越前海岸 アオリイカ エギング

・2004/10/30

今回行った場所はこちら。(最後に釣りをした場所)


多賀SAで合流したA川号とK井塚号は、一路越前海岸を目指す。
ここから私がA川号を運転。
ETC車を運転するのは初めてだったので、料金所のゲートを間違えそうになった。

高速を降りてからすぐに、釣具屋を数軒発見するも、スルーして目的地方面へ向かう。
釣具は事前に買い揃えているし、今回はエサもいらない。
と思ってたが、これが後々困ったことに…。
問題は2点あって、1つはクーラーボックスに入れる氷を調達する必要があること、もう1つは釣り場の情報がないこと。
みんな釣り方は調べてきたようだったが、釣り場を調べてきたのはK井塚だけだった。
事前に調べていても、最新の状況がどうなのか、は釣具屋で聞くのが一番だし。
結局、釣り場に着いてからさらに5kmほど先のコンビニで氷は調達できたけど、情報のないまま始めることに。

釣り場に選んだのは、夜でも問題なく釣りができそうな、漁港に隣接した足場の良い公園。
イカの墨の跡があるのもチェック。
イカ釣りも初めてだし、夜釣りも初めてなので、最初は戸惑いながら手探りで投げる。
何度か人々が声を上げるが、全部単なる根掛かり(笑)。
開始後30分ほどだろうか、M田がキターとか言ってるのを例によってみんな放置してたら、なんと本当に釣れたらしい。
すぐ隣で釣りをしていながら、誰も海中から引き上げる姿を見ていなかったこともあり、こっそり持参したイカをエギにつけただけではないかとの疑惑も(笑)。

勝ち誇った表情のM田。
それにしても、よりによって彼が最初に釣るとは…
競馬だったら単勝万馬券確実(笑)
これがM田がエギにイカを取り付けている決定的瞬間!(ウソ)

大きさはやや小型といったところか?

M田が釣れるなら自分にも!、と一同色めきたってエギを投入し続けるが、その後2時間ほど全く釣れず。
M田も最初の1杯だけで、後が続かない。
もしやここには1匹しかいなかったのか?
というわけではないだろうが、まだ他にも場所はあるはず、ということで、場所移動を決断。

次に向かった先は、さらに北上したところにある玉川漁港。
車で走りながらざっとチェック、外灯が見えたところに行ってみた。
漁港の隅のほうは外灯に照らされていて、浅い砂底が見えていた。
よく見てみると、何やら影のようなものがいくつか動いている。
形ははっきり見えづらいものの、透明のものが泳いでいるらしいことは分かる。アオリイカだ。しかも何匹もいる。
まずは当然のように、全員がそのイカの前へエギを投げ入れて動かしてみた。
イカは最初近づいてくるものの、すぐに回れ右をして去ってしまう。
何度やってみても、エギを変えてもダメ。
見えている魚は釣れない、というが、見えているイカも釣れないらしい。
しかし、イカがたくさんいることは分かったので、可能性はあるということ。
その浅瀬から離れて、明かりが届かなくなったあたりへ向かって投げ続けた。
M田とA川は途中から車で寝ていたが、私とK井塚、F川は広い漁港内を釣り歩いて攻め続けた。
しかし、ここでも2時間ほどがんばったものの、全く釣れず…。

さらなる場所移動を試みようにも、まだ真っ暗で場所を探すのも難しい。
迷ったが、1匹釣れたという実績を頼りに、最初の場所へ戻ることに。
ここでも延々エギをキャストし続けたが、全く乗ってこない。
徐々に空が明るくなり始めたが、状況に変化はない。
完全に明るくなった7時過ぎのこと、ずっと休みなくキャストを続けていた私は、ついに意識を失って釣り場で岩に寄りかかるように寝てしまった。
このころ釣りを続けていたのは私とF川の2人だけになっていて、F川によると私は20分ほど寝ていたらしい…。

8時を過ぎたあたりで、また場所移動。
最新情報を仕入れるべく、まずは地元の釣具屋に行く。
昨夜は釣具屋が閉まっていたので場所選びができなかったのが敗因、ここから巻き返しを図りたいところ。
店番のおばちゃんは、イカ釣りにはあまり詳しくないようだったが、それでも今釣れているという場所を教えてくれた。
そこは道路沿いの公園近くの磯。夜に来るには、事前に明るいうちに来ていないとまず無理な感じのところ。
すでに先客もいて釣りをしている。見たところ釣れた様子がないのが微妙なところだが…

いつも波止か砂浜で釣りをしているので、磯で釣りをするのは初めてだったが、これぞ日本海、越前海岸、という風景の中で釣るのは気分がいいものだ。
ロケーションは最高!
ただ、それで釣れるわけではないのだが・・・

手前に写ってるのは、日本海に向かって釣りをするふりをしているK井塚。
今、まさに地球を釣らんとしているM田。

しかし、ここに来ても全く釣れない。
後から、数人のエギンガーがやってきたが、彼らも全く釣れる気配なし。
そこで、ずっと釣れずにいたF川が、ついにイカレてしまったのか、妙な行動に出た。
普通の針に、落ちていた小アジの頭の切れ端をつけて、見えている小魚の中にぶちこんで狙い始めた。
またつまらぬモノを釣りやがった…

体長5cmほどの名も無き雑魚。

ここでも1時間半ほどがんばってみたが、結局釣れず。
時間もさることながら、メンバーの疲労を見るに、体力的にも残されたチャンスは少ない。
そんな中、最後の移動を決意。
釣具屋のおばちゃんが言っていたもう1つの場所へ行ってみる。

着いた先は、ごく普通の防波堤。(場所はこのページの1番上にある地図を参照)
私は疲れて動けなくなっていたので、車内で待機していたら、下見に出た民衆が嬉しそうに帰ってきた。
昼間でも釣れるようで、ついさっきにも釣った人がいるらしい、とのこと。
それを聞いては、行かざるを得んなあ。(笑)

前日から降ると言われていた雨はここまで降らなかったが、ついに降り始めた。
墨のあとをチェック。
確かに釣れているようだ。

今度こそ釣れそうな予感がビシバシする。
疲れている中、なんとか1匹釣りたい一心で投げ続ける。

そしてついに、キター!

なんとM田が2匹目をゲット!
見ての通り、結構でかい。

周りで釣っている他の人が釣れたのも2回ほど目撃。
ぬおおぉ、後は自分が釣るしか!

そんな時、地元のガキが1人我々に近づいてきて、話をしはじめた。
小学生かと思ってたら中学生だった。
今日は潮がいいだの、シャクリやダートアクションがどうだの語り始めたが、実はイカ釣りは1回しかしたことがないとか。なんじゃそりゃ。
彼は野球少年らしく、東京から来たと言ったら、「東京ドームからどれくらい?」と聞かれた。
K井塚はナゴヤドーム、M田は大阪ドーム、と言われていたのは面白かった。
F川は同じ福井県出身者ではあったが、地方が違うので、どっちが上かなどど言っていたような。
しかし私が競馬好きでも、競馬場からどれくらいか、なんて言い方はしないなあ。
いや、昔住んでいたところを、京都競馬場までチャリで40分かけて行ってた、と説明したことはある。(汗)

そんな彼に、M田とF川は2段シャクリならぬ5段シャクリを伝授されていた。(笑)

結局、タイムリミットに設定した14時まで釣れず。
全員合わせても、M田の2匹のみ。
無念ではあるが、防波堤を後にした。

その後、温泉施設へ立ち寄ってのんびり。
見渡す限り日本海、の露天風呂は最高。
疲れて果てて、湯につかったまま寝そうだったけど。

このままA川邸に帰ってしまっては、食い放題を標榜していたのに、ということになってしまい、A川の同居人に合わせる顔がない。
ふと見ると、温泉の真正面に、魚市場がある。なんという奇遇だろうか。
誰が言い出したでもなく、我々の足はごく自然にそっちに向かっていたのだった。
ついに禁断の手である魚の調達に手を染めてしまったのだ。
本来は冬のカニ即売がウリだが、他の地物の魚もいろいろ売ってる。
調理のしやすさを重視して、カワハギを人数分購入。1匹150円。
釣りの会もここまで落ちぶれてしまったか…

イカ2杯とカワハギ6匹は、A川邸で調理。
メニューは、アオリイカの刺身とゲソ焼き、カワハギ入り鍋。
イカは一度冷凍してから食べると美味いと聞いたので、そうしてみた。
カワハギは、肝を鍋に入れると、なかなか美味かった。

それにしても今回は厳しかった。
そんな中、2匹を釣ったM田は神!さすがイカ釣りマスター!
というわけで、今回は屈辱的な結果に終わったわけだが、この屈辱を忘れないよう、ここに記すことにする。

おわり


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