(DVD)
イギリスの映画。ネットの映画評でとても評価が高いのに、こちらでは上映されない。ストーリーを読んで、とても見たくなったので、Amazonで米国版を注文して見た。
夫の暴力から逃げる女性とそのひとり息子、女性の母親。母親は息子に、父親は船乗りでいつも航海に出ているのだと言っている。それを信じさせるために息子に手紙を書かせ、それを郵便局で受け取り、父親に代わって息子に返事を書く。Dear Frankie, .... と。フランキーはそれを信じていつか父親が帰ってくる日を待っていた。それを友達にも吹聴する。母親は父が帰ってくると信じるフランキーのために1日だけ父親の代わりになってくれる男を見つけてきた・・・。
フランキーを演じた男の子の表情が何とも言えずいい。彼は聴覚に障害を持っている。母親や周りの人とは、手話や筆談、口話でコミュニケーションをとっている。かれはリップリーダーのチャンピョンと言われていた。彼が父親や母親に見せる戸惑いや悲しみ、喜び、子供ながら深い思慮、の表情。
父親を演じる武骨な男、母親、彼女の親友、街の人、誰もがフランキーのためにやさしい。取り立てて涙を誘おうとする演出ではない。淡々と描かれているが静かな感動がある。イギリスの映画はリトルダンサー、ブラスとかハリウッド映画と違う独特の味を持っている。
いい映画だったが、またiBookのリージョン・コードをひとつ使ってしまった。
評価:![]()