あいだ みつを

【あいだ みつを】に最初に出会ったのは19歳の冬だったと思う。
当時一人暮しをしていた私は、朝から会社に出勤するのに慌てて支度をしていた。
TVには見た事も無いオジさんが写っていた。オジさんの周りには散乱する習字?
気にも止めずに急いでいた私の手が、フッと止まったのは画面に大写しになった言葉に
引きつけられ、凍り付いたから、、、、。

【人の為と書いて、偽りと読むんだなぁ】

心の奥にズキンと来た。迫った出勤時間も忘れてTVにかじり付いて見入った。
でも、その時はそれだけで、彼の名前だけを記憶に残したまま忘れていた、、、、。

次に彼の書に出会ったのは、書店の店頭だった。その時、彼は既にこの世の人ではなかった。
初めてTVで見た時のインパクトそのまま、全く違う作品が表紙だったのにすぐに彼の作品だと分かった。

そっと手にとって本を開いてみた。泣きそうになった。
すぐにその本を買って、家で何度も何度も読み返した。そして心に刻み込んだ。

沢山の優しく厳しい教え。今でも、毎日、心の支えにしている。

【しあわせはいつも自分のこころがきめる】

これが私の座右の銘です。

他にも挫けそうな時、自分に嫌気がさした時、【あいだ みつを】の書は静かに私を励まし戒め
遠くから見守っていてくれる。少し辛い事があった時、心が疲れた時、貴方も覗いて見ませんか?