桧原湖

・2005/3/6

ついに念願の氷上ワカサギ釣り初体験!
ワカサギ釣りと言えば、大漁のときは100匹を1本と数えると言われるほどらしいが、
過去1度だけ凍ってない池に行ったときには、5人で4匹という惨敗。
しかも私の漁獲高は0.00本という有様(笑)

そんなわけで、リベンジの機会を窺っていたわけだが、今回スキーに行くにあたり、
「寒いところに行くなら、ワカサギ釣りも出来ないものか?」とNに振っておいたら、
ちゃんとそれを考慮したスキーツアーができてた、というわけ。さすが親友N、頼りになる。

先に書いたように実績に乏しい私なので、道具やエサ、釣場など一式を貸してくれる業者を利用することを今回チョイス。
Nはワカサギはおろか、釣り自体全くの初心者、さしあたりは昨年1度行ったときに3桁釣りをしたというN町さんがエースか?

まずは業者を訪ねて説明を聞く。
半日コースと1日コースがあって、1日なら1人5700円、半日なら1500円引き。
これで日釣券、仕掛け、エサ、テント、テントまでの送迎、さらには釣れなかったときのおみやげ魚あり、と至れり尽くせり。
テントの種類としては文字通りのテント(ドームテント)と、ハウスと呼ばれるプレハブの建物とがあるようだ。
ただ、ハウスの写真(業者のページの下の方を参照)を見る限り、ぬくぬくとくつろいでいて私のイメージする氷上釣りとは程通い。
予約なしで行ったので「テントのほうしか空いてませんが」と言われたが、むしろ望むところだ。「テントでお願いします」
午前半日コースを選択したけど、すでに10時すぎ、2時間勝負か?と思ったら、「テントは午後も予約がないので14時までOKです」とありがたい言葉。
いや、2時間もあれば持参の発泡スチロール箱が満タンになるし、と思いながらも、「ありがとうございます」とありがたく申し出を受ける。(汗)

受付を済ませて、建物を出ると、そこはもう見渡す限りの雪原。
はるか遠方に、ハウスやテントが点在しているのが見える。

桧原湖を一望。一面どこまでも雪原!
もちろん雪原の下は分厚い氷、四方にスノーモービルの通った跡が伸びている。
Nが気付いてこっちを向いて微笑んでいる。この後とんでもない悲劇が彼を襲うことになるのも知らずに…

ここから、スノーモービルが牽引するソリに乗って、釣り場へ移動する。

このソリに人々が乗り込んで、スノーモービルが左側を引っ張って移動する。
続きを読む前に、形状をよく覚えておいて下さい。

我々よりも先に来て、ハウスへ向かう一行が乗り込んだソリに、我々も乗り込んだ。
私、N町さん、Nの順に乗り込んで座る。
これで全員乗り込んで出発進行〜!
スノーモービルと、我々を乗せたソリが、ゆっくりと進み出した。
最初は緩い下り坂、このあたりはまだ陸上だ。
グンと加速するとすぐに湖上の氷上へ踏み入れ、傾斜が変わる瞬間の段差で、ソリが大きな音を立てて一瞬浮き上がった。
とその時!その衝撃でよろけたN町さんがNに寄りかかる形になり、Nがソリ後方の開口部から転落!!!
段差を越えたあとのスノーモービルはさらに40km/hくらいまで加速、Nの姿は雪上をゴロゴロと転がりながらどんどん遠ざかる。
乗客一同、「人が落ちた!」と叫ぶも、エンジン音にかき消されて運転手に声が届かない。
ずっとわめきつづけて、ようやく聞こえたのか停車。Nがとぼとぼこちらに歩いてきた…
雪がかなり積もっていたからか、幸い大したことはなかったようだ。
我々が大騒ぎしていた中、運転手の反応がそれほどでもなかったのは、よく人が落ちるからか?
しかし、乗り込んだ直後に私はNに「落ちるなよ〜」と言ってたが、本当に落ちるとは…

とまあ一悶着ありながらも、ソリは40km/h以上の高速で進み、3分ほどで釣場に到着。
釣場には、テントやハウスが並んでいる。
このハウスは最小サイズで2人用。
10人以上も入れる体育倉庫並みの大きなハウスもあった。
テントを見て、期待が高まる。
舞台は整った。あとは釣りまくるのみ。
最初に竿の使い方など説明があった。難しいことはなく、竿をしゃくって数秒待ち、またしゃくるという繰り返し。
あまりに釣りすぎて水面が下がってしまわないかと心配しながら、いよいよ開始。

テントに入ったN町さんとN。
爆釣の予感!?
中はこんな感じ。ちょっと窮屈かも。
穴をのぞいても、氷の下辺は見えない。
穴3つの間に置いてあるのは、エサのサシが入ったお椀。
最初の一匹を誰が釣り上げるのか?と話しながら10分ほど…1匹目がヒット!

…最初の1匹を釣ったのは、ド素人のNだった。大きさは6cmくらいと小さめ。
こういう展開、昨年のイカ釣りのことを思い出し、いやな予感がする。

そしてほどなく、N町さんも1匹釣り上げた。
穴は密集している以上、下に魚群がいることは間違いない。今釣らないと…
気はあせるばかり。

そして、ついに自分の竿にもアタリが!

かなり小さいながらも、初ワカサギをゲット。
偏光グラスなんぞしていて怪しさ満点だが、氷の穴は暗くて何も見えないので意味がない。
というか、水面を見る必要がないので全く不要。(汗)

獲物は小さいながらも、竿先が非常に敏感にできているので、結構アクションがあって面白い。

さあ、ここからペースを上げて大量生産体制に突入!
のはずなのに、次の1匹が釣れたのは5分後、さらに次の1匹が釣れたのは5分後、そして…
間隔が10分、20分、30分と徐々に広がっていく…
初めのうちは、誰が釣ると周囲も続いて釣れていたのが、しまいには3人で1匹という有様。
当初の終了予定時刻の12時になっても、誰もやめようとしない。当然のように延長戦。
しかし、ペースは落ちる一方で、13時すぎについに投了。

それでも、大小とりまぜて4cm-10cmのワカサギを、持参のクーラーボックスに確保。

結果発表
金メダル N 12匹
銀メダル やましん 9匹
銅メダル N町さん 3匹

…。クーラーボックス満タンどころか、底面を見えなくすることすらかなわず。
今日もまた圧倒的たんぱく質不足か… 敗北感に打ちひしがれて帰路へ。
スノーモービルの運転手がすすめてくれたので、後ろのソリではなくバイクの2人乗りのように
スノーモービルの運転手の後ろに座って帰った。大平原のど真ん中を、風を切って進むのは爽快。
危うく釣れなかったことを忘れるところだった。

出発点の業者のところに戻ったところで、釣ったワカサギをすぐに天ぷらにしてもらえると聞いてお願いした。
一人あたり7匹食べられるか…。
食堂へ行って、定食を食べながら待つことに。
ワカサギ定食!があったけど、そんなのを食うのは情けないので喜多方ラーメンにした。

待つことしばし、天ぷら到着!

なんか明らかに20匹より多いんですけど…
業者の方が見かねて足してくれたみたい。
ありがたいやら、情けないやら…
少し塩をつけただけで食べるのだが、揚げたてということもあって本当に美味い。
今度は食いきれないくらい釣りたいものだ。
次回こそは大漁、と我々は誓い合ったのであった。


おわり



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