97.8 DLL杯
 
97.8.13〈新松戸DLL〉


新松戸に乗り込むのこと。

DLLの大会に、本田君も田村君も来ますよ、と教えていただいたので、わくわく出かけた新松戸。これまで、代々木のSOIで本田君を見たことは あったけど、田村君をまともに見るのは初めて。気合いを入れて、ちゃんと朝9時半ぐらいにリンクについた。場内に入ると、ちょーーど、選手権クラスの男子 が練習しているところ。えっ、なになに、わー、本田君だー。わー、田村君だー、うっそー。あんまり近いのでびっくり。新松戸DLLも初めてだったので。リ ンク狭いんだー、とか、壁に子供向けの動物の絵がずらりー、とか、見ている人はそんなに多くないんだなあ、練習だから? とか、いろいろ思いつつ、目は田 村君を追いかける。黒のロッドマンのTシャツに下も黒。うーん、かっこいいなあ。練習している選手の曲を順番にかけて、軽く滑っている。
「みんなよく転ぶなあ」連れのsenちゃんのつぶやき。妹はただにほにほ笑ってただ幸せそうであった。
(↓練習を終わって戻る田村選手。手にはスケート選手の必需品・ティッシュの 箱。)

ジュニアのみなさんの演技を見るのこ と。

さて公式練習のあと、女子の演技が小さい子からずーーーっと続く。(女の子の人数のほうが断然多い)いちばん前の、と言っても3列か4列しかな いんだけど、パイプ椅子に陣取ってずーーーっと見る。とても楽しくて見ていて飽きない。
男子シングルのファンの私だけれど、やっぱり女の子が出てくると、きゃわいいの。もちろん男の子も見て楽しいんだけど、女の子は、ひらひらした綺麗な色の コスチュームを身につけていて、技術のいかんにかかわらず、なんとも華やかでかわいらしい。
親御さんも、子どもに習わせて楽しいだろうなあと思う。送り迎えや衣装の手配とかケガの心配とか、経費の面など、いろいろ大変でありましょうが、でもうら やましー。私も子どもがいたらやらせたいー。(しかし私の血が入っていたのでは運動神経はなさそうだ(^^;))

真夏に凍えそうになるのこと。

この日は夏の盛りも盛り。最高気温は35度ぐらいあったらしい。しかしリンクサイドはもちろん冷え冷え。フェンスに張りついて見ているので、氷 に足をくっつけて過ごしているようなものだからねえ。夏の格好プラス、長袖のシャツ、毛のカーデ、毛のストール。その日の荷物のほとんどは服でしたが、 まっったく足りませんでした。それで朝から晩まで。ぶるぶる。Senちゃんは「一生ソデ無しのワンピでスケートは見ないわ」とかたくかたく心に誓っていま した。寒いとは聞いていたけど、これほどとは……。確かにその辺の子供達や、おとーさんおかーさんは、ばっちりと長ーくて裏地のある上着を着ている。…… だって私、蒸し暑い真夏の朝、ぶあついコートとかに触りたくなかったんだもん!  あまりの寒さに耐えきれず、一度オモテに逃げ出してしまった。摂氏35 度の路上で、
「さーーーむーーーいーーー!」
「さ〜〜〜む〜〜〜い〜〜〜〜」
「暖をとってから中に戻ろーーー」
「解凍するまで戻りたくない……」
とセーター姿でつぶやいていた我々は、道を通る人の注目を集めていたようだ(^^;)。

お待ちかね「選手権男子」。

さてそんなこんなで、5時半過ぎからようやく男子。
武史君は昨年のフリー「SWING KIDS」。最初の4回転に失敗。アクセルのコンビなどをこなしたけど、他にもいくつかジャンプミスがあり、終わった後軽く首を振り、納得行かないよう す。
そして岳斗君の新プログラム「シェルブール」。青のシャツがよくお似合い。
きゃーきゃーという女の子たちの声。選手の子たちが多い模様。「やまとー」「がんばれやまとー」おーい呼びつけかい君たち(笑)。このような若年齢層女の 子群の声援を受け、その子たちの目の前で最初のジャンプをとんでにっっこり! にっこりしたまま両手上げ。(*両手を3段階にわけてだんだん 頭の上にあげていく振付のとこね)
私が彼の演技を見たのは前回の全日本のフリーだけでしたが、(あれにくらべると……)(格段にいい!)(ような気がするけど……生の岳斗君に目が眩んでい るせい???)と、わけもわからずメロメロになってしまいました。ローマンティック!
後半、ジャンプを一回着地でよろけ、フェンスを気にしてルッツを失敗。(すみません、ジャンプの種類、自信がなくてあんまり書けないのね(^^;)

終わった後はにっこにこでした。前後左右念入りにお辞儀をして、応援団のほうに向いて、よしよし、と手を振っておられました。お茶目。

こうして「シェルブール」にうっとりきてしまった私達一行でしたが、この3ヶ月ばかりあとに、カナダのお客さんの前で4位になるとは、思いもし ませんでした。
プログラムは、基本的な流れは同じだと思うんだけど、今思いかえせば、あれをどんどん洗練していったのだなあと思う。構成の中のつなぎのこなれかたが違う 感じがする。具体的にどこがどうとは言えないんですけども。

その他目撃したことなど。

シェルブールの演技後、長久保コーチにいろいろ注意を受けて、衣装が地味だと言われていた。「おしゃれなんだけどねえ」「目立たないんだよね」 と3回ぐらい言ってらしたよ、先生……(笑)。このときはネクタイに銀のスパンコールがついてなかったので、こう言われて後からつけたんでしょうね、きっ と。のりりんさんから聞くところによると、スパンコールってひとつひとつ玉結びを作ってつけないといけないから、大変なんだって。そして「ありがとうござ いました」って言ってすたすたと去って行かれました。(カバーを着けたスケーターの歩き方が私は好きだっ(^^) )

そのとき間近で見た田村君しかも衣装はシェルブールの青いの! の第一印象は、
「わ、若い。」
「スタイルがいいなーーーー。」
でした。きゃしゃですらーっとしていて、目が大きくて美しい方でございました。

武史君とリンクサイドで並んでいるところは、やっぱり岳斗君のほうがお兄さんってカンジでした。背の高さも違うし。武史くんのほうがやんちゃな 雰囲気がありました。岳斗君のオーラのほうが、おっとりして見えた。これは私のぱっと見の印象にすぎませんけれども。

五輪で世間のみんなが彼らのことを認識した頃、友達に「本田君と田村君、どっちが背が高いと思う?」と聞くと、みんな例外なく「本田君」って答 えた。私らはこのDLL杯で近くで見ていて、背丈の差を実感していたので、みーんながそう言うのが不思議だった。なぜだろう。武史君のほうが、氷上で大き く見えるということなのだろうか。武史くん頭むちゃくちゃ小さいせいもあるか。

にぎやかにDLL杯は終わりをつげるの こと。

さてそんでもって表彰式。1位は本田君。2位が田村君、3位は竹内君。

女子は種田久美子さんが1位、2位は金沢由香さんでした。静香ちゃんは来ていませんでした。

五輪後の今だったらこんなもんじゃないだろうとは言っても、狭いロビーでの閉会式は、やはり武史君も岳斗君も、女の子に囲まれまくって、サイン だ一緒に写真だ焼き増しだなんだと大変な騒ぎでした。「PROFILE」のページで使っている岳 斗君のアップの写真は、表彰台の上でフラッシュの嵐に、にこにこしながら「まぶしー」って言ったところです。
さあもういいか、と一度降りかけたらブーイングが出て、(下の写真参照(^^))も う一度台に乗る。で、一番上にみんなで乗って、台が小さいもんだから乗り切れなくて、わわわ、とおっこちかけるとこが楽しげでした(^^)

                 

(お まけ)
終了後、NIFTYの「氷の園」のみなさま方とのオフ会に参加させていただい た。そこで私とSenちゃんは、かねてから気になっていた疑問をたずねてみた。
「DLLってなんの略なんですか?」
みなさん一斉に答えた。
「ダイエーレジャーランド!」
そ、そーだったんですか(^^;)