って付けたような注意しか出来ず、しかも切れた酒のお代わりまで頂いてしまった。
酒は身を滅ぼすって、こういう事かも、、、
ちなみに、インスタント生味噌汁のあさりに乾燥若芽を加えた物が酢の物。
味噌だけ搾り出してウドと粉酢で和えたのが酢味噌和え
彼等は、お互いにいびきが凄いので、別々のテントで寝てるんですって!
夜中の宴会の為だけに一泊で山に来てるのだそうな、、、御馳走様でした。
でも、今度どこかの山で会ったら、一飯の恩義は置いといてキチンと注意しちゃうぞ!
やっぱ、いけないものはいけないんだよ。
でも、国立公園じゃない山でなら、、、絶対、また会いたいな〜、、、