1月18日:因縁の
シャクナゲ岳に行きました。(笑)前日の17日も素晴らしい晴天に恵まれ、小樽の塩谷円山山行の案もあったのだが、引越しの準備が遅れており
また今日、シャクナゲに行く予定もあったので諦めた。
そもそも、この山はアプローチは短めではあるが、斜度がキツイ。高所恐怖症の私は滑降に腰が引ける山の代表格だった。
(もちろん、私が行ける山の中では、、、ですが)
15日、毎月恒例のHYML懇親会にて、いきなり熊さんから「YAMAちゃん、シャクナゲにいかないか」と誘われた。
「シャクナゲェ〜!?」聞くだけでゾッとする山名だった。初回、プラブーツに慣れていない頃、、、
恐くてキックターンで滑降。その後、例の羊蹄山滑落事故。その年の暮れに再訪し当時、山スキード初心者だった
どさんこのりさん以下の滑りとなり、恐怖心から10数回のキックターンで下り、仲間を待たせる。
この時、のりさんと「シャクナゲ対決」の約束を交わす。(しかし勝負はお預けのままなのだが)
翌年、しつこくも己の恐怖心克服に一人で赴くも登りでは途中バッタリ会ったHASEおっ様の世話になり、
結局、下りは全行程をほぼボーゲンで滑降??する羽目になる(だって恐かったのよぉ)
そんな因縁の山である経緯を知っており、1・2回目のシャクナゲも羊蹄の事故の時も一緒に同行していた熊さんから
「のりさんとの勝負もついていないんだし、心残りをそのままにしてはいけない」と言われれば
回った酒の勢いも手伝って、思わず頷くしかないってもんです。(翌日、思い出して青くなっても後の祭り)
その場にいた島田@照れマーカー青年も巻き込み、ついにシャクナゲに行く事にな、、、ってしまいました。
当日、南区道路情報館前に集合し、ニセコに向かう。天気の心配はさほどなかったが、心配なのは雪の量。
今年の北海道は、どこの山に行っても雪不足で大変な目にあっている。数日前にはニュースでも大きく
報道された大雪が道北を襲っていた。そこまでではないにしろ、逆にラッセルの心配もあったり、、、。
チセの駐車場に到着すると、思った以上に車が多く、混雑していた。一般のスキーヤーも大勢いるが
これは先発者のトレースが期待できるか?とほのかな思いが胸に浮かぶ。
久々にシールを着けてザックを持ってという不安定な状態でリフトに乗り、本日最高の核心部、、、
リフトを何とか下り(笑)10:00過ぎかな?出発。
心配したラッセルではあったけど、前日の物と思われるトレースもあったのと、下が締まり雪、
その上にパウダーという絶好のコンディションにて私が先頭でドンドン進む。
結局、本日のシャクナゲは貸し切りのようで、ボーダーらしき陰は滑りやすそうな別ピークに見える。
天気は青空が全面に広がり、過去最高に綺麗な姿を見せてくれた山並みに感謝しながら進む。
さて、問題は登りにもある。シール登高には特に不安のない私だが、ここだけは少し苦手なのである。
下を見ると、やはり腰が引け気味になってしまい、万が一にも転倒したが最後、100%コルまで滑落する斜度なのだ。
ついついキックターンを避けて、強引な登りを強行するも、見兼ねた熊さんが先頭を代ってくれる。
過去この登りで3回以上のキックターンをした事がなっかた私ではあるが、山頂まで初めて10数回のキックターンで登る。
抜き足キックターンが出来ず、また藪もあちこちに顔を出して入る為に滑りに心配を残しながら、
自分的には安定している谷回りのターン(体が固いので楽)を何度も繰り返しながら4度目の山頂に着くが、
山頂に着いた頃にはホワイトアウトで足元も見えないほど真っ白!いくらなんでも、これでは恐すぎる。。。
風が余りないのが救いだが、そのまま山頂で食事にするか判断に迷う。
しかし天候の変化めまぐるしく、晴れたりガスったり、雪が降ったり、また晴れたり。
取敢えず写真を撮ったり、そうこうしている間に足元が見えるようになるが下界は見えないという、私には有難い天候。
山頂で食事にしても、私の喉を何も通るわけもなく、コルまで下って食事にしようとなった。
今回はキックターンを使わないで下りる!が目標。山頂直下の急斜面、北東斜面はブッシュだらけ、辛うじて雪質のいい
南東斜面を滑る事となったが、ここが1番恐い斜度!でも重ねて言うが下界が見えない!ニセコの神様、有難う!!
ターンはボーゲンまたは無理矢理の踏み出し、滑りの恐い所は横滑りなど使いながらも、過去最高の時間短縮でコルへ。
後ろでは島田鬼コーチの罵声(嘘・励まし)が飛ぶ(笑)んだもんね。
途中で転倒するも、ゆっくり下りているので体勢を崩さない転倒が出来て、少し安心する。
ヤバイと思っても、冷静に足を下に向けられ、エッジで制動をかけられたのが、心底嬉しかった。
事故の時、ここでの初動作でスキーが引っ掛かって怪我したトラウマを少し払拭出来たなぁ〜と、二人に感謝。
12:30昼食。ここで、雪。ラーメン教教祖・熊さんのおごそかなミサを眺めながらダイエット春雨ヌードル・ココア。
教祖様からのフルーツ缶のお裾分けも。その後もオヤツを頬張りながら、、、滑りをビデオに収めながら、、、
(今回は私も微力ながらカメラマン!!)以前、まともに下りられなかった斜面もクリアし、無事に下山。
安全に山を下りる当たり前の自信を、まったく無くしてしまった私に、確実に転機となったのは間違いない。
途中の斜面、結構あちこちボコボコのガタガタでした。笹もまだあり、また油断すると雪の中に爆弾が潜んで板を捕まえる。
運動不足の私は下山してボロボロのガタガタ。。。。
久々の泥パックでベッピンになりに、初めてのチセの湯に浸かり運動後は「肉!」の私の希望で、焼肉を食べて帰宅しました。
さぁ、明日はまたスキー以上に気合いを入れて引越し準備だぁ!?