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| 『通過旅行』(2002.9.4) |
| 先日ある種完璧な旅をしてきました。7月のことです。 札幌〜留萌〜稚内〜旭川〜札幌という2泊3日のルート。たくさんの町を流れるように通り過ぎるだけの旅でした。 ひとつの町を過ぎると、畑とも原野ともつかない緑がひろがって、そこをゆるやかに登ったり下ったりしていくと、また町に出る。すこし大きな町では、最短距離で一直線に突き抜けていく国道から、住宅街のバスターミナルや駅前広場なんかに寄り道する。ただし「雨男」の山崎なので、残念ながら町の背景はくっきりの青空だったり、きれいな雲が浮かんだりしてはいませんが(笑)。でも、僕は大満足だったのです。 そして自分なりの旅スタイルを悟りました。 この旅ではバス(札幌〜留萌〜稚内)と汽車(稚内〜旭川〜札幌)を利用しましたが、バスは両側を町並が流れすぎてゆくけれども、汽車はどんなに町の中心部を走っていても窓から見えるのは町の「裏側」。駅に着くたびに頑張って駅舎の隙間からその町の駅前の風景を垣間見ようと試みたものの断片的にしか見えず、なんだか旅先にそっぽを向かれた気分でした。一方のバスは町のメインストリートを走り抜け、町の駅前ロータリーを一周して360度のパノラマを見せてくれます。
※ちなみに、自分で車を運転する旅は言語道断です。だって、対向車とか交通標識とか信号とか、いろいろ注意しているうちに町並が過ぎ去ってしまうから。でも助手席は視界も広いので最高です。(つまり助手席に乗せろ!ということです) |